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54話 第二部・完
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ウィンディア人救出作戦が成功して、三日が経った。
その間僕の周りでは、沢山の出来事が起こっていた。
まず一つ目は僕の事、魔王軍最大級の勲章をもらったんだ。
勇者フェイスを倒した上に、僕の立てた作戦によって人間軍は大きな打撃を受けた。というのもウィンディア人達が集められていたのが、人間軍にとって重要な生産拠点だったからだ。
それにより人間軍の前線が後退。魔王軍優勢の状態になり、一時的に魔王軍の余裕ができたそうだ。
二つ目が、ウィンディア人達の避難場所について。この協議も僕が主体となって行っていたんだけど、審議の結果、ドレカーのリゾート地に避難して貰う事になった。
ドレカーなら魔王軍と深いつながりがあるし、戦線から離れているから人間達に襲われる心配もない。ドレカーは自称、宇宙一懐が広い男だ。至極あっさりと、
『まかせておきたまえ! 私が責任をもって彼らを保護しようじゃないか、はっはっは!』
そう答えて、ウィンディア人を快く引き受けてくれた。
そして三つ目が、ポルカの事。……別れの時が近づいていた事だ。
「おはよう、ディック……何書いてるの?」
「おはようシラヌイ。ポルカを保護してからの記録と、保護者解約の手続き書さ。もう僕達は、ポルカの親代わりではいられないからね」
早朝、二人が起き出す前に仕上げときたかったんだけど……やっぱこの所の疲れのせいで、作業が遅いや。
「……やっぱり、ポルカは行っちゃうのか……」
「両親が戻るまでの約束だったからね。ポルカの事を考えると、これが一番いい」
「そうよね。それは分かってる、分かってるけど……」
僕は悲しそうなシラヌイを抱き寄せ、頭を撫でた。
短い間だったけど、僕達とポルカは確かに親子だった。とても楽しくて、毎日が輝いて、最高の日々だったな。
「ほら、笑顔。約束しただろ? ポルカには笑って帰ってもらおうって」
「……うん」
彼女を慰めている間に、ポルカが起きてきた。まだ眠そうに目をこすっていて、ぼんやりした顔をしている。
「……どうしたの? お姉ちゃん、泣いてるの?」
「なんでもないの。さ、顔を洗いにいきましょう」
シラヌイはポルカに手を伸ばすと、抱きしめた。
彼女の胸中を察したのだろう、ポルカも抱き返し、肩に顔を埋めた。
「いこ、お姉ちゃん」
「……ええ、そうね」
シラヌイの悲しむ顔は見たくない、けど……こればかりは、仕方がないな。
◇◇◇
身支度を終えた僕達は、病院に向かっている。そこにポルカの大事な人たちが居るからだ。
救助したウィンディア人達は皆酷く衰弱していたから、一旦バルドフで体力回復に努めている。
魔王が医療福祉に手厚い施策を取っているから、魔王軍の医療技術はピカ一だ。ものの三日で回復して、殆どのウィンディア人達が元気になっているそうだ。
それで昨日、病院から手紙が来た。ポルカの両親が回復したって連絡だ。
そして別れの時は、病院に来るなりやってきた。
「……あ……」
入口に、二人のウィンディア人がたたずんでいる。
一人は、少し童顔のかかった男。もう一人は目が覚めるような金髪の美女。ケイ・クリードと、アスラ・クリードだ。二人ともポルカを見るなり、目じりからしずくをこぼした。
「ポルカ……よかった、ポルカ!」
「生きて、生きてくれていた……! ポルカっ!」
両親が駆け寄ってくる。ポルカも顔を崩して走り出す。
「お父さん……お母さぁぁぁぁん!」
三人は抱き合い、再会を喜んでいる。フェイスに引き離された家族が、元に戻れたんだ。
これでいい、ポルカにはちゃんと両親がいる。
だから、君はそこに居てくれ。君の幸せが、僕らの幸せでもあるから。
「あのね、あのね! お兄ちゃんとお姉ちゃんがポルカを助けてくれたの! いっぱい遊んでもらって、美味しい物いっぱい食べさせてくれて、それから……それから……!」
「ははっ、話したい事が沢山あるんだな」
「こんなにポルカを大切にしてくれたなんて……あなた達には、いくらお礼を言っても足りないわ」
ポルカを抱き上げ、ケイとアスラが歩み寄った。
握手を交わし、自己紹介をしあう。ポルカの両親、思った通り、優しい人みたいだ。
「魔導具ハヌマーンに選ばれたみたいだな。その力でエンディミオンを打ち破って……」
「けどまだフェイスは仕留めていない。それにあいつはまだ、奥の手があるみたいだし」
「だろうな。エンディミオンは覚醒の段階を踏んでいる、いくらハヌマーンでも、覚醒の力を使われたら分が悪くなるはずだ」
「そもそもハヌマーン自体、未完成の魔導具だもの。ハヌマーンが覚醒すれば、貴方はより高みに登れるはずよ」
「未完成? それ、どういうことですか?」
「ああ、ハヌマーンはな、俺が作った魔導具だからだ」
……なんだって?
