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135話 錆びた剣が結ぶ絆
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『助けが来るの 本当に 来るの?』
ディックがシラヌイと通じるなり、アプサラスがにわかに騒ぎ出す。
俺はディックと目を合わせ、頷きあった。
『助けが来る ずっと待ってた 助けが来る うう ああ』
「頭抱えてどうしたよ」
『嬉しいの あたし 人形になってから ずっと助けを待ってたから 嬉しいの ねぇ フェイス あたし助けてくれるんだよね あたしをここから 助けてくれるんだよね』
「たりめーだろ。俺は勇者だ、お前の勇者だ。絶対お前を、助けてやる」
言ってて気恥ずかしくなるぜ、この俺が誰かを助けようと思うなんてな。
だが、なんとしてもアプサラスは助け出す。どんな手を使っても、人形から人間に戻してやる。
俺が変わる為にも、アプサラスは必ず、助け出す。
「―――フェイス、フェイス! どうした? ぼんやりして」
「あ? いや、なんでもねぇよ」
エンディミオンと離れてから、なんか妙だな俺。気持ちが凄く落ち着いて、心が凪いでいる。俺が俺でなくなるような……いや違う、俺が元に戻っているような、不思議な感覚だ。
「急ごう、シラヌイの感覚が近づいてくる、この分だとあと二時間でここへ到着するはずだ」
「随分早えな、だがリージョンの奴なら空間転移が使えるんじゃねぇのか?」
「正確な場所が分からなければゲートは開けないよ」
それもそうか、シラヌイと繋がったからと言って、明確な場所がわかったわけじゃねぇしな。
「アプサラスは俺が預かる、ディックは後ろを歩いてこいよ、誘導してやる」
「分かった、そろそろ魔女が僕らを呼び出す時間だし、急がないとな」
独房に監視人形ごと居ないと知られたら、魔女も流石に武器庫へ向かうと気付くだろう。救援の目からそらすためにあえて背負ったリスクだが、武器無しで見つかるのは避けたいところだ。
「にしても、随分アプサラスを気に掛けているじゃないか」
「ま、てめぇにはシラヌイが居るしな。フリーの俺が預かるのが筋だろうが」
「そうか、気遣いありがとう」
ディックは柔らかい笑顔を向けるようになった。クレスだった俺に向けていたのと、同じような笑みを。
アプサラスを懐に入れると、襟元から首だけを出してくる。俺を見上げると、作り物の瞳で瞬きした。
『フェイス ありがと』
「ふん、気にすんな。地下室の道を開けとけ、行くぞディック!」
「了解」
身を隠しながら、アプサラスの指定したポイントへ向かう。監視人形の数が一番多いエリアだ。
『待っててね 今 退けるからね』
アプサラスが俺の懐から出て、監視人形たちに歩み寄る。一体一体に手を触れると、監視人形は一斉に去っていく。
『少しだけ あたしの欠片を 入れて動かしたんだ わかる?』
「成程ね、君の人格のコピーを、監視人形にちょっと入れたのか。その人格で監視人形に偽の指令を送ったって事だね」
「へっ、ディックも大分アプサラスの言葉が分かるようになったか」
「こうずっと一緒に居れば何となくはね。急ごう」
無駄話をしてる場合じゃねぇわな。待ってろエンディミオン、アプサラスのためにてめぇの力を貸しやがれ。
しかし、いざ地下室に入ると、これまた異質な構造になってやがるな。
岩がむき出しだった上部と違って、金属できちんと舗装された、しっかりした作りになっている。光を出す日光石の灯も生きていて、地下だってのに暗くない。
「そういえばアプサラス、この監獄は東棟だけ随分ボロボロだけど、ここにどこかの国が攻め込んできた事があるのかい?」
『ないよ ボロボロなのは 私達が暴れたからだよ あたしは東棟に 閉じ込められててコープが私達の魂を入れたらね 私達が凄く怒って 暴れ出したんだよ』
「お前の別人格が暴れ出した? ますます分からねぇな。てめぇの他にも囚人は居たのか?」
『たくさん いたよ でも食いしん坊の私が 全部食べちゃった』
暴食の右手で殺したわけか、そりゃ骨も残らねぇわけだ。
「別人格が怒った理由はわかるかい?」
『コープはね あたしと私達に 凄く酷い事をしたの 毎日痛い事をして 恐い事をして それで皆おかしくなっちゃって それで人形にされたら 我慢できなくなったの』
