22 / 109
無知の罪
しおりを挟む
「契約はあと一日あるがどうする?」
エルザ姉さんの問いにトマスの顔は曇った。
「本来なぁら、残党狩りを頼みたいとぉころだが・・・・・・逃走した連中のぉ追跡に失敗してしまぁいました、というより追跡していなかったぁ、すまない」
「はぁ?追跡用の騎馬がいたんじゃないのかい」
「実はぁ押込んだ盗賊の人数を見てビビッて逃ぃげたしたらぁしい、あんたらが全員無事でぇ、しかも撃退したと言ったら仰天しぃていたぁよ」
「じゃあ、まんまと逃げられちまったのかい」
「面目ない・・・」
仮でも領主が日雇いの冒険者に深々と頭を垂れる、トマスの人間性だ。
「闇雲に探し回っても見つかるわけもない、再び罠を仕掛ける時間もない、それに奴らも半分以上の兵隊を失ったんだ、暫くは大人しいだろう」
「じゃあ、儂らは首かのぉ」バウンドインプが頭の後ろで腕を組んで背もたれに身体を預ける、ユラユラと揺れる姿はぬいぐるみの様で愛らしくさえある。
「契約期間満了ではないが給金はそっくり貰うぞ」
白髪鬼ホランドの尻は肘付き椅子には収まらない、丸椅子に腰かけてはいるがミシミシと音を立てて今にも壊れそうだ。
「いや、良ぉければ別な仕事を頼みたぁいのだが、もぉちろん別料金だ」
「内容によるね」
「この領事館の護衛任務だ、今回の件で報復襲撃があるかもしれん、貴ぁ方たちの技量を見ぃ込んで頼みたい」
「期間は?」
「一月でどぉうだろう、もぉちろん衣食住はこっちもちだ」
「悪くないね、私は受けよう、皆は?」
白髪鬼ホランドとバウンドインプが了承の手を上げた。
「私は遠慮する、先約がある」エミーは手をクロスさせた。
「坊や、君はどうする?」エルザがナインスターに声をかけた。
「えっ、僕は・・・」ナインスターは先日とは別人のように大人しくなってしまった。
「嫌なのかい?それともエミーのように先約があるのかね」
「いや、そういうわけでは・・・」
「じゃあ、四人でかまわないね、トマス領主」
エルザが決を取って仕切った、バフンッ巨大な掌がナインスターの背中を軽く叩いた。
「!?」驚いて見上げた先の巨人の顔は頑張れと言っていた。
「あっ・・・ありがとうございます」ナインスターは直立すると、まるで門下生のように深くお辞儀をする
「それとぉ、この赤い薬、マッド・エリクサーを王都の研究室まぁで運んで頂きたぁいのぉです、誰かお二人でお願いでぇきまぁすか」
「王都か、誰か希望はあるかい」
「王都で俺は目立ちすぎる、遠慮する」二メートルを超える白髪鬼ホランドは確かに目立つ。
「それじゃあ、私とバウンドインプで行くことにしよう、いいかい?」
「了解した」「意義ありません」
「万が一の時、エミーさんの協力を頼むことは可能でぇすか」
トマスもエミーの働きは聞いていた。
「この街にはいる、連絡先は・・・・・・トマス次第だ」
「はいぃ?私次第とはどういう事でしょうか」
「人払いを頼めるか」エミーはエルザに目配せする。
「はいよっ、下の食堂で何か貰おうか」どかどかと三人は席を立っていった、余計な詮索はしないのが冒険者だ。
朝の会議室にエミーとトマスの二人だけが残った、心当たりのないトマスは少しドギマギしている。
「あっ、あのぅ、二人だけぇの話とはぁなんでぇしょうか?」
「時間を取らせて済まない、確認したいことがある・・・・・・執務室に置いてある肖像画についてだ」
「肖像画?ああ、旧フラッツ家ぇの令嬢の事かぁ」
「そうだ、他の肖像画は燃やしたのに何故あれだけは残している?」
「特に意味はなぁいさ、彼女の画を燃やしてしぃまぁうのはぁなんだか忍びなぁくてな、子供ぉの頃から知っていたぁんだ、かぁわいい娘だった」