「百年前、俺はエンディミオンを破壊するためにハヌマーンを作った。だけど間に合わなくて、結局拠点に放棄する事になってしまったんだよ」
「でも貴方が手に入れてくれたから、完成に持っていけそうだわ」
「……詳しい話を聞きたいな。でも……」
「……そんな難しい話をしたら、ポルカの気持ちに水を差しちゃうわね」
大事な人にやっと会えたんだ、独り占めし続けるのはよくないな。
僕とシラヌイは、ポルカを撫でた。もうこの手触りとも、お別れか。
今日の午後にドレカーが迎えに来るんだ、両親と一緒に居た方がいい。
「またな、ポルカ」
「絶対、絶対会いに行くから。だから……泣かないでね……」
おいおいシラヌイ、君が泣いたらだめじゃないか。ポルカとは笑って別れようって、決めたのだから……。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、なかないで。また会おうね、約束だよ!」
「うん……約束だ」
ポルカと指切りをして、再会を約束する。結局僕達は、泣きながらポルカと別れる事になってしまった。
◇◇◇
ポルカと別れてから、シラヌイは黙ったままだ。
よほど別れが辛かったんだろう、ぐすぐすと鼻を鳴らし続けている。
「……大丈夫、すぐに会えるさ。ドレカーの所なら危険はないはずだし、お土産を持って行こう」
「……そうね……会ったらいっぱい遊んであげなきゃ。一緒に温泉入って、蕎麦とか食べて、それから……」
「やりたい事がありすぎて困っちゃうな」
「本当よ」
……落ち込んだ心に付け込むようで気が引けるけど、言い出すなら今しかないかな。
僕の身の回りで起こった変化、四つ目。作戦報酬で魔王から、家を貰ったんだ。
「シラヌイ、僕は近々引っ越すつもりなんだ。バルドフに一軒家を手に入れたからさ。でもその家、一人で住むにはちょっと広すぎてね。元々物を置く性格でもないし、一人だと持て余してしまいそうなんだ」
「何が言いたいのよ」
「……一緒に住まないか? 小難しい事抜きにして……」
「はい? ……ひゃええええええっ!?」
瞬間、シラヌイが爆発した。全身を真っ赤にして、目をぐるぐる回している。
僕だって真剣に考えてはいたんだよ。ただ、社宅住まいで同棲というのもあれだったし、自宅を持ってからにしようと思っていたんだ。
「ダメかな?」
「だ、だだだだめじゃないに決まってるじゃないあらどうしたのかしらめっちゃ暑くない今日真夏日になるなんて聞いてないわあははのはー!」
衝撃がでかすぎてあっぱらぱーになってるな、ドレカーじゃないけど、サプライズが利きすぎたか。
「え、えとえと……ふつつかものですが、よろしくおねがいしましゅ……」
「こちらこそ、よろしく」
シラヌイが差し出した手を握りしめ、彼女の暖かさを感じる。
ずっと守っていかないとな、この寂しがりなサキュバスを。
その間僕の周りでは、沢山の出来事が起こっていた。
まず一つ目は僕の事、魔王軍最大級の勲章をもらったんだ。
勇者フェイスを倒した上に、僕の立てた作戦によって人間軍は大きな打撃を受けた。というのもウィンディア人達が集められていたのが、人間軍にとって重要な生産拠点だったからだ。
それにより人間軍の前線が後退。魔王軍優勢の状態になり、一時的に魔王軍の余裕ができたそうだ。
二つ目が、ウィンディア人達の避難場所について。この協議も僕が主体となって行っていたんだけど、審議の結果、ドレカーのリゾート地に避難して貰う事になった。
ドレカーなら魔王軍と深いつながりがあるし、戦線から離れているから人間達に襲われる心配もない。ドレカーは自称、宇宙一懐が広い男だ。至極あっさりと、
『まかせておきたまえ! 私が責任をもって彼らを保護しようじゃないか、はっはっは!』
そう答えて、ウィンディア人を快く引き受けてくれた。
そして三つ目が、ポルカの事。……別れの時が近づいていた事だ。
「おはよう、ディック……何書いてるの?」
「おはようシラヌイ。ポルカを保護してからの記録と、保護者解約の手続き書さ。もう僕達は、ポルカの親代わりではいられないからね」
早朝、二人が起き出す前に仕上げときたかったんだけど……やっぱこの所の疲れのせいで、作業が遅いや。
「……やっぱり、ポルカは行っちゃうのか……」
「両親が戻るまでの約束だったからね。ポルカの事を考えると、これが一番いい」
「そうよね。それは分かってる、分かってるけど……」
僕は悲しそうなシラヌイを抱き寄せ、頭を撫でた。
短い間だったけど、僕達とポルカは確かに親子だった。とても楽しくて、毎日が輝いて、最高の日々だったな。
「ほら、笑顔。約束しただろ? ポルカには笑って帰ってもらおうって」
「……うん」
彼女を慰めている間に、ポルカが起きてきた。まだ眠そうに目をこすっていて、ぼんやりした顔をしている。
「……どうしたの? お姉ちゃん、泣いてるの?」
「なんでもないの。さ、顔を洗いにいきましょう」
シラヌイはポルカに手を伸ばすと、抱きしめた。
彼女の胸中を察したのだろう、ポルカも抱き返し、肩に顔を埋めた。
「いこ、お姉ちゃん」
「……ええ、そうね」
シラヌイの悲しむ顔は見たくない、けど……こればかりは、仕方がないな。
◇◇◇
身支度を終えた僕達は、病院に向かっている。そこにポルカの大事な人たちが居るからだ。
救助したウィンディア人達は皆酷く衰弱していたから、一旦バルドフで体力回復に努めている。
魔王が医療福祉に手厚い施策を取っているから、魔王軍の医療技術はピカ一だ。ものの三日で回復して、殆どのウィンディア人達が元気になっているそうだ。
それで昨日、病院から手紙が来た。ポルカの両親が回復したって連絡だ。
そして別れの時は、病院に来るなりやってきた。
「……あ……」
入口に、二人のウィンディア人がたたずんでいる。
一人は、少し童顔のかかった男。もう一人は目が覚めるような金髪の美女。ケイ・クリードと、アスラ・クリードだ。二人ともポルカを見るなり、目じりからしずくをこぼした。
「ポルカ……よかった、ポルカ!」
「生きて、生きてくれていた……! ポルカっ!」
両親が駆け寄ってくる。ポルカも顔を崩して走り出す。
「お父さん……お母さぁぁぁぁん!」
三人は抱き合い、再会を喜んでいる。フェイスに引き離された家族が、元に戻れたんだ。
これでいい、ポルカにはちゃんと両親がいる。
だから、君はそこに居てくれ。君の幸せが、僕らの幸せでもあるから。
「あのね、あのね! お兄ちゃんとお姉ちゃんがポルカを助けてくれたの! いっぱい遊んでもらって、美味しい物いっぱい食べさせてくれて、それから……それから……!」
「ははっ、話したい事が沢山あるんだな」
「こんなにポルカを大切にしてくれたなんて……あなた達には、いくらお礼を言っても足りないわ」
ポルカを抱き上げ、ケイとアスラが歩み寄った。
握手を交わし、自己紹介をしあう。ポルカの両親、思った通り、優しい人みたいだ。
「魔導具ハヌマーンに選ばれたみたいだな。その力でエンディミオンを打ち破って……」
「けどまだフェイスは仕留めていない。それにあいつはまだ、奥の手があるみたいだし」
「だろうな。エンディミオンは覚醒の段階を踏んでいる、いくらハヌマーンでも、覚醒の力を使われたら分が悪くなるはずだ」
「そもそもハヌマーン自体、未完成の魔導具だもの。ハヌマーンが覚醒すれば、貴方はより高みに登れるはずよ」
「未完成? それ、どういうことですか?」
「ああ、ハヌマーンはな、俺が作った魔導具だからだ」
……なんだって?
