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32.男娼奴隷
――――騎士団長室。
「何だと!? ヘンリー様が脱走しただと!?」
「はい……ジュール様の立太子を快く思わない貴族の手引きで食事係のメイドと入れ替わっていました……」
頼みの綱のアーシャから拒絶されて、ヤケになったのか? だが、隣国に駆け込まれては厄介だ……
「直ぐに捜索だ!」
「既に捜索の指示を出しているのですが……山狩りの結果、足取りから魔物の森でヘンリー様が身につけていたカツラとブリムを発見しました」
つくづく出来る部下だ。俺が指示する前に動いている。
「身柄は確保できたか?」
「遺留品は発見出来たのですが、そこから足取りが追えていません。ですが、国外へ出た可能性があります」
「そうか……引き続き足取りを追って欲しい」
「了解致しました」
見張りの騎士も事件の影響で連勤続きで居眠りしてしまったらしい……それにしてもヘンリーの復権を望む勢力がいるのは厄介だな。
☆
――――馬車の荷台。
ガタガタ……ゴトゴト……
俺が助けられ安堵したあと、眠ってしまったらしい。移動する馬車の振動で目を覚ますと……
「!?」
手足が縄で縛られていた……
「何だぁ、こいつは?」
「どうせ、悪趣味な貴族の男娼だろ?」
馬車の前に座る男どもが話している。俺がメイド服を着ているからそんな事を言っているのか?
「まあ、顔は悪くない。連れて行くぞ!」
「しかし……オークに尻穴を犯されるなんて傑作だ! ガバガバになっちまってるが大丈夫なのか?」
「どうせ、拾いもんさ。男の方もやってる娼館にでも売り付けりゃ、金にはなんだろ」
まさか……こいつら奴隷商か! 逃げ出したいが足と掘られた尻穴が痛み、とても動けそうになかった。
それから俺は奴隷商の手から娼館へと渡り……
「ヘ……ヘンリエッタです……どうぞ、俺の尻穴で気持ち良くなってね……」
「馬鹿野郎! 俺じゃねえよ! そこは私だろっ! このボケッ!」
ガコッ!!!
娼館の主人の調教を受け、殴られていた。
(こいつはあとで絶対に殺す!!!)
しかし、食うためには客を取らざる得ず、メイド服を着ていたところを発見されたので、それを来て相手をしている……
「ヘンリエッタちゃんのおちんぽ、ちっちゃくて可愛いな~!」
「えへへ……ありがとう……」
ぐぬぬ……屈辱だ……こんなことを言わされるなど、俺は王子なんだぞ!!!
しかし、客に何かしようものなら、あの主人の折檻が厳しく簡単に食事を一週間も抜いてきたりしやがる……
「おらっ! しっかり尻穴で咥え込めっ!」
「ひぐっ!」
ガチムキの男の硬い肉棒が尻を穿つ……
「この淫乱が! 穴がガバガバじゃねえか! 穴を締めやがれ!」
バチンッ! バチンッ! バチンッ!
尻を平手で何度も打たれ、気持ちの悪い腰を獣のように振っていた。やがて、絶頂に達していたのか、放たれる精液……
「はあ……はあ……ガバ穴だが仕方ねえ、金は払ってやる」
銀貨を身体に投げつけられ、慌てて拾う。何故、この俺がこんな惨めなことをしなければならんのだ!
乞食のように床に落ちた銀貨を拾い終え、相手を睨んでいると……
「何だ!? その目は!」
ガンッと腹を蹴られしまった。娼館の主人が客に尊大なところがあるので逆らう場合は拳で教育してやって欲しいなんて言ってやがる。
こいつもあとで殺す!
「おらっ! おらっ! おらっ! 俺がご主人様なんだよ、クソメイドがっ!」
何度も腹を蹴られ、意識が遠のいていった……
「何だと!? ヘンリー様が脱走しただと!?」
「はい……ジュール様の立太子を快く思わない貴族の手引きで食事係のメイドと入れ替わっていました……」
頼みの綱のアーシャから拒絶されて、ヤケになったのか? だが、隣国に駆け込まれては厄介だ……
「直ぐに捜索だ!」
「既に捜索の指示を出しているのですが……山狩りの結果、足取りから魔物の森でヘンリー様が身につけていたカツラとブリムを発見しました」
つくづく出来る部下だ。俺が指示する前に動いている。
「身柄は確保できたか?」
「遺留品は発見出来たのですが、そこから足取りが追えていません。ですが、国外へ出た可能性があります」
「そうか……引き続き足取りを追って欲しい」
「了解致しました」
見張りの騎士も事件の影響で連勤続きで居眠りしてしまったらしい……それにしてもヘンリーの復権を望む勢力がいるのは厄介だな。
☆
――――馬車の荷台。
ガタガタ……ゴトゴト……
俺が助けられ安堵したあと、眠ってしまったらしい。移動する馬車の振動で目を覚ますと……
「!?」
手足が縄で縛られていた……
「何だぁ、こいつは?」
「どうせ、悪趣味な貴族の男娼だろ?」
馬車の前に座る男どもが話している。俺がメイド服を着ているからそんな事を言っているのか?
「まあ、顔は悪くない。連れて行くぞ!」
「しかし……オークに尻穴を犯されるなんて傑作だ! ガバガバになっちまってるが大丈夫なのか?」
「どうせ、拾いもんさ。男の方もやってる娼館にでも売り付けりゃ、金にはなんだろ」
まさか……こいつら奴隷商か! 逃げ出したいが足と掘られた尻穴が痛み、とても動けそうになかった。
それから俺は奴隷商の手から娼館へと渡り……
「ヘ……ヘンリエッタです……どうぞ、俺の尻穴で気持ち良くなってね……」
「馬鹿野郎! 俺じゃねえよ! そこは私だろっ! このボケッ!」
ガコッ!!!
娼館の主人の調教を受け、殴られていた。
(こいつはあとで絶対に殺す!!!)
しかし、食うためには客を取らざる得ず、メイド服を着ていたところを発見されたので、それを来て相手をしている……
「ヘンリエッタちゃんのおちんぽ、ちっちゃくて可愛いな~!」
「えへへ……ありがとう……」
ぐぬぬ……屈辱だ……こんなことを言わされるなど、俺は王子なんだぞ!!!
しかし、客に何かしようものなら、あの主人の折檻が厳しく簡単に食事を一週間も抜いてきたりしやがる……
「おらっ! しっかり尻穴で咥え込めっ!」
「ひぐっ!」
ガチムキの男の硬い肉棒が尻を穿つ……
「この淫乱が! 穴がガバガバじゃねえか! 穴を締めやがれ!」
バチンッ! バチンッ! バチンッ!
尻を平手で何度も打たれ、気持ちの悪い腰を獣のように振っていた。やがて、絶頂に達していたのか、放たれる精液……
「はあ……はあ……ガバ穴だが仕方ねえ、金は払ってやる」
銀貨を身体に投げつけられ、慌てて拾う。何故、この俺がこんな惨めなことをしなければならんのだ!
乞食のように床に落ちた銀貨を拾い終え、相手を睨んでいると……
「何だ!? その目は!」
ガンッと腹を蹴られしまった。娼館の主人が客に尊大なところがあるので逆らう場合は拳で教育してやって欲しいなんて言ってやがる。
こいつもあとで殺す!
「おらっ! おらっ! おらっ! 俺がご主人様なんだよ、クソメイドがっ!」
何度も腹を蹴られ、意識が遠のいていった……
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