「フラッツ家廃位後の行方をしっているのか」
「いや、そぉれが分からないのだ、私がぁこの館を引き継いだ時にぃは既にいなかった、廃位前に両親を強盗に殺され子爵継承でも揉めていぃたからな、派閥が違わなければ手助けしてやぁれたものを・・・・・・エミーさんは彼女についてぇ何か知っているのですか」語尾の部分が強くなる。
顎の下で手を組んだエミーはじっとトマスの目を見ていた、トマスからは敵意や害意は感じない、焦りと哀情を感じた。
打ち明けてもいい、そう判断した。
「トマス卿、私はカーニャ・フラッツの今を知っている」
「! 本当かっ、彼女は無事なのか!?元気にしているのか!」
何処にいる?ではなく安否確認が先行した、カーニャの身を心配しているのは間違いないだろう。
「取敢えず生きているが大丈夫とは言い難い状況だ」
「どういうことでぇすか!?」
テーブルの端に突き出た腹をぶつけながら顔色を変えて立ちあがる。
「彼女は領民によって軟禁状態にあった、嬲り者にされて瀕死状態だ」
「なんですとぉ!!」沸騰した額に血管が浮き上がる。
「ショックから拒食症を引き起こして一度は心臓が止まった、幸い蘇生できたが衰弱状態に変わりはない」
「それで今どこに?私が保護します!」
「面倒を見てくれている人間が二人いる、カーニャに貴方の事は話しているが合いたくはないそうだ」
「は!?何故だ、家が敵対関係にあったとはいえ私は跡継ぎではない、カーニャに危害は加えない」
憤然とした表情でエミーを睨む。
「勘違いするな、恐れたり嫌ったりではない、今の彼女は肖像画の姿からは程遠い、やせ細った惨めな姿を貴方に見せたくないのだ」
「惨めな姿だと・・・そんなバカな」トマスは絶句した。
子爵令嬢として輝いていた姿しかトマスの記憶にはない、やせ細った姿など想像出来なかった。
「自戒しているのだ、小さい頃に世話になった貴方に対して令嬢時代に冷たい態度を取り、奢っていた自分が今更貴方に合わせる顔はないとな」
「彼女はフラッツ子爵家の跡を継ぐべき立場だった、下級貴族の次男など相手になるはずはない、それにカーニャたんの美貌を考えあわせれば尚の事だ!」
「カーニャたん?」
「いや・・・・・・何でもない、しかし廃位されたとはいえ直接の罪人ではないカーニャを軟禁して恨みをぶつけるなんて許せん!一体だれが!!」
「領主の立場でその名は聞かない方が良いと思う、それに脅しは入れてある、もう嬲る様な真似は私がさせない」
「そっ、そうなぁのですか、しぃかし心配です、どうにか合わぁせて頂くことはでぇきませんか」
「トマス領主、貴方の気持ちは分かった、カーニャにもう一度話をしよう」
「そうしてもらえるか、ありがぁとう、恩に着る、彼女は決して悪い娘ではなぁい、何も知らなかっただけなのだ」
「知らない事は罪になり得る、その責で命を奪われる者もいる、彼女はこれから学ばなければならないだろう」
「・・・そうかも知れん、しかしそれは私も含めてだ」
「トマス、貴方が導いてやってほしい、彼女を助けてやってくれ」
そう言うとエミーは優しい笑顔をトマスに向ける。
「!もっ、もちろんだ、約束する」
「エミーさん、貴方はなぜそこまでしてくれるのですか?」
「出会ったのは偶然だ、でも関わったからには放ってはおけない」
「優しい方だ」
「人真似だよ、彼女ならこうする」
「彼女なら?」
「こちらの話さ」
そこまで話すとトマス領主は次官の呼び出しに応えて会議室をドタバタと出て行った。
トマス個人はカーニャの大きな味方になりえるだろう・・・・・・しかし組織としてはどうか未知数だ、今後の展開ではトマスの周りにはカーニャに恨みを持つ者がいる可能性の方が大きい。
