8 / 14
第1章 光の天使 神界編
王女エカテリーナの願い
しおりを挟む
「姫さま、大変でございます!
急いでパーティードレスに着替えてください。
今日、正式に姫さまと皇子さまの御婚約を、帝さまのご結婚披露パーティーで発表されるそうです」
「乳母や、今なんと申した? 私が誰と婚約するのだ?
アシュラさま以外の殿方とは、私は絶対に結婚しないと宣言したはずだ。
さがれ!」
「姫様! いい加減におあきらめください!
アシュラさまとは絶対ご結婚できないことは、誰もが知っていることです。
アシュラ様は女神として覚醒され、今日、王様とご結婚なさるのですよ。
もう光の戦士にもどることはございません。
そんな無理はおっしゃらないでください」
「だからと言って、なぜ私がアシュラさま以外のかたと婚約しなければならないのだ。
私はまだ女神になってはおらぬ」
そう言うとエカテリーナは乳母に大事にしている人形を投げつけた、
しかし間もなく別の考えが浮かび、嬉しそうに乳母に話し始めた。
「乳母や、良い方法を見つけたぞ! 私が女神ではなく神になればよいのだ。
強い神になって、私がアシュラさまをむかへに行けば良いのだ。
そうだ!それが良い! これから帝さまのところへ行き、お願いする。
帝さまは、今年の私の誕生日に、どんな願いでもひとつ聞いてくださると言ったのだから」
急いでパーティードレスに着替えてください。
今日、正式に姫さまと皇子さまの御婚約を、帝さまのご結婚披露パーティーで発表されるそうです」
「乳母や、今なんと申した? 私が誰と婚約するのだ?
アシュラさま以外の殿方とは、私は絶対に結婚しないと宣言したはずだ。
さがれ!」
「姫様! いい加減におあきらめください!
アシュラさまとは絶対ご結婚できないことは、誰もが知っていることです。
アシュラ様は女神として覚醒され、今日、王様とご結婚なさるのですよ。
もう光の戦士にもどることはございません。
そんな無理はおっしゃらないでください」
「だからと言って、なぜ私がアシュラさま以外のかたと婚約しなければならないのだ。
私はまだ女神になってはおらぬ」
そう言うとエカテリーナは乳母に大事にしている人形を投げつけた、
しかし間もなく別の考えが浮かび、嬉しそうに乳母に話し始めた。
「乳母や、良い方法を見つけたぞ! 私が女神ではなく神になればよいのだ。
強い神になって、私がアシュラさまをむかへに行けば良いのだ。
そうだ!それが良い! これから帝さまのところへ行き、お願いする。
帝さまは、今年の私の誕生日に、どんな願いでもひとつ聞いてくださると言ったのだから」
0
あなたにおすすめの小説
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
冴えない建築家いずれ巨匠へと至る
木工槍鉋
ファンタジー
「建築とは、単なる箱を作ることではない。そこに流れる『時』を設計することだ――」
かつてそう語り、伝説の巨匠と呼ばれることになる男も、かつては己の名前に怯えるだけの冴えない二級建築士だった。
安藤研吾、40代。独立したものの仕事はなく、下請けとして「情緒のない真四角な箱」の図面を引き続ける日々。そんな彼が恩師に教えられた座標の先で迷い込んだのは、昭和初期を彷彿とさせる、魔法のない異世界だった。
現代の建築知識、そして一釘一釘を大切にする頑固大工との出会い。 「便利さ」ではなく「住む人の幸せ」を求めて、研吾は廃村に時計台を建て、水路を拓き、人々の暮らしを再生していく。
異世界で「百年の計」を学んだ研吾が現実世界に戻ったとき、その設計は現代の建築界をも揺るがし始める。 これは、一人の男が仕事への誇りを取り戻し、本物の「巨匠」へと駆け上がるまでの、ひたむきな再建の記録。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる