1 / 1
起きた?
しおりを挟む
7月24日。
朝6時。
鳴り響いた、私の携帯電話。
それは、アラームの音じゃなくて、
電話の着信音だった 。
(土曜日の朝から、いったい誰だよ。
馬路で、迷惑だっつーの。
てか、これでいたずら電話とかしょーもない用件だったら、
馬路ありえないんですけど=3)
重たい体を起こして、
携帯電話を取る。
「 もしもし ?」
「もしもし、雪枝?
俺、太郎だけど 。」
「なっ、朝からどーしたの?」
(嘘、太郎から電話なんて、どーしよ超嬉しいんですけど !
って、もしもし?って声、めっちゃ不機嫌で声低すぎだし。
私、何やってんだろう 。)
思いがけない人からの電話で、
一気にテンションは上がり、
あんなに重かった瞼は、
今じゃおめめパッチリだ 。
「あのさ、今日暇?」
「えっ、あっうん、予定ないけど。」
「そっか 。
あのさ、俺、今日誕生日なんだよね 。」
「 そーなんだ、おめでとう。」
(太郎の誕生日くらい、知ってるよ!”
私、今日お誕生日おめでとうメール送ろうと思ってたもん!)
「うん、ありがとう。
あのさ、雪枝。」
「ん、何?」
「 …… デ ー ト し よ う ! ! 」
「 えっ?」
「 駄目だったりする感じ?」
「ううん、そーなんじゃくて。
てか、むしろ大歓迎なんだけどさ、私とデートしてくれるのって思って。
今日、太郎の誕生日だしさ。
誕生日一緒に過ごすのが、私なんかでいいのかなって。」
「 何言ってんの?
俺は、雪枝と今日一緒に過ごしたいから、
誘ったんですけど 。
で、返事は?」
「うん、ありがとう。
いいよ、私も今日全力で太郎の誕生日御祝いするね!」
「何、全力で応援って。」
こんな土曜日の早朝。
……ありですよね?w
朝6時。
鳴り響いた、私の携帯電話。
それは、アラームの音じゃなくて、
電話の着信音だった 。
(土曜日の朝から、いったい誰だよ。
馬路で、迷惑だっつーの。
てか、これでいたずら電話とかしょーもない用件だったら、
馬路ありえないんですけど=3)
重たい体を起こして、
携帯電話を取る。
「 もしもし ?」
「もしもし、雪枝?
俺、太郎だけど 。」
「なっ、朝からどーしたの?」
(嘘、太郎から電話なんて、どーしよ超嬉しいんですけど !
って、もしもし?って声、めっちゃ不機嫌で声低すぎだし。
私、何やってんだろう 。)
思いがけない人からの電話で、
一気にテンションは上がり、
あんなに重かった瞼は、
今じゃおめめパッチリだ 。
「あのさ、今日暇?」
「えっ、あっうん、予定ないけど。」
「そっか 。
あのさ、俺、今日誕生日なんだよね 。」
「 そーなんだ、おめでとう。」
(太郎の誕生日くらい、知ってるよ!”
私、今日お誕生日おめでとうメール送ろうと思ってたもん!)
「うん、ありがとう。
あのさ、雪枝。」
「ん、何?」
「 …… デ ー ト し よ う ! ! 」
「 えっ?」
「 駄目だったりする感じ?」
「ううん、そーなんじゃくて。
てか、むしろ大歓迎なんだけどさ、私とデートしてくれるのって思って。
今日、太郎の誕生日だしさ。
誕生日一緒に過ごすのが、私なんかでいいのかなって。」
「 何言ってんの?
俺は、雪枝と今日一緒に過ごしたいから、
誘ったんですけど 。
で、返事は?」
「うん、ありがとう。
いいよ、私も今日全力で太郎の誕生日御祝いするね!」
「何、全力で応援って。」
こんな土曜日の早朝。
……ありですよね?w
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
貴方の幸せの為ならば
缶詰め精霊王
恋愛
主人公たちは幸せだった……あんなことが起きるまでは。
いつも通りに待ち合わせ場所にしていた所に行かなければ……彼を迎えに行ってれば。
後悔しても遅い。だって、もう過ぎたこと……
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
好き避けするような男のどこがいいのかわからない
麻宮デコ@SS短編
恋愛
マーガレットの婚約者であるローリーはマーガレットに対しては冷たくそっけない態度なのに、彼女の妹であるエイミーには優しく接している。いや、マーガレットだけが嫌われているようで、他の人にはローリーは優しい。
彼は妹の方と結婚した方がいいのではないかと思い、妹に、彼と結婚するようにと提案することにした。しかしその婚約自体が思いがけない方向に行くことになって――。
全5話
婚約破棄、別れた二人の結末
四季
恋愛
学園一優秀と言われていたエレナ・アイベルン。
その婚約者であったアソンダソン。
婚約していた二人だが、正式に結ばれることはなく、まったく別の道を歩むこととなる……。
【完結】私の事は気にせずに、そのままイチャイチャお続け下さいませ ~私も婚約解消を目指して頑張りますから~
山葵
恋愛
ガルス侯爵家の令嬢である わたくしミモルザには、婚約者がいる。
この国の宰相である父を持つ、リブルート侯爵家嫡男レイライン様。
父同様、優秀…と期待されたが、顔は良いが頭はイマイチだった。
顔が良いから、女性にモテる。
わたくしはと言えば、頭は、まぁ優秀な方になるけれど、顔は中の上位!?
自分に釣り合わないと思っているレイラインは、ミモルザの見ているのを知っていて今日も美しい顔の令嬢とイチャイチャする。
*沢山の方に読んで頂き、ありがとうございます。m(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる