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寧ろ、俺は被害者だ!!!
しおりを挟む「え゙ッ!?そーなの!?ってか、その言い方じゃあまるで‥‥‥‥‥‥ え、ちょっと待ってよ!まさか、誉… みっちゃんを襲ったことがあるの!?」
「……正確に言やぁ違うな。襲ってない。未遂だ!そもそも、襲おうとした俺をこいつが逆に足をかけてきて、襲いかえしてきたんだよ」
ちっ、と不快げに隠しもせず堂々舌打ちする誉に南はただ無言で見やる。
「………そして、
こいつは、あろうことか… 携帯カメラを使って… いかにも、この、俺が襲われて見えるように角度を巧妙に変えて、写真を撮りやがったんだぞ!?そんで、こいつといったらなんて言ったと思う!!?
写真を撮った携帯をちらつかせて、
『……この画像、いくらで買っていただけますか』
だぞ!?で、俺がふざけんなって言えば、
『おや、買っていただけないのですか、残念ですねぇ…。仕方ありません。親衛隊のゴツい先輩たちにお近づきのしるしとしてお渡ししましょうか』
だぞ!?寧ろ!俺は被害者だろうが!!」
………力説だった。
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