永久の季節も君を愛すよ

神奈川雪枝

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なぁ

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「 太郎 。」

「ん?」

「見てみて、雪。」

休日、
彼女と二人きりで過ごす、
俺の部屋 。

彼女の雪枝は、
窓を明けて、
空に手を伸ばしている。

「 もう、冬やんねぇー?」

「そらそうでしょw」

彼女はふふっと笑って、
目をキラキラ輝かせながら、
空を見上げている。

「太郎。」

「何よ?w」

「好きだよ。」

「俺も好きやで。」


「 もう、2年経つんやね~。」

「んっ?」

「 私と太郎が出合って 。」

「そーやなぁ 。」

彼女は、
窓を閉めて、
ギターを弾いてる俺のとなりに、
座った 。

「 早いね。」

「そう?」

「うん。
 2年って短く感じるけど、
 写真とか見たら、
 めっちゃ時代感じんねんもん。」

「何それ~?w」

「2年前の太郎って、
 金髪やったんやで?w」

「そーやねw」

いきなり黙ったかと想うと、
彼女は、俺を横から抱きしめた 。

「 ねぇ 。」

「どーしたん?」


「 ずっと、ずっと、
 一緒に居っても、ええ?」

俺は彼女の頭を撫でた。

「当たり前やろ?w」

「うん、ありがとw」

「いきなりどーしてんよ?w」

「何でも無いよw
 だた、寒くなったからねw。」

「意味わからんわw」

(なぁ、雪枝 。)(何?)(もう、一緒に住もうか?w)( ほ、本間にっ?!w)
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