「百年前、俺はエンディミオンを破壊するためにハヌマーンを作った。だけど間に合わなくて、結局拠点に放棄する事になってしまったんだよ」
「でも貴方が手に入れてくれたから、完成に持っていけそうだわ」
「……詳しい話を聞きたいな。でも……」
「……そんな難しい話をしたら、ポルカの気持ちに水を差しちゃうわね」
大事な人にやっと会えたんだ、独り占めし続けるのはよくないな。
僕とシラヌイは、ポルカを撫でた。もうこの手触りとも、お別れか。
今日の午後にドレカーが迎えに来るんだ、両親と一緒に居た方がいい。
「またな、ポルカ」
「絶対、絶対会いに行くから。だから……泣かないでね……」
おいおいシラヌイ、君が泣いたらだめじゃないか。ポルカとは笑って別れようって、決めたのだから……。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、なかないで。また会おうね、約束だよ!」
「うん……約束だ」
ポルカと指切りをして、再会を約束する。結局僕達は、泣きながらポルカと別れる事になってしまった。
◇◇◇
ポルカと別れてから、シラヌイは黙ったままだ。
よほど別れが辛かったんだろう、ぐすぐすと鼻を鳴らし続けている。
「……大丈夫、すぐに会えるさ。ドレカーの所なら危険はないはずだし、お土産を持って行こう」
「……そうね……会ったらいっぱい遊んであげなきゃ。一緒に温泉入って、蕎麦とか食べて、それから……」
「やりたい事がありすぎて困っちゃうな」
「本当よ」
……落ち込んだ心に付け込むようで気が引けるけど、言い出すなら今しかないかな。
僕の身の回りで起こった変化、四つ目。作戦報酬で魔王から、家を貰ったんだ。
「シラヌイ、僕は近々引っ越すつもりなんだ。バルドフに一軒家を手に入れたからさ。でもその家、一人で住むにはちょっと広すぎてね。元々物を置く性格でもないし、一人だと持て余してしまいそうなんだ」
「何が言いたいのよ」
「……一緒に住まないか? 小難しい事抜きにして……」
「はい? ……ひゃええええええっ!?」
瞬間、シラヌイが爆発した。全身を真っ赤にして、目をぐるぐる回している。
僕だって真剣に考えてはいたんだよ。ただ、社宅住まいで同棲というのもあれだったし、自宅を持ってからにしようと思っていたんだ。
「ダメかな?」
「だ、だだだだめじゃないに決まってるじゃないあらどうしたのかしらめっちゃ暑くない今日真夏日になるなんて聞いてないわあははのはー!」
衝撃がでかすぎてあっぱらぱーになってるな、ドレカーじゃないけど、サプライズが利きすぎたか。
「え、えとえと……ふつつかものですが、よろしくおねがいしましゅ……」
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