粗チン早漏王子にマグロだと罵られ、婚約破棄……拾ってもらった草食騎士団長はベッドの上では野獣でした。

高橋冬夏

文字の大きさ
31 / 38

31.魔物に犯される。

 森の茂みから石を削った原始的な槍の穂先が見えた。俺の目の前に現れたのは獣人の魔物……


 オークだった……


「オンナぁぁ~! オンナぁぁ~!」

 俺の二回りほど大きな豚の化け物はこちらを見て、狂喜乱舞している。逃げようにも足が折れて動けそうにない!

 くそっ! あのメイド……女物の香水をどれだけ振ってやがる!!!

「ち、違う! 私は女ではないっ! 止めろっ! その汚らしいモノを私に向けるな!」

 しかも女装が仇になるとは、しくじった……

「化け物ども! これを見ろ! 俺は男だあ!!!」

 スカートを捲り、陰茎を見せつけてやる。

 それにオークどもは首を傾げていた。三体はしばらく考えたのか、見合わせ……

「「「陰核デカい!」」」
「なっ!?」

 こんな畜生どもに俺の男根を馬鹿にされるとは許さんぞ!!! そう怒りがこみ上げた瞬間だった。

 腰巻きを取り払うと俺の前腕はあろうかと思える程の陰茎が露わになっている。
 
 そして……

 俺の頭を掴むがカツラが外れ落ちた。だが、オークどもは息を荒くして、腰を掴んでいる。巨大な陰茎が尻穴に触れていた。

 まさか、そんな物を俺の尻穴にだと!?

「止めろ! そんな太いモノが入るか! 私は王国の王子と知っての狼藉か!」
「ウルサイ!……黙ってろ!」

 もう一体が俺の頭を両手で掴み、汚らしい肉棒を口にぃぃ……

「んぐっ! おえええっ……」

 か、咬み千切ってやろうにも太過ぎて顎が外れてしまいそうだ……それに凄まじい悪臭……吐き気が止まらぬぅ……

 尻も掴まれて……

 スブリ……

「うぎゃあああああーーーー!!!」
「このオンナの穴、凄く締まる。気持ちいい!」

 な……何なんだ……この腑ごとえぐり出されそうな太く硬く長い男根は……

 入れられただけで強烈な痛みと目眩を覚える。裂ける……俺の肛門が裂けてしまう……

 ブチッ!

「うぐぅ!!!」

 裂けた……避けてしまった……

「コイツ、処女ぉぉ!」

 何を言ってるんだ、俺は女なんかじゃない!

「ハヤク替われ! 俺も出したい!」

 じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼっ!!!

「うー! うー! うううーーー!!!」

 突かれる度に激痛が尻から腹に走る……くう……


 ぶびゅ~!!!


「おええええ~~!!!」

 口と尻穴に同時に射精され……上は喉を通り、胃に……下は腸にまでオークどもの精液を注がれしまっていた……

「次、オレ……」
「止めろ……もう、止めてくれ、頼む……」

 俺の懇願など無視し、巨根を乱暴にぶち込まれる。

「うう……もう、止めてくれ……」
「ヤメナイ、朝までたっぷり犯す!」

 木に背中を押し付けられ、抱えられたまま、激しく突かれて、死にそうになってしまった。

 ぐちゅっ! ぐちゅ! ずぼーーー!

「うぐっ、うぐっ、うぐぅぅーーー!!!」

 口も尻もオークどもの精液を大量に注がれ、腹がパンパンに膨れていた。

 どれだけだすのだ……

 何度、このオークどもに犯されただろうか……余りの激痛に俺は気を失っていた。

 意識を取り戻したのは夜が明けた頃……オークどもは俺の口と尻穴に陰茎を突き込んで、しきりに腰を嫌らしく振っている。
 
(ここから逃げねば……)

 また、意識が飛びそうになっていたときだった。

「おい! あそこに人がオークに襲われているぞ!」

 遠くからそんな声が聞こえてくる。

「「「ニンゲン、たくさん! 逃げろ!」」」

 オークどもは多くの人の気配を感じたのか、俺を捨てて、そそくさと森の奥へと消えていった。

 駆けつけた者達は精液塗れになっていた俺に声を掛ける。

「大丈夫か? 嬢ちゃん? いや……嬢ちゃんじゃないな……」
「オークに襲われた……助けてくれ……」

 山高帽を被った商人風の男に声を掛けられ、その従者と思しき男達に馬車へと担がれていった。

 助かった……

 しかし、そう思ったのは間違いであったことを俺は後に知る……
感想 79

あなたにおすすめの小説

新人メイド桃ちゃんのお仕事

さわみりん
恋愛
黒髪ボブのメイドの桃ちゃんが、働き先のお屋敷で、旦那様とその息子との親子丼。

『お前の針仕事など誰でもできる』——なら社交界のドレスの裏地を、めくってごらんなさい

歩人
ファンタジー
「地味な針仕事しかできない令嬢は要らない」——公爵家の嫡男にそう言い渡された伯爵令嬢ティナは、 裁縫道具だけを持って屋敷を出た。その翌週、社交界が凍りつく。王妃の夜会服も、公爵令嬢の舞踏会 ドレスも、第一王女の外交用ローブも——仕立てた職人が消えたのだ。しかもティナが十年かけて縫った 全てのドレスの裏地には、二重縫いで隠された署名が残されていて——。 辺境の小さな仕立て屋で穏やかに暮らすティナの元に、王都から使者がやってくる。

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

兄妹じゃないとわかったのでお兄様と結婚したら、全部仕込みでした

こじまき
恋愛
【20260401読みやすいように話を分割しました】 伯爵令嬢ヘイゼルは、兄アリステアに恋をしている。叶わないと知りながら、それでも諦めきれなかった。 しかし子ども時代の「取り違え」が発覚し、子爵令嬢ロレッタとして“正しい場所”で生き直すことに。 そして妹ではなくなった彼女に、アリステアは求婚する。 運命のねじれは正されて、望んだとおりに最愛の人と結ばれた―― けれど――その「正しい運命」は、兄アリステアによって用意されたものだった―― ※「小説家になろう」にも投稿しています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!

王妃の条件、貴族学校成績優秀の妹が駄目な理由

キャルキャル
恋愛
すぐに読めるざまぁ話

お久しぶりです旦那様。そろそろ離婚ですか?

奏千歌
恋愛
[イヌネコ] 「奥様、旦那様がお見えです」 「はい?」 ベッドの上でゴロゴロしながら猫と戯れていると、侍女が部屋を訪れて告げたことだった。