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〈番外編〉 真冬の夜の夢
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――ここは……?
暁斗は見知らぬ場所にいた。いや、知らない場所ではない。並ぶ大きな窓から柔らかく降り注ぐ光、正面に聳える立派な祭壇とその上の清楚な薔薇窓、少し視界を左に移すと、磨き込まれた上質な木の色を放つ、荘厳な姿のパイプオルガン。そして微かに鼻腔に忍びこむ、独特な香の匂い。母校のチャペルだ。
暁斗は在学中と卒業してから、ここに計3度訪れている。ゼミの同期である河島が、クリスチャンだったからだ。彼につき合って2度、彼の結婚式に1度。正確には河島は、何を思ったか、3回生の時に洗礼を受けた。
河島は朗らかで誰にでも親切な男だった。それは暁斗にも共通する性質だったが、暁斗と決定的に違ったのは、河島が授業の遅刻やサボタージュをほとんどしない点だった。長野の出で、一人で暮らしていたため、何かとしっかりしていたとも思う。
あいつに会おうと言われたんだったかな。暁斗は自分がここにいる理由を、河島に結びつけようとしたが、しっくりこない。しかし何故、誰もいないのか。このチャペルは原則いつも開放されていて、昼間の礼拝もちょこちょこおこなっている(らしい)ので、こんな時間に人気がないのは珍しいのではないか。その割には、建物の中は快適な温度だった。外は寒いはずなのに、ふわりと暖かい。
その時、こつん、と靴の踵が床を軽く叩く音が暁斗の聴覚を揺らし、礼拝堂の中に淡く反響した。足音はゆっくり、一定のリズムを刻み後方から近づく。暁斗はそちらに首を巡らせた。そして驚きのあまり息を大きく吸い、止めた。
かなとさん。
その華奢な男性は、窓から射しこむ光に輪郭をぼやかせていた。暁斗は思わず腰を浮かせる。彼が光の中に溶けてしまいそうな気がしたからだ。
「こんにちは、今日も指名くださってありがとうございます」
かなとは暁斗の座る長椅子の横まで来て、ゆっくりと頭を下げた。姿勢を戻した時、その白い顔には微笑が浮かんでいた。
指名? と暁斗はおうむ返しに口にする。かなとは大きな目をさらに見開き、はい、と言う。記憶にない。彼のスケジュールと自分のそれが全く合わず、泣きそうになっていたように思うのだが。
「前回同様、2時間で伺っていますよ……こんなところに呼び出されたのは初めてです」
かなとは楽しそうに言って、暁斗の横に座るべく、前の椅子の背と暁斗のいる椅子との狭い間に入ってきた。立ちっぱなしだった暁斗と一緒に、硬い木の上に腰を下ろす。仄かに甘い香りがした。黒いセーターと黒いジーンズ、それに黒いブーツに身を包んだかなとは、この神聖な場所に潜り込んできた悪魔なのだろうか……暁斗はどきどきしながら考える。指名をしたかどうかは、最早どちらでも良かった。
かなとにあんなに会いたかったのに、いざそれが叶うと、暁斗は緊張して言葉が出なかった。かなとがふっと笑いを洩らす。その手が太腿の上にそっと置かれて、重みがかかった。暁斗がびっくりして右を向くと、長い睫毛に縁取られた瞳が目の前にある。思わずのけぞった。
「そんなに怖がらないでください」
かなとは顔を近づけてきて、暁斗の右耳の下に音を立てて口づけた。熱くて柔らかい感触に、背筋がぞくぞくする。かなとの唇が、そのまま首筋を這い下りる。甘美な電撃が脊髄を貫き、暁斗の腰がくだけそうになった。
「あの、かなとさん、待ってください、こんなところで」
暁斗は辛うじて理性を絞り出し、訴えた。かなとは顔を上げ、どうして? とほぼ無邪気に問う。
「教会ですよ、それに……人が来ます」
かなとはじっと暁斗の目を見る。吸い込まれてしまいそうな、深く黒い瞳。
「桂山さん……」
かなとは耳に心地よい澄んだ声を響かせ、妖艶と言っていい笑いを見せた。その表情を見ただけで、暁斗の身体の奥が熱くなる。
「ここに来いとおっしゃったのは桂山さんですよ、ここで1回とホテルで1回って僕は考えてましたし……」
かなとは笑い混じりに続けた。
「桂山さんはこういう背徳的でスリリングなシチュエーションでのプレイがお好きなんですね、覚えておきます」
ええっ、と暁斗は思わず声を上げた。その声が礼拝堂に響き渡り、恥ずかしくなる。
「ごっ誤解です、とっ……とにかく駄目です、ほんとにっ」
どもる暁斗の左の頬を、かなとのひんやりとした指先がすいと撫で、それだけで肩が勝手にぴくんと震えた。耳朶が硬いものに刺激され、間を置かずざらりとしたものになぶられた。気持ち良くて、ああ、と暁斗の声帯が勝手に音を出し、かなとは楽しげに暁斗を覗き込む。
「そんなこと言って……」
かなとは暁斗の目から視線を外さないまま、太腿に置いていた左手を股間に動かす。ズボンの上からそっと撫でられただけなのに、身体が小さく跳ねた。
「もうこんなになってますけど?」
まずい、と思う。また先月のようなことになってしまう。握られて、しごかれて、あげく咥えられて、喘ぎまくったあげくにほぼ失神状態だった。でも……あんなに気持ち良かったのは生まれて初めてだった。かなとに会って、話をして、もう一度あのパラダイスに連れて行って欲しいから、スケジュールが合わないことに嘆いていたのではなかったか。
「可哀想に、窮屈そうですよ」
かなとはベルトに手をかけた。暁斗は我に返った。その白い手を掴んで、必死で首を横に振る。
「ほんとに駄目だ、ここでこんなこと……勘弁してくれ」
暁斗が喘ぎながら訴えているのが聞こえないかのように、かなとの長い指が器用にズボンのウエストを緩め、そこから中に滑り込もうとした。暁斗はひゃっと叫び、身体を捩る。
かなとは唇を少し尖らせ、業を煮やしたように、右腕で暁斗の肩を押した。肩甲骨に硬い板が当たる。かなとに腰骨までズボンを下げられ、馬乗りになられて、狭い椅子で身動きが取れなくなった。暁斗は必死で訴えた。
「かなとさん、じゃあ今すぐホテルに移動しよう、ここでこんなことになったらどうしょうもないし、誰かに見つかったら俺大学に出禁になる」
「桂山さん、うるさいですよ」
かなとはぴしゃりと言った。暁斗が驚き目を見張ると、すぐにかなとの目が僅かに細められ、形の良い唇がふわりとほころんだ。……ああ、何て可愛らしい。こんな切羽詰まった状況なのに、暁斗の脳裏をよぎるのはそんな思いだった。
「それ以上強情に振る舞うなら、いっちゃうまで一言も発せないようその口を塞ぎます」
かなとの顔が近づく。彼の背後に見えたのは、高い天井だった。もうこれ以上抗えない、でももうどうなってもいい。甘い香りが思考を停止させ、理性を砕く。心臓の音が、耳の奥で痛いくらいに響く。かなとの唇が暁斗のそれに触れそうになり、暁斗は目を閉じた。
暁斗は叫びとも喘ぎともつかぬ自分の声で目覚めた。身体が火照って暑かった。毛布と布団を跳ね除け、肩で数度息をする。自分の右手が股間を握っていることと、目一杯勃起していることに気づいて、今度は本当にうわっと叫んだ。
何て夢だ。暁斗は自分の家の寝室にいることをようやく認知して、羞恥のあまり右手で顔を覆って呻いた。自分の姿を誰が見ている訳でもないのに。
少し身体が冷えてきて、暁斗は布団を肩まで引きずり上げた。枕元の棚に手を伸ばし、スマートフォンの時計を確認すると、6時前である。この季節、まだこの時間だと夜中のように暗い。
……かなとに会いたい。性懲りも無く暁斗の頭に浮かんだのは、その言葉だった。どうしてこんなに彼に執着しているのか、自分でもわからない。ばくばくしていた心臓はそのうち落ち着いて来たが、股間が元に戻らないので、暁斗は困惑した。
そっと下着の中に手を入れ、熱くなった自分のものに指先で触れると、そこが敏感になり過ぎていて勝手にびくりと腰が引けた。暁斗は焦る。……オナニーって、どうするんだった?
暁斗はしばし考え、汗もかいたことだからシャワーを浴びついでに抜こうと、妙に冷静に決めた。冷えた空気の中、もう一度布団をめくり、ベッドから降りる。足先が触れたフローリングの床は、氷のようだった。
箪笥からバスタオルと下着を出し、そのまま薄暗い中、浴室に向かう。電気とガスを点け、ひとつため息をついた。
……かなとに会いたい。
〈真冬の夜の夢 完〉
暁斗は見知らぬ場所にいた。いや、知らない場所ではない。並ぶ大きな窓から柔らかく降り注ぐ光、正面に聳える立派な祭壇とその上の清楚な薔薇窓、少し視界を左に移すと、磨き込まれた上質な木の色を放つ、荘厳な姿のパイプオルガン。そして微かに鼻腔に忍びこむ、独特な香の匂い。母校のチャペルだ。
暁斗は在学中と卒業してから、ここに計3度訪れている。ゼミの同期である河島が、クリスチャンだったからだ。彼につき合って2度、彼の結婚式に1度。正確には河島は、何を思ったか、3回生の時に洗礼を受けた。
河島は朗らかで誰にでも親切な男だった。それは暁斗にも共通する性質だったが、暁斗と決定的に違ったのは、河島が授業の遅刻やサボタージュをほとんどしない点だった。長野の出で、一人で暮らしていたため、何かとしっかりしていたとも思う。
あいつに会おうと言われたんだったかな。暁斗は自分がここにいる理由を、河島に結びつけようとしたが、しっくりこない。しかし何故、誰もいないのか。このチャペルは原則いつも開放されていて、昼間の礼拝もちょこちょこおこなっている(らしい)ので、こんな時間に人気がないのは珍しいのではないか。その割には、建物の中は快適な温度だった。外は寒いはずなのに、ふわりと暖かい。
その時、こつん、と靴の踵が床を軽く叩く音が暁斗の聴覚を揺らし、礼拝堂の中に淡く反響した。足音はゆっくり、一定のリズムを刻み後方から近づく。暁斗はそちらに首を巡らせた。そして驚きのあまり息を大きく吸い、止めた。
かなとさん。
その華奢な男性は、窓から射しこむ光に輪郭をぼやかせていた。暁斗は思わず腰を浮かせる。彼が光の中に溶けてしまいそうな気がしたからだ。
「こんにちは、今日も指名くださってありがとうございます」
かなとは暁斗の座る長椅子の横まで来て、ゆっくりと頭を下げた。姿勢を戻した時、その白い顔には微笑が浮かんでいた。
指名? と暁斗はおうむ返しに口にする。かなとは大きな目をさらに見開き、はい、と言う。記憶にない。彼のスケジュールと自分のそれが全く合わず、泣きそうになっていたように思うのだが。
「前回同様、2時間で伺っていますよ……こんなところに呼び出されたのは初めてです」
かなとは楽しそうに言って、暁斗の横に座るべく、前の椅子の背と暁斗のいる椅子との狭い間に入ってきた。立ちっぱなしだった暁斗と一緒に、硬い木の上に腰を下ろす。仄かに甘い香りがした。黒いセーターと黒いジーンズ、それに黒いブーツに身を包んだかなとは、この神聖な場所に潜り込んできた悪魔なのだろうか……暁斗はどきどきしながら考える。指名をしたかどうかは、最早どちらでも良かった。
かなとにあんなに会いたかったのに、いざそれが叶うと、暁斗は緊張して言葉が出なかった。かなとがふっと笑いを洩らす。その手が太腿の上にそっと置かれて、重みがかかった。暁斗がびっくりして右を向くと、長い睫毛に縁取られた瞳が目の前にある。思わずのけぞった。
「そんなに怖がらないでください」
かなとは顔を近づけてきて、暁斗の右耳の下に音を立てて口づけた。熱くて柔らかい感触に、背筋がぞくぞくする。かなとの唇が、そのまま首筋を這い下りる。甘美な電撃が脊髄を貫き、暁斗の腰がくだけそうになった。
「あの、かなとさん、待ってください、こんなところで」
暁斗は辛うじて理性を絞り出し、訴えた。かなとは顔を上げ、どうして? とほぼ無邪気に問う。
「教会ですよ、それに……人が来ます」
かなとはじっと暁斗の目を見る。吸い込まれてしまいそうな、深く黒い瞳。
「桂山さん……」
かなとは耳に心地よい澄んだ声を響かせ、妖艶と言っていい笑いを見せた。その表情を見ただけで、暁斗の身体の奥が熱くなる。
「ここに来いとおっしゃったのは桂山さんですよ、ここで1回とホテルで1回って僕は考えてましたし……」
かなとは笑い混じりに続けた。
「桂山さんはこういう背徳的でスリリングなシチュエーションでのプレイがお好きなんですね、覚えておきます」
ええっ、と暁斗は思わず声を上げた。その声が礼拝堂に響き渡り、恥ずかしくなる。
「ごっ誤解です、とっ……とにかく駄目です、ほんとにっ」
どもる暁斗の左の頬を、かなとのひんやりとした指先がすいと撫で、それだけで肩が勝手にぴくんと震えた。耳朶が硬いものに刺激され、間を置かずざらりとしたものになぶられた。気持ち良くて、ああ、と暁斗の声帯が勝手に音を出し、かなとは楽しげに暁斗を覗き込む。
「そんなこと言って……」
かなとは暁斗の目から視線を外さないまま、太腿に置いていた左手を股間に動かす。ズボンの上からそっと撫でられただけなのに、身体が小さく跳ねた。
「もうこんなになってますけど?」
まずい、と思う。また先月のようなことになってしまう。握られて、しごかれて、あげく咥えられて、喘ぎまくったあげくにほぼ失神状態だった。でも……あんなに気持ち良かったのは生まれて初めてだった。かなとに会って、話をして、もう一度あのパラダイスに連れて行って欲しいから、スケジュールが合わないことに嘆いていたのではなかったか。
「可哀想に、窮屈そうですよ」
かなとはベルトに手をかけた。暁斗は我に返った。その白い手を掴んで、必死で首を横に振る。
「ほんとに駄目だ、ここでこんなこと……勘弁してくれ」
暁斗が喘ぎながら訴えているのが聞こえないかのように、かなとの長い指が器用にズボンのウエストを緩め、そこから中に滑り込もうとした。暁斗はひゃっと叫び、身体を捩る。
かなとは唇を少し尖らせ、業を煮やしたように、右腕で暁斗の肩を押した。肩甲骨に硬い板が当たる。かなとに腰骨までズボンを下げられ、馬乗りになられて、狭い椅子で身動きが取れなくなった。暁斗は必死で訴えた。
「かなとさん、じゃあ今すぐホテルに移動しよう、ここでこんなことになったらどうしょうもないし、誰かに見つかったら俺大学に出禁になる」
「桂山さん、うるさいですよ」
かなとはぴしゃりと言った。暁斗が驚き目を見張ると、すぐにかなとの目が僅かに細められ、形の良い唇がふわりとほころんだ。……ああ、何て可愛らしい。こんな切羽詰まった状況なのに、暁斗の脳裏をよぎるのはそんな思いだった。
「それ以上強情に振る舞うなら、いっちゃうまで一言も発せないようその口を塞ぎます」
かなとの顔が近づく。彼の背後に見えたのは、高い天井だった。もうこれ以上抗えない、でももうどうなってもいい。甘い香りが思考を停止させ、理性を砕く。心臓の音が、耳の奥で痛いくらいに響く。かなとの唇が暁斗のそれに触れそうになり、暁斗は目を閉じた。
暁斗は叫びとも喘ぎともつかぬ自分の声で目覚めた。身体が火照って暑かった。毛布と布団を跳ね除け、肩で数度息をする。自分の右手が股間を握っていることと、目一杯勃起していることに気づいて、今度は本当にうわっと叫んだ。
何て夢だ。暁斗は自分の家の寝室にいることをようやく認知して、羞恥のあまり右手で顔を覆って呻いた。自分の姿を誰が見ている訳でもないのに。
少し身体が冷えてきて、暁斗は布団を肩まで引きずり上げた。枕元の棚に手を伸ばし、スマートフォンの時計を確認すると、6時前である。この季節、まだこの時間だと夜中のように暗い。
……かなとに会いたい。性懲りも無く暁斗の頭に浮かんだのは、その言葉だった。どうしてこんなに彼に執着しているのか、自分でもわからない。ばくばくしていた心臓はそのうち落ち着いて来たが、股間が元に戻らないので、暁斗は困惑した。
そっと下着の中に手を入れ、熱くなった自分のものに指先で触れると、そこが敏感になり過ぎていて勝手にびくりと腰が引けた。暁斗は焦る。……オナニーって、どうするんだった?
暁斗はしばし考え、汗もかいたことだからシャワーを浴びついでに抜こうと、妙に冷静に決めた。冷えた空気の中、もう一度布団をめくり、ベッドから降りる。足先が触れたフローリングの床は、氷のようだった。
箪笥からバスタオルと下着を出し、そのまま薄暗い中、浴室に向かう。電気とガスを点け、ひとつため息をついた。
……かなとに会いたい。
〈真冬の夜の夢 完〉
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*-‥-‥-‥-‥-‥-‥-‥-*
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*-‥-‥-‥-‥-‥-‥-‥-*
※番外編はこちら
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