Let’s start with falling in love.

神奈川雪枝

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幼なじみ

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恋とか、愛とか……正直良くわからん 。
なのに、高校の女友達は恋愛ばっか。
よく分からなくても、話に乗らないと空気悪いしね 。

「 はぁ 。」

家の前。
思わず、溜息。

「 何、溜息吐いてんねん。幸せ逃げるやろ?」

後ろを振り返れば、幼馴染の太郎の姿。

「うっさい、つか、亮って彼女居るん?」

「 別に作ろう思えばすぐ出来んねんけど、面倒やから居らんで。」

「何、それぇー。完璧女の子の事見下してるやん。最低な男やなぁ。」

「最低でも何でも言え、ぼけぇ。俺、実際もてんねんから。」

太郎は勝ち誇ったように笑った。
(こんな男の何処に魅力が?これでモテてるんやから恐ろしいわぁ!)


「つか、そーいうお前は彼氏居るんか?」

「あっ、えっ彼氏何か居るように見えるん?居るわけ無いやん。」

「お前は相変わらずやなぁ。」

太郎は、優しく笑ってた。

「 その笑顔で、女の子達を騙してんのやぁ 。」

「 はっ?」

「私も何か太郎を見習って、こー男をキュンとさせる笑顔の練習でもしよーかな?笑」

「何やねん、それー。」

「何も無いよ、別に。笑
 太郎と話すん、久しぶりやなぁ。」

「そーか?」

「そーだよ。
 太郎、メール全然くれんしね。」

「お前やって、俺にメールせぇへんやんけ。」

「メール来たら、絶対に返信するもんっ。笑」

「自分からメールして来いよー。笑」


「そー言えば、
 前メールで今度会った時でええけど言いたいことあるって言ってへんかった?」


「 ……。
 聞きたい?」

「 はい?」

「やから、聞きたいかって聞いてんのっ!」

「いきなり意味わからん。笑
 別に言いたいことあるんやったら、言ったらええやん。」



『 お 前 が 好 き や ね ん 。 』

「 えっ。」

「やから、好きやって言ってんの。
 俺と付き合わへん ?」

恥しいのか太郎は、手で顔を覆っている。
そこから覗く、子犬みたいな太郎のたれ目。
(何や可愛えやん、何、計算? ←)

「私と、付き合いたいん ?」

「おん。」

「でも、私別に太郎のこと嫌いっていうかむしろ好きな方やけど、
 その好きが恋愛の好きかっていうんが、分からんねん。
 ……それでも、ええの?」

「ええよ、別に。
 絶対に、好きって言わせたんねん。」

太郎は、自信たっぷりに笑った。
(これが、ギャップというもんなんやなぁ。 ←)







恋愛を知らない私はまず、恋に恋することから始めようか?
(私は太郎の宣言通り恋に恋してすぐに太郎一筋になりました!恐るべき太郎マジック! ←)

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