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52話
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52話
深淵の大地はまるで太陽の光が届か無いくらいモヤが覆っていた。
内部は視界も悪くまるで月明かりの無い夜のようだ。
ステビアもリリスも夜目がきくらしく全く問題無いようだ。
俺も危険感知を持っているので、不意打ちを受ける可能性は無いだろう。
俺は木のツタや根っこ、岩などですっ転んで無様なところとを見せなければ大丈夫だろう。
早速俺は、事前にユリに教えて貰っていた魔王が現れた時の進軍ルートを辿って行くことにした。
しかし、こんな詳細な資料まで持っているなんて、ユリは本当に来るべき時に備えていたんだろう。
しかし、こんな場所にラビット族が移住して来て大丈夫なのかは不安が拭えない気がするが、選択肢が無い以上仕方ない。
とりあえず、俺達は魔王軍が前線基地として使っていた場所を目指して進む事にした。
俺の危機感知能力内には脅威となる魔物は居ない様なので安心して進む。
勿論俺の能力は2人に伝えてあるので二人も最小限の警戒をしつつもリラックスしている。
魔物も俺達を遠巻きに警戒している様だが、襲ってくる気配はまるで無い。
魔王軍の旧前線基地へ向かっているが、前線基地の中央に陣取っているそれなりに強い奴が待ち構える様に陣取っている。
待ち構えていた魔物はこの暗闇でも認識出来る位、純白の毛並みを持つ大型の狼のようだった。
「ようこそ、魔王軍の前線基地へ!人間族は歓迎はしないけど・・・クンクン・・・うん、君達なら歓迎するよ?何の用かな?」
大きな純白の狼が妙にフレンドリーに喋り出した事に驚きを隠せなかった。
どうやら、彼・・・フェンリルは四天王の一人らしく、
深淵の大地を害意有るものから守っているらしい。
匂いで俺達の方が強いと悟り、対話による確認を試みたらしい。
最初に出会ったのが知性もあり、意思疎通が出来る相手で良かったと思いつつ、こちらの事情を話した。
「ふーん・・・ラビット族をねぇ・・・確かに人間族は憎いけどねー・・・うーん、食料としてだったら歓迎なんだけどなー?ダメ?」
・・・どうやらラビット族の肉はとても美味しいらしい。
本当に哀れなウサギ達だ。
ここに適当に放り込んだら全員食われて絶滅してしまうな。
強者の庇護下にでも置いて置かない限りこの大地では生存は難しいだろうな。
「駄目だ。」
あまりに哀れだが、ここでその条件を飲む訳にはいかない。
俺がいじめられなくなるのはどうしても許せなかった。
「ちぇー・・・それならさ、魔王様に相談してご覧よ?案内するからさ」
そう言うと、着いてきなよ?と言わんばかりに何処かへ向かって歩き出した。
俺達も警戒しながらフェンリルの後を着いていった。
深淵の大地はまるで太陽の光が届か無いくらいモヤが覆っていた。
内部は視界も悪くまるで月明かりの無い夜のようだ。
ステビアもリリスも夜目がきくらしく全く問題無いようだ。
俺も危険感知を持っているので、不意打ちを受ける可能性は無いだろう。
俺は木のツタや根っこ、岩などですっ転んで無様なところとを見せなければ大丈夫だろう。
早速俺は、事前にユリに教えて貰っていた魔王が現れた時の進軍ルートを辿って行くことにした。
しかし、こんな詳細な資料まで持っているなんて、ユリは本当に来るべき時に備えていたんだろう。
しかし、こんな場所にラビット族が移住して来て大丈夫なのかは不安が拭えない気がするが、選択肢が無い以上仕方ない。
とりあえず、俺達は魔王軍が前線基地として使っていた場所を目指して進む事にした。
俺の危機感知能力内には脅威となる魔物は居ない様なので安心して進む。
勿論俺の能力は2人に伝えてあるので二人も最小限の警戒をしつつもリラックスしている。
魔物も俺達を遠巻きに警戒している様だが、襲ってくる気配はまるで無い。
魔王軍の旧前線基地へ向かっているが、前線基地の中央に陣取っているそれなりに強い奴が待ち構える様に陣取っている。
待ち構えていた魔物はこの暗闇でも認識出来る位、純白の毛並みを持つ大型の狼のようだった。
「ようこそ、魔王軍の前線基地へ!人間族は歓迎はしないけど・・・クンクン・・・うん、君達なら歓迎するよ?何の用かな?」
大きな純白の狼が妙にフレンドリーに喋り出した事に驚きを隠せなかった。
どうやら、彼・・・フェンリルは四天王の一人らしく、
深淵の大地を害意有るものから守っているらしい。
匂いで俺達の方が強いと悟り、対話による確認を試みたらしい。
最初に出会ったのが知性もあり、意思疎通が出来る相手で良かったと思いつつ、こちらの事情を話した。
「ふーん・・・ラビット族をねぇ・・・確かに人間族は憎いけどねー・・・うーん、食料としてだったら歓迎なんだけどなー?ダメ?」
・・・どうやらラビット族の肉はとても美味しいらしい。
本当に哀れなウサギ達だ。
ここに適当に放り込んだら全員食われて絶滅してしまうな。
強者の庇護下にでも置いて置かない限りこの大地では生存は難しいだろうな。
「駄目だ。」
あまりに哀れだが、ここでその条件を飲む訳にはいかない。
俺がいじめられなくなるのはどうしても許せなかった。
「ちぇー・・・それならさ、魔王様に相談してご覧よ?案内するからさ」
そう言うと、着いてきなよ?と言わんばかりに何処かへ向かって歩き出した。
俺達も警戒しながらフェンリルの後を着いていった。
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