一人会議室に残ったエミーは指を首に当てて目を細める、トマスをどう関わらせるべきか向かいにフローラの幻影を映して相談してみる。
「深く考えすぎだよ、考える前に飛び込んじゃえば」
幻影のフローラが薄い胸を張った。
「君らしい答えだ・・・・・・」
自分だけでは間違う、模倣だけでも足りない。
( ありがとう・・・・・・) フローラや人との関りがエミーをまた強くする。
エルザ姉さんの問いにトマスの顔は曇った。
「本来なぁら、残党狩りを頼みたいとぉころだが・・・・・・逃走した連中のぉ追跡に失敗してしまぁいました、というより追跡していなかったぁ、すまない」
「はぁ?追跡用の騎馬がいたんじゃないのかい」
「実はぁ押込んだ盗賊の人数を見てビビッて逃ぃげたしたらぁしい、あんたらが全員無事でぇ、しかも撃退したと言ったら仰天しぃていたぁよ」
「じゃあ、まんまと逃げられちまったのかい」
「面目ない・・・」
仮でも領主が日雇いの冒険者に深々と頭を垂れる、トマスの人間性だ。
「闇雲に探し回っても見つかるわけもない、再び罠を仕掛ける時間もない、それに奴らも半分以上の兵隊を失ったんだ、暫くは大人しいだろう」
「じゃあ、儂らは首かのぉ」バウンドインプが頭の後ろで腕を組んで背もたれに身体を預ける、ユラユラと揺れる姿はぬいぐるみの様で愛らしくさえある。
「契約期間満了ではないが給金はそっくり貰うぞ」
白髪鬼ホランドの尻は肘付き椅子には収まらない、丸椅子に腰かけてはいるがミシミシと音を立てて今にも壊れそうだ。
「いや、良ぉければ別な仕事を頼みたぁいのだが、もぉちろん別料金だ」
「内容によるね」
「この領事館の護衛任務だ、今回の件で報復襲撃があるかもしれん、貴ぁ方たちの技量を見ぃ込んで頼みたい」
「期間は?」
「一月でどぉうだろう、もぉちろん衣食住はこっちもちだ」
「悪くないね、私は受けよう、皆は?」
白髪鬼ホランドとバウンドインプが了承の手を上げた。
「私は遠慮する、先約がある」エミーは手をクロスさせた。
「坊や、君はどうする?」エルザがナインスターに声をかけた。
「えっ、僕は・・・」ナインスターは先日とは別人のように大人しくなってしまった。
「嫌なのかい?それともエミーのように先約があるのかね」
「いや、そういうわけでは・・・」
「じゃあ、四人でかまわないね、トマス領主」
エルザが決を取って仕切った、バフンッ巨大な掌がナインスターの背中を軽く叩いた。
「!?」驚いて見上げた先の巨人の顔は頑張れと言っていた。
「あっ・・・ありがとうございます」ナインスターは直立すると、まるで門下生のように深くお辞儀をする
「それとぉ、この赤い薬、マッド・エリクサーを王都の研究室まぁで運んで頂きたぁいのぉです、誰かお二人でお願いでぇきまぁすか」
「王都か、誰か希望はあるかい」
「王都で俺は目立ちすぎる、遠慮する」二メートルを超える白髪鬼ホランドは確かに目立つ。
「それじゃあ、私とバウンドインプで行くことにしよう、いいかい?」
「了解した」「意義ありません」
「万が一の時、エミーさんの協力を頼むことは可能でぇすか」
トマスもエミーの働きは聞いていた。
「この街にはいる、連絡先は・・・・・・トマス次第だ」
「はいぃ?私次第とはどういう事でしょうか」
「人払いを頼めるか」エミーはエルザに目配せする。
「はいよっ、下の食堂で何か貰おうか」どかどかと三人は席を立っていった、余計な詮索はしないのが冒険者だ。
朝の会議室にエミーとトマスの二人だけが残った、心当たりのないトマスは少しドギマギしている。
「あっ、あのぅ、二人だけぇの話とはぁなんでぇしょうか?」
「時間を取らせて済まない、確認したいことがある・・・・・・執務室に置いてある肖像画についてだ」
「肖像画?ああ、旧フラッツ家ぇの令嬢の事かぁ」
「そうだ、他の肖像画は燃やしたのに何故あれだけは残している?」
「特に意味はなぁいさ、彼女の画を燃やしてしぃまぁうのはぁなんだか忍びなぁくてな、子供ぉの頃から知っていたぁんだ、かぁわいい娘だった」
「フラッツ家廃位後の行方をしっているのか」
「いや、そぉれが分からないのだ、私がぁこの館を引き継いだ時にぃは既にいなかった、廃位前に両親を強盗に殺され子爵継承でも揉めていぃたからな、派閥が違わなければ手助けしてやぁれたものを・・・・・・エミーさんは彼女についてぇ何か知っているのですか」語尾の部分が強くなる。
顎の下で手を組んだエミーはじっとトマスの目を見ていた、トマスからは敵意や害意は感じない、焦りと哀情を感じた。
打ち明けてもいい、そう判断した。
「トマス卿、私はカーニャ・フラッツの今を知っている」
「! 本当かっ、彼女は無事なのか!?元気にしているのか!」
何処にいる?ではなく安否確認が先行した、カーニャの身を心配しているのは間違いないだろう。
「取敢えず生きているが大丈夫とは言い難い状況だ」
「どういうことでぇすか!?」
テーブルの端に突き出た腹をぶつけながら顔色を変えて立ちあがる。
「彼女は領民によって軟禁状態にあった、嬲り者にされて瀕死状態だ」
「なんですとぉ!!」沸騰した額に血管が浮き上がる。
「ショックから拒食症を引き起こして一度は心臓が止まった、幸い蘇生できたが衰弱状態に変わりはない」
「それで今どこに?私が保護します!」
「面倒を見てくれている人間が二人いる、カーニャに貴方の事は話しているが合いたくはないそうだ」
「は!?何故だ、家が敵対関係にあったとはいえ私は跡継ぎではない、カーニャに危害は加えない」
憤然とした表情でエミーを睨む。
「勘違いするな、恐れたり嫌ったりではない、今の彼女は肖像画の姿からは程遠い、やせ細った惨めな姿を貴方に見せたくないのだ」
「惨めな姿だと・・・そんなバカな」トマスは絶句した。
子爵令嬢として輝いていた姿しかトマスの記憶にはない、やせ細った姿など想像出来なかった。
「自戒しているのだ、小さい頃に世話になった貴方に対して令嬢時代に冷たい態度を取り、奢っていた自分が今更貴方に合わせる顔はないとな」
「彼女はフラッツ子爵家の跡を継ぐべき立場だった、下級貴族の次男など相手になるはずはない、それにカーニャたんの美貌を考えあわせれば尚の事だ!」
「カーニャたん?」
「いや・・・・・・何でもない、しかし廃位されたとはいえ直接の罪人ではないカーニャを軟禁して恨みをぶつけるなんて許せん!一体だれが!!」
「領主の立場でその名は聞かない方が良いと思う、それに脅しは入れてある、もう嬲る様な真似は私がさせない」
「そっ、そうなぁのですか、しぃかし心配です、どうにか合わぁせて頂くことはでぇきませんか」
「トマス領主、貴方の気持ちは分かった、カーニャにもう一度話をしよう」
「そうしてもらえるか、ありがぁとう、恩に着る、彼女は決して悪い娘ではなぁい、何も知らなかっただけなのだ」
「知らない事は罪になり得る、その責で命を奪われる者もいる、彼女はこれから学ばなければならないだろう」
「・・・そうかも知れん、しかしそれは私も含めてだ」
「トマス、貴方が導いてやってほしい、彼女を助けてやってくれ」
そう言うとエミーは優しい笑顔をトマスに向ける。
「!もっ、もちろんだ、約束する」
「エミーさん、貴方はなぜそこまでしてくれるのですか?」
「出会ったのは偶然だ、でも関わったからには放ってはおけない」
「優しい方だ」
「人真似だよ、彼女ならこうする」
「彼女なら?」
「こちらの話さ」
