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3章
裏と表
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「おはよう。今日はこれから仕事かい?」
「今、帰りです。」
「そりゃあ、大変だね。」
いつものコンビニに寄ると、ちょうど商品を積んだトラックから、たくさんの品物が運ばれてきていた。
奈江は欠伸をしながら冷蔵庫の前にくると、缶酎ハイを3本、カゴの中に入れた。
「まだ早いんじゃないの?」
店員は笑ってそう言った。
「どっちの意味ですか?」
奈江は笑って答えると、袋菓子をひとつカゴに入れ、少し考えて、もうひとつ同じものをカゴに入れた。
そっか、もう気を使うことなんてないんだった。夜勤明けの買い物は、何も考えずに目に映る商品を、カゴに入れてしまう。
袋菓子をもう一度棚に戻そうとすると、近くにいたカップルが、ぺちゃくちゃと並んで歩いてきた。奈江は邪魔にならないように、そのままレジに向かった。
迷惑な恋愛を取り締まる法律って、なんかないのかな。だいたい略奪愛とか、不倫とか、人を不幸にした罪って、謝って済む話しじゃないだろうに。
奈江はレジの前に並んだ串団子をカゴに入れると、今日は忘れずにお釣りを取った。
「いつも、ありがとうね。」
しゃがんでいた店員が、わざわざ立ち上がって、そう言った。
幸せを見せつけられた嫉妬心は、どんどん考えが荒んでいく。私はすっかりここの常連か。きっと料理も何もしない、だらしない女だと思われてるんだろうな。
そういえば…、
奈江はカバンから携帯を取り出した。
昨日の事で、病院から連絡がきたらたまんないよ。私は言われた通りの部屋に患者を入れただけ。だいたい、若い女の子に鼻の下を伸ばしていた技師長が、部屋を間違えた事が悪いんだから。
電源のボタンに指を掛けると、携帯がなった。
また、村岡くんか。もう、しつこいにもほどがある。奈江はそう思いながらも、電話に出た。
「起きてたのか?」
「今から寝るところ。」
「家の前にいるから、開けてくれよ。」
「なんで、家、知ってるんの?」
「市役所、舐めんなって。」
「最低だね。一番やったらダメな事じゃん。バレたらクビだよ。」
「だって、松下が会ってくれないから。」
「本当にそんな事してもいいの?」
「なぁ、この前はあんな言い方して悪かった。どうしても、話しがしたくってさ。」
「電話じゃダメ?」
「あっ、松下!」
奈江のアパートの前で電話をしていた村岡は、奈江を見つけると走って追いかけてきた。奈江は咄嗟に走ってその場を離れた。
「なんで逃げるんだよ。」
村岡は奈江の腕を掴み、そう言った。
「なんで追いかけるのよ!」
奈江は息を整えようと、両手を胸に置いて、背中を上下させた。村岡もまた、両膝に手を置くと、背中を上下して、息を整えようとしている。
「松下、足遅くなったな。」
「よく言うよ、村岡くんもすっかりおじさんになったよね。」
村岡は奈江の顔を見ると、
「どうしても、会って話したい事があってさ。」
そう言って奈江に近づいた。
「私は話す事なんてないから、じゃあね。」
家に帰ろうとする奈江の腕を、村岡は掴んだ。
「松下じゃないと、ダメなんだよ。」
村岡は奈江の前で、両手を合わせた。ちょうど宅急便のトラックが通りかかり、運転席から村岡が奈江を拝んでいる様子を、面白そう配達員が見ていた。
「村岡くん、少しだけだからね。」
奈江は村岡を家に案内した。
「今日は仕事休みなの?」
横に並んで歩きながら、奈江はワイシャツを着ていない村岡に聞いた。
「だって今日は日曜日だよ。」
「そっか。」
「松下はどうやって生きてるの?」
「どうやってって?」
「普通なら、月曜日が始まったとか、金曜日まで頑張ろうとか、そんな風に思うだろう。休みがバラバラだと、どうやってテンションを保つのかなって。」
「明日までとか、今日が終わればとか、そんな感じかな。」
