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触っちゃダメ。
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私には決まりがある。
物の配置が決まっている。
乱すことは許されない。
彼氏が出来て、
一人暮らしの家にいれたときだった。
「お前んち、めっちゃ綺麗だね?」
整然と並んだ物に彼はひどく感心していた。
「なぁ、いい?」
「ん。」
そのまま流れるようにセックスをしたけど、
私は毎日過ごす物に囲まれながら、
彼と共に何度も絶頂に達したのだった。
「なぁ、触っていい?」
私の部屋にある小物を彼が手に取る。
「ん。」
触ってもいいけど、
ちゃんと戻してと、
彼に抱き付いた。
「なに?またする?(笑)」
彼は小物に興味をなくし、
私を抱きしめた。
私は、
彼には興味がなくて、
部屋の小物を守るのに必死だった。
「なぁ、お前さぁ。」
「ん?」
「本当、綺麗だな。」
彼は私の足を広げながら感心する。
お風呂でもちゃんと洗っている。
私は汚いのが許せないのだ。
仕方ない。
だから、
彼とこういうことしている自分も
本当は許せない。
でも、
別れたくなくてしちゃう。
あぁ、
ジレンマ。
物の配置が決まっている。
乱すことは許されない。
彼氏が出来て、
一人暮らしの家にいれたときだった。
「お前んち、めっちゃ綺麗だね?」
整然と並んだ物に彼はひどく感心していた。
「なぁ、いい?」
「ん。」
そのまま流れるようにセックスをしたけど、
私は毎日過ごす物に囲まれながら、
彼と共に何度も絶頂に達したのだった。
「なぁ、触っていい?」
私の部屋にある小物を彼が手に取る。
「ん。」
触ってもいいけど、
ちゃんと戻してと、
彼に抱き付いた。
「なに?またする?(笑)」
彼は小物に興味をなくし、
私を抱きしめた。
私は、
彼には興味がなくて、
部屋の小物を守るのに必死だった。
「なぁ、お前さぁ。」
「ん?」
「本当、綺麗だな。」
彼は私の足を広げながら感心する。
お風呂でもちゃんと洗っている。
私は汚いのが許せないのだ。
仕方ない。
だから、
彼とこういうことしている自分も
本当は許せない。
でも、
別れたくなくてしちゃう。
あぁ、
ジレンマ。
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