そこまで話すとトマス領主は次官の呼び出しに応えて会議室をドタバタと出て行った。
トマス個人はカーニャの大きな味方になりえるだろう・・・・・・しかし組織としてはどうか未知数だ、今後の展開ではトマスの周りにはカーニャに恨みを持つ者がいる可能性の方が大きい。
一人会議室に残ったエミーは指を首に当てて目を細める、トマスをどう関わらせるべきか向かいにフローラの幻影を映して相談してみる。
「深く考えすぎだよ、考える前に飛び込んじゃえば」
幻影のフローラが薄い胸を張った。
「君らしい答えだ・・・・・・」
自分だけでは間違う、模倣だけでも足りない。
( ありがとう・・・・・・) フローラや人との関りがエミーをまた強くする。
0
あなたにおすすめの小説
精霊のお仕事
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
【完結】
オレは前世の記憶を思い出した。
あの世で、ダメじゃん。
でもそこにいたのは地球で慣れ親しんだ神様。神様のおかげで復活がなったが…今世の記憶が飛んでいた。
まあ、オレを拾ってくれたのはいい人達だしオレは彼等と家族になって新しい人生を生きる。
ときどき神様の依頼があったり。
わけのわからん敵が出てきたりする。
たまには人間を蹂躙したりもする。?
まあいいか。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
竜焔の騎士
時雨青葉
ファンタジー
―――竜血剣《焔乱舞》。それは、ドラゴンと人間にかつてあった絆の証……
これは、人間とドラゴンの二種族が栄える世界で起こった一つの物語―――
田舎町の孤児院で暮らすキリハはある日、しゃべるぬいぐるみのフールと出会う。
会うなり目を輝かせたフールが取り出したのは―――サイコロ?
マイペースな彼についていけないキリハだったが、彼との出会いがキリハの人生を大きく変える。
「フールに、選ばれたのでしょう?」
突然訪ねてきた彼女が告げた言葉の意味とは――!?
この世にたった一つの剣を手にした少年が、ドラゴンにも人間にも体当たりで向き合っていく波瀾万丈ストーリー!
天然無自覚の最強剣士が、今ここに爆誕します!!
「クビにされた俺、幸運スキルでスローライフ満喫中」
チャチャ
ファンタジー
突然、蒼牙の刃から追放された冒険者・ハルト。
だが、彼にはS級スキル【幸運】があった――。
魔物がレアアイテムを落とすのも、偶然宝箱が見つかるのも、すべて彼のスキルのおかげ。
だが、仲間は誰一人そのことに気づかず、無能呼ばわりしていた。
追放されたハルトは、肩の荷が下りたとばかりに、自分のためだけの旅を始める。
訪れる村で出会う人々。偶然拾う伝説級の装備。
そして助けた少女は、実は王国の姫!?
「もう面倒ごとはごめんだ」
そう思っていたハルトだったが、幸運のスキルが運命を引き寄せていく――。
異世界に召喚されたら職業がストレンジャー(異邦”神”)だった件【改訂版】
ぽて
ファンタジー
異世界にクラスごと召喚された龍司だったが、職業はただの『旅人』?
案の定、異世界の王族貴族たちに疎まれて冷遇されていたのだが、本当の職業は神様!? でも一般人より弱いぞ、どゆこと?
そんな折に暗殺されかけた挙句、どさくさに紛れてダンジョンマスターのシータにプロポーズされる。彼女とともに国を出奔した龍司は、元の世界に戻る方法を探すための旅をはじめた。……草刈りに精を出しながら。
「小説家になろう」と「ノベルバ」にも改定前版を掲載中です。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる