(R-18)オークに転生した俺は女神の下僕らしい?

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25話

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25話

流石に俺の目の前でそんな顔されたら、優しくしちまうじゃないか。
チラリとユリの顔が浮かんだが、今度埋め合わせはしっかりしようと切り替えると、
俺は今にも泣き出しそうなスバルを優しく抱きしめた。

スバルも強く抱きしめたきた。

「落ち着いたか?」

そうは言うが、どう見ても服の上からみる限り幼児体型で
欲情出来る要素が見当たらない。
仮に出来てしまったら犯罪にならないのか?
という後ろめたさがある。
欲情出来る奴が居たとしたら、性癖に
ロリコン・・・いやペド持ちが必須なレベルなのではないだろうか。
確かに中性的で整った顔立ちで可愛らしさはあるが・・・。

などと考えて居ると、突然スバルが苦しみ出した。

「うぅ・・・へーきだから・・・ちょっとトイレ・・・」
そう言うと、部屋の奥へと行ってしまった。

どう見ても尋常では無い様子だったのだが・・・。
腹でも痛いのか?

暫く待っていると
「・・・うわあああああ!!」
という絶叫が聞こえて来たので、慌てて声がした場所へ向かった。

するとそこには、まるで破れたかの様なボロボロの服を纏った
美少女が倒れていた。
燃える様な真っ赤な髪の毛と、
ボロボロの服から覗く肌は小麦粉色で非常に健康的で無駄な贅肉がまるで見当たらない体つきなのに、
胸は非常に豊かな感じな様子が体をよじる度にチラチラと見えてしまっている。

・・・一体この色っぽい人は誰だ?

スバルの親族かなにかか?
顔立ちがまるでスバルをそのまま美少女へ成長させたような感じさえある。

流石にこのまま放置しておく訳にもいかないので、
抱き起こし、ベッドへ横たえてあげた。


・・・しかし、スバルはどこへ行ったんだ?と思いトイレにも確認に行ったが、誰も居なかった。

仕方ないので、俺は謎の美少女が目を覚ますまで待つことにした。

「・・・んん、あれ?ここは・・・?なんであたしはベッドに?」
と言いながら目を覚ました。

「起きて早々すまない、スバルが見当たらないんだが、あんたは何か知らないか?」

「サラメアさん!そーいう冗談は傷付くのでやめて下さい。本気で怒るよ?」

と、何故か俺が怒られた。
だが、何となく状況は理解出来た。
コイツは間違いなくスバルだ。
何でこんなに姿が変わっているんだ?

「スバル、とりあえず鏡を見てみろ?」
説明するのが面倒なので俺はそう伝えた。

「・・・?」
スバル?は部屋にある鏡をマジマジと覗き込んでいる。

「うわっ!」「すっごい!」「こんなにある!」
などと夢中になって色々な所を触りながら感動していた。

「状況を説明してくれないか?」
と声をかけると、
まるで俺がそこにいたのを今思い出したように、
ハッとすると顔を真っ赤にして叫び声をあげやがった。
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