私の婚約者は

Tlooha

文字の大きさ
上 下
38 / 57
学校

38

しおりを挟む
「少し休憩にしようか?」

泉が皆に声をかける。

「あ、私お茶淹れて来ます!」

ルーシェが立ち上がる。

「あ、私も手伝う!」

貴月も立ち上がる。

「うん、じゃあ案内するから来て!
生徒会に入るなら丁度いいね!」
「ありがとう!」

気が合う2人は生徒会室を一旦出た。

「あの2人、いい子だね。」

珪がトントン、と書類を整えながら泉と晶に話しかける。

「そうだろう?あの子達になら生徒会を任せても大丈夫そうなんだけどね……。」
「アイツを不登校から復帰させればいいんじゃない?
逆に退学にならないのがすごい所だよ?」
「まぁ、アイツにも不登校になった理由はあるんだろ?無理強いは良くないぞ?」

と話し合っていた。
しおりを挟む

処理中です...