「……ちょっと言ってる意味が分からないな」
「同じくだ、つーかよ、お前と別人格はどういう関係なんだ? つーかお前、何をされたんだ」
『あたしは コープに沢山のあたしを 作らされたの そこ 入ってみて』
アプサラスが指さす部屋は、まだ損壊していない。警戒しながら入ると、中には虫の卵みたいなカプセルが並んでいた。人間の子供一人くらいなら、余裕で入るくらいの大きさだ。
「んだ、こりゃあ……」
「……見ろフェイス、カプセルの中に髪の毛が残っている。これはもしかして……」
『うん あたしの髪の毛だよ ここでたくさんのあたしを コープが作ってたの』
俺とディックはぞっとした。それはつまり……
「アプサラスの複製人間を作っていた、って事か……何者なんだ、そのコープって奴は……!?」
「訳が分からねぇ、なんでそんなもんを」
『あたしも 全然知らないの でもコープは あたしをたくさん作ったの たくさん作って 東棟に集めて 酷い事をしていたんだ 凄く恐くて 辛くて 苦しかったんだ そしたら 七人の私が壊れ始めて 壊れた私を順番に人形にしちゃったんだ』
ようは、発狂するくらいの拷問をしでかしたってわけか? 何を考えてやがんだ、そのコープとか言う奴は。
「……ここは、監獄というより、コープって奴の実験施設なのかもしれないな」
「おいおい、個人で持てる規模の設備じゃねぇぞ。なにもんだそのコープってのは」
「分からない……脱出したら調べてみよう」
「そうだな、今はこのくそったれた場所から脱出しねぇとよ。こっちだ、エンディミオンの気配を感じる」
まずは武器を確保だ、じゃねぇと俺がディックの足手まといになっちまう。
足枷になるのはごめんだ、もう俺はあの時みたいに指を咥えて友達が消えるのを見たくねぇんだよ。
「……今、俺は何を?」
おかしいな、エンディミオンと離れてから俺は……昔の俺に戻っているような気がする。ディックと純粋に遊ぶことを楽しんでいた俺に。
「……ふん、もう過ぎた事だってのに、未練がましいぜ」
「何がだ」
「独り言だよ。それよか、着いたぜ」
地下室奥にある、こじんまりとした扉の前に着く。この中に俺達の武器が入っているはずだ。
ディックと頷きあい、こじ開ける。据えた匂いが鼻を突き、顔をしかめると、
「あった……母さんの刀! オベリスク!」
「エンディミオンもだ! へへ、久しぶりだなディアボロス!」
俺達の武器だ。ようやく再開できたな、相棒よ。
こいつさえありゃ、もう負けやしねぇ。あの人形からアプサラスを助け出してやらねぇとな。
『待て 待て待て待てまてまてまてまてまてててててててて!』
その時だった、魔女の声が聞こえてきたのは。
咄嗟に後退すると、天井をぶち破り、人形の魔女が落ちてきやがった。
『独房に 監視人形も いなかった いつの間に 出てきていた いつの間に 逃げようとした』
「ちっ、あと一歩のところで!」
「武器さえ取れれば……くそ!」
『逃がさない 逃がさない逃がさない逃がさない! 逃がさなぁぁぁぁぁい! お前達は私の物だ 私の物は 誰にも渡さない 誰にも奪わせない! ここから絶対 逃がさなぁぁぁい!!』
魔女は四つん這いになると、目の色を黒くした。
『強欲の変異 『殺してでも奪い取る』!』
強欲の能力を使うなり、魔女の全身が膨張した。
体が一回り大きくなり、手足が増えて蜘蛛のような奇怪な姿になる。口には牙が生え、背中から大砲が飛び出して、完全なる化け物に変わってしまった。
「俺達を攫った時の腕の増殖は、強欲の能力だったのか」
「変異による戦闘力の強化ってわけね、クソ面倒じゃねぇか!」
『うがあああああっ!』
魔女の咆哮で監獄が揺れる。余波で天井が崩れ落ち、がれきに潰されそうになった。
丸腰で戦えるような相手じゃねぇ、ディックも右籠手を欠いている、かといって俺らの武器は奴の背中だ。
くっそ、マジでどうすりゃいい。こいつは想定外だぜ。
「ぐ……ん?」
「どうしたディック」
「……武器があった」
ディックが拾ったのは、錆びて刃こぼれしたショートソードだ。ご丁寧に二本ある。崩れたがれきに混ざっていたみたいだな。
……確かに、武器っちゃ武器だがな。そんなもんあって無いようなもんだろうが。
「一瞬、一瞬でいい。僕らの武器を取る隙を作れれば」
「それまでこいつで持たせろってか? けっ、随分な無茶ぶりだぜ!」
だがやるっきゃねぇ! このおんぼろであがくだけあがいてやる!
「アプサラス、待っていてくれ。必ず君を守るから」
「ちっとばかし刺激の強いシーンが続くぜ、せいぜいびびんなよ!」
やるぜディック、勇者パーティ最初で最後の、心の通った共闘だ!
ディックがシラヌイと通じるなり、アプサラスがにわかに騒ぎ出す。
俺はディックと目を合わせ、頷きあった。
『助けが来る ずっと待ってた 助けが来る うう ああ』
「頭抱えてどうしたよ」
『嬉しいの あたし 人形になってから ずっと助けを待ってたから 嬉しいの ねぇ フェイス あたし助けてくれるんだよね あたしをここから 助けてくれるんだよね』
「たりめーだろ。俺は勇者だ、お前の勇者だ。絶対お前を、助けてやる」
言ってて気恥ずかしくなるぜ、この俺が誰かを助けようと思うなんてな。
だが、なんとしてもアプサラスは助け出す。どんな手を使っても、人形から人間に戻してやる。
俺が変わる為にも、アプサラスは必ず、助け出す。
「―――フェイス、フェイス! どうした? ぼんやりして」
「あ? いや、なんでもねぇよ」
エンディミオンと離れてから、なんか妙だな俺。気持ちが凄く落ち着いて、心が凪いでいる。俺が俺でなくなるような……いや違う、俺が元に戻っているような、不思議な感覚だ。
「急ごう、シラヌイの感覚が近づいてくる、この分だとあと二時間でここへ到着するはずだ」
「随分早えな、だがリージョンの奴なら空間転移が使えるんじゃねぇのか?」
「正確な場所が分からなければゲートは開けないよ」
それもそうか、シラヌイと繋がったからと言って、明確な場所がわかったわけじゃねぇしな。
「アプサラスは俺が預かる、ディックは後ろを歩いてこいよ、誘導してやる」
「分かった、そろそろ魔女が僕らを呼び出す時間だし、急がないとな」
独房に監視人形ごと居ないと知られたら、魔女も流石に武器庫へ向かうと気付くだろう。救援の目からそらすためにあえて背負ったリスクだが、武器無しで見つかるのは避けたいところだ。
「にしても、随分アプサラスを気に掛けているじゃないか」
「ま、てめぇにはシラヌイが居るしな。フリーの俺が預かるのが筋だろうが」
「そうか、気遣いありがとう」
ディックは柔らかい笑顔を向けるようになった。クレスだった俺に向けていたのと、同じような笑みを。
アプサラスを懐に入れると、襟元から首だけを出してくる。俺を見上げると、作り物の瞳で瞬きした。
『フェイス ありがと』
「ふん、気にすんな。地下室の道を開けとけ、行くぞディック!」
「了解」
身を隠しながら、アプサラスの指定したポイントへ向かう。監視人形の数が一番多いエリアだ。
『待っててね 今 退けるからね』
アプサラスが俺の懐から出て、監視人形たちに歩み寄る。一体一体に手を触れると、監視人形は一斉に去っていく。
『少しだけ あたしの欠片を 入れて動かしたんだ わかる?』
「成程ね、君の人格のコピーを、監視人形にちょっと入れたのか。その人格で監視人形に偽の指令を送ったって事だね」
「へっ、ディックも大分アプサラスの言葉が分かるようになったか」
「こうずっと一緒に居れば何となくはね。急ごう」
無駄話をしてる場合じゃねぇわな。待ってろエンディミオン、アプサラスのためにてめぇの力を貸しやがれ。
しかし、いざ地下室に入ると、これまた異質な構造になってやがるな。
岩がむき出しだった上部と違って、金属できちんと舗装された、しっかりした作りになっている。光を出す日光石の灯も生きていて、地下だってのに暗くない。
「そういえばアプサラス、この監獄は東棟だけ随分ボロボロだけど、ここにどこかの国が攻め込んできた事があるのかい?」
『ないよ ボロボロなのは 私達が暴れたからだよ あたしは東棟に 閉じ込められててコープが私達の魂を入れたらね 私達が凄く怒って 暴れ出したんだよ』
「お前の別人格が暴れ出した? ますます分からねぇな。てめぇの他にも囚人は居たのか?」
『たくさん いたよ でも食いしん坊の私が 全部食べちゃった』
暴食の右手で殺したわけか、そりゃ骨も残らねぇわけだ。
「別人格が怒った理由はわかるかい?」
『コープはね あたしと私達に 凄く酷い事をしたの 毎日痛い事をして 恐い事をして それで皆おかしくなっちゃって それで人形にされたら 我慢できなくなったの』
「……ちょっと言ってる意味が分からないな」
「同じくだ、つーかよ、お前と別人格はどういう関係なんだ? つーかお前、何をされたんだ」
『あたしは コープに沢山のあたしを 作らされたの そこ 入ってみて』
アプサラスが指さす部屋は、まだ損壊していない。警戒しながら入ると、中には虫の卵みたいなカプセルが並んでいた。人間の子供一人くらいなら、余裕で入るくらいの大きさだ。
「んだ、こりゃあ……」
「……見ろフェイス、カプセルの中に髪の毛が残っている。これはもしかして……」
『うん あたしの髪の毛だよ ここでたくさんのあたしを コープが作ってたの』
俺とディックはぞっとした。それはつまり……
「アプサラスの複製人間を作っていた、って事か……何者なんだ、そのコープって奴は……!?」
「訳が分からねぇ、なんでそんなもんを」
『あたしも 全然知らないの でもコープは あたしをたくさん作ったの たくさん作って 東棟に集めて 酷い事をしていたんだ 凄く恐くて 辛くて 苦しかったんだ そしたら 七人の私が壊れ始めて 壊れた私を順番に人形にしちゃったんだ』
ようは、発狂するくらいの拷問をしでかしたってわけか? 何を考えてやがんだ、そのコープとか言う奴は。
「……ここは、監獄というより、コープって奴の実験施設なのかもしれないな」
「おいおい、個人で持てる規模の設備じゃねぇぞ。なにもんだそのコープってのは」
「分からない……脱出したら調べてみよう」
「そうだな、今はこのくそったれた場所から脱出しねぇとよ。こっちだ、エンディミオンの気配を感じる」
まずは武器を確保だ、じゃねぇと俺がディックの足手まといになっちまう。
足枷になるのはごめんだ、もう俺はあの時みたいに指を咥えて友達が消えるのを見たくねぇんだよ。
「……今、俺は何を?」
おかしいな、エンディミオンと離れてから俺は……昔の俺に戻っているような気がする。ディックと純粋に遊ぶことを楽しんでいた俺に。
「……ふん、もう過ぎた事だってのに、未練がましいぜ」
「何がだ」
「独り言だよ。それよか、着いたぜ」
地下室奥にある、こじんまりとした扉の前に着く。この中に俺達の武器が入っているはずだ。
ディックと頷きあい、こじ開ける。据えた匂いが鼻を突き、顔をしかめると、
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こいつさえありゃ、もう負けやしねぇ。あの人形からアプサラスを助け出してやらねぇとな。
『待て 待て待て待てまてまてまてまてまてててててててて!』
その時だった、魔女の声が聞こえてきたのは。
咄嗟に後退すると、天井をぶち破り、人形の魔女が落ちてきやがった。
『独房に 監視人形も いなかった いつの間に 出てきていた いつの間に 逃げようとした』
「ちっ、あと一歩のところで!」
「武器さえ取れれば……くそ!」
『逃がさない 逃がさない逃がさない逃がさない! 逃がさなぁぁぁぁぁい! お前達は私の物だ 私の物は 誰にも渡さない 誰にも奪わせない! ここから絶対 逃がさなぁぁぁい!!』
魔女は四つん這いになると、目の色を黒くした。
『強欲の変異 『殺してでも奪い取る』!』
強欲の能力を使うなり、魔女の全身が膨張した。
体が一回り大きくなり、手足が増えて蜘蛛のような奇怪な姿になる。口には牙が生え、背中から大砲が飛び出して、完全なる化け物に変わってしまった。
「俺達を攫った時の腕の増殖は、強欲の能力だったのか」
「変異による戦闘力の強化ってわけね、クソ面倒じゃねぇか!」
『うがあああああっ!』
魔女の咆哮で監獄が揺れる。余波で天井が崩れ落ち、がれきに潰されそうになった。
丸腰で戦えるような相手じゃねぇ、ディックも右籠手を欠いている、かといって俺らの武器は奴の背中だ。
くっそ、マジでどうすりゃいい。こいつは想定外だぜ。
「ぐ……ん?」
「どうしたディック」
「……武器があった」
ディックが拾ったのは、錆びて刃こぼれしたショートソードだ。ご丁寧に二本ある。崩れたがれきに混ざっていたみたいだな。
……確かに、武器っちゃ武器だがな。そんなもんあって無いようなもんだろうが。
「一瞬、一瞬でいい。僕らの武器を取る隙を作れれば」
「それまでこいつで持たせろってか? けっ、随分な無茶ぶりだぜ!」
だがやるっきゃねぇ! このおんぼろであがくだけあがいてやる!
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