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願わくば最愛のパートナーになりたいもんや
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「うわっ、何あの人っ。
めっちゃ俺のタイプやねんけど、どーしよっ。」
駅前。
友達の雪枝と待ち合わせ。
夕暮れの微妙な天気。
何だか沈黙が重くて、
通り行く人の人間観察をしていたら、
綺麗な女の人が居て、
思わずそう喋っていた。
「 私、帰るわ。」
雪枝は思い切り冷たい瞳で俺を一瞥してそういい捨てた。
「 ちょ、待ってや。
俺……。」
「人のこと呼んどいて、
ナンパの手伝いとか、100%ないねんけど 。」
「ナンパっ?!」
「 さよなら 。」
歩き出した君を急いで引き止めて、
後ろから君の唇を奪った……。
唇を離して、
目を見つめて、
「 俺は、お前が好きやねんけど 。」
( これで今日からもう、恋人同士やんなぁっ。 ←)
「 最っ低っ 。」
君は目に涙を浮かべて、俺にそう大声で言った。
「 えっ?」
「私は、アンタのことなんて大嫌いやねんけどっ。」
( 馬路でぇっ? ←)
願わくば最愛のパートナーに……!
(最愛が早かったんなら、せめて今はまだ最強の友達に! ←)
めっちゃ俺のタイプやねんけど、どーしよっ。」
駅前。
友達の雪枝と待ち合わせ。
夕暮れの微妙な天気。
何だか沈黙が重くて、
通り行く人の人間観察をしていたら、
綺麗な女の人が居て、
思わずそう喋っていた。
「 私、帰るわ。」
雪枝は思い切り冷たい瞳で俺を一瞥してそういい捨てた。
「 ちょ、待ってや。
俺……。」
「人のこと呼んどいて、
ナンパの手伝いとか、100%ないねんけど 。」
「ナンパっ?!」
「 さよなら 。」
歩き出した君を急いで引き止めて、
後ろから君の唇を奪った……。
唇を離して、
目を見つめて、
「 俺は、お前が好きやねんけど 。」
( これで今日からもう、恋人同士やんなぁっ。 ←)
「 最っ低っ 。」
君は目に涙を浮かべて、俺にそう大声で言った。
「 えっ?」
「私は、アンタのことなんて大嫌いやねんけどっ。」
( 馬路でぇっ? ←)
願わくば最愛のパートナーに……!
(最愛が早かったんなら、せめて今はまだ最強の友達に! ←)
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