「昼と夜は、わからなくならない?」
「どうかな。わからない時も、あるかもしれないね。」
奈江は玄関のドアを開けると、
「上がって。」
そう言って村岡を中に入れた。
「本当にここで生活してるの?」
「なんで?」
「人が暮らしてる感じがしないよ。」
「終活してるの、こんな事になっちゃったし。」
村岡は奈江の持っているコンビニの袋を奪うと、
「これ、俺の分?」
そう言って、袋菓子を手に取った。
「ちょっと!」
奈江は村岡を止めようとしたが、
「だって、2つあるだろう。」
村岡はお菓子の袋を開けた。
「松下、これからたくさん時間があるんだし、夜中に何を見たって、誰にも迷惑かからないだろう。」
村岡は缶酎ハイを開けて、飲み始めた。
「これ、全部焼いてきたから、ちょっとずつ見てみろよ。」
「何、映画?」
奈江は村岡が持ってきたDVDを手に取った。
「ドラマだよ。ザ・パシフィックって知ってるか?実話なんだよ。この前見たら、話しに引き込まれてさ。松下、昔からそういうの好きだっただろう。こんな話しできるのって、松下しかいなくってさ。この前、役所で会った時から、ずっと話しがしたいと思ってたんだ。」
キレイな文字で書かれた5枚のDVDのひとつを手に取った奈江は、
「これ、戦争のドラマでしょう。第二次世界大戦の時の海兵隊の話し。私ね、沖縄の場面、ちょっと苦手なんだよね。」
そう言って丁寧にDVDのケースを重ねた。
「もしかして、知ってたのか?」
「知ってるよ。全部見たし。」
「なんだ、知ってたのか。」
「感想なら、暇な時にラインで伝えるから。」
少しがっかりした表情の村岡に、
「それ飲んだら、帰ってね。」
奈江は言った。村岡はDVDを奈江の方に近づけた。
「結婚してるって聞いてたから、戦争ものなんて見てないと思ってた。」
そう言って部屋の中を見渡している。
「そんな事と趣味は関係ないでしょう?」
奈江は村岡の座っているテーブルの近くを、トントンと鳴らした。
「本当は好きな映画を見たいのに、相手に合わせて、くだらない映画でも見てるんじゃないかって、そう思っていたから。」
村岡は奈江を見て言った。
「くだらない映画って、たとえばどんな?」
「出会い方が違うだけで、最後はみんな同じ展開の映画だよ。すれ違いと、勘違いの繰り返しで、クリスマスには雪が降る。」
村岡の話しを聞いて奈江は吹き出した。
「村岡くんが、そういう恋愛ものを苦手なんでしょう?」
「そうだよ。なんの知識にもならない。」
「戦争で人が死んでいく映画は、知識になるっていうの?」
「だって2時間とか3時間とか、黙って座って見てるんだよ。大事な時間を奪われてるんだから、少しでも、いろんな事を考えなきゃ。」
「村岡くん、昔もそんな事を言ってたよね。」
「松下とは、いろんな話しをしたよな。」
「村岡くんの話しはマニアックだから、結構みんな引いていたよ。」
「世の中は無関心と、クールの意味を間違えてるからね。平和なんて言葉はダサくて、古臭いものだと思ってるし。何にも知らないくせに、知りたくないと言ってる方が、かっこいい生き方をしてだと、思い込んでる。」
「そんな蘊蓄を並べるなら、市役所なんて入らないで、もっと別の仕事に就いたら良かったのに。村岡くんなら、毎日退屈なんじゃない?」
「そんな事ないよ。こんなにもいろんな生き様を見れる仕事なんて、そうそうないからね。」
「悪趣味過ぎるわ、それ。」
「人ってさ、笑っていても、泣いているし、悲しんでいても、喜んでる。」
「表情と感情は一緒じゃないからね。」
「松下は俺がそんな話しをしても、ちゃんと答えを出してくれるんだ。」
「話しをすり替えないでよ。映画の話しをしてたでしょう。」
「戦争映画ってさ、見終わった後にも、あの時どんな気持ちだったのか、なんでそんな事が起こったのか、宿題を出すだろう。」
「そうだね。」
「円満に終わって、良かった、良かったって同じ言葉を言い合うだけなら、時間を掛けて見る意味ってあるのかなってさ。」
「まあ、そうだけど。映画とかドラマって、それだけじゃないでしょう?背景とか、俳優さん達の表情とか、今は撮影の技術が高くなって、すごくキレイじゃない、いろんなものが。」
「松下だって、昔の映画の方が好きだったじゃないか。モノクロの方が案外リアルだし。」
「村岡くん、また今度にしない。」
村岡といくら話しても、会話が続くので、奈江は途中で話しを切った。
「あっ、ごめん。これから寝るんだったよな。」
「これ、もう一度、見てみるよ。」
村岡が帰っていった。
奈江が目覚まし時計を見ると、14時を回っていた。
そんなに話していたのか。
布団に潜ると、あっという間に眠りに落ちた。
「今、帰りです。」
「そりゃあ、大変だね。」
いつものコンビニに寄ると、ちょうど商品を積んだトラックから、たくさんの品物が運ばれてきていた。
奈江は欠伸をしながら冷蔵庫の前にくると、缶酎ハイを3本、カゴの中に入れた。
「まだ早いんじゃないの?」
店員は笑ってそう言った。
「どっちの意味ですか?」
奈江は笑って答えると、袋菓子をひとつカゴに入れ、少し考えて、もうひとつ同じものをカゴに入れた。
そっか、もう気を使うことなんてないんだった。夜勤明けの買い物は、何も考えずに目に映る商品を、カゴに入れてしまう。
袋菓子をもう一度棚に戻そうとすると、近くにいたカップルが、ぺちゃくちゃと並んで歩いてきた。奈江は邪魔にならないように、そのままレジに向かった。
迷惑な恋愛を取り締まる法律って、なんかないのかな。だいたい略奪愛とか、不倫とか、人を不幸にした罪って、謝って済む話しじゃないだろうに。
奈江はレジの前に並んだ串団子をカゴに入れると、今日は忘れずにお釣りを取った。
「いつも、ありがとうね。」
しゃがんでいた店員が、わざわざ立ち上がって、そう言った。
幸せを見せつけられた嫉妬心は、どんどん考えが荒んでいく。私はすっかりここの常連か。きっと料理も何もしない、だらしない女だと思われてるんだろうな。
そういえば…、
奈江はカバンから携帯を取り出した。
昨日の事で、病院から連絡がきたらたまんないよ。私は言われた通りの部屋に患者を入れただけ。だいたい、若い女の子に鼻の下を伸ばしていた技師長が、部屋を間違えた事が悪いんだから。
電源のボタンに指を掛けると、携帯がなった。
また、村岡くんか。もう、しつこいにもほどがある。奈江はそう思いながらも、電話に出た。
「起きてたのか?」
「今から寝るところ。」
「家の前にいるから、開けてくれよ。」
「なんで、家、知ってるんの?」
「市役所、舐めんなって。」
「最低だね。一番やったらダメな事じゃん。バレたらクビだよ。」
「だって、松下が会ってくれないから。」
「本当にそんな事してもいいの?」
「なぁ、この前はあんな言い方して悪かった。どうしても、話しがしたくってさ。」
「電話じゃダメ?」
「あっ、松下!」
奈江のアパートの前で電話をしていた村岡は、奈江を見つけると走って追いかけてきた。奈江は咄嗟に走ってその場を離れた。
「なんで逃げるんだよ。」
村岡は奈江の腕を掴み、そう言った。
「なんで追いかけるのよ!」
奈江は息を整えようと、両手を胸に置いて、背中を上下させた。村岡もまた、両膝に手を置くと、背中を上下して、息を整えようとしている。
「松下、足遅くなったな。」
「よく言うよ、村岡くんもすっかりおじさんになったよね。」
村岡は奈江の顔を見ると、
「どうしても、会って話したい事があってさ。」
そう言って奈江に近づいた。
「私は話す事なんてないから、じゃあね。」
家に帰ろうとする奈江の腕を、村岡は掴んだ。
「松下じゃないと、ダメなんだよ。」
村岡は奈江の前で、両手を合わせた。ちょうど宅急便のトラックが通りかかり、運転席から村岡が奈江を拝んでいる様子を、面白そう配達員が見ていた。
「村岡くん、少しだけだからね。」
奈江は村岡を家に案内した。
「今日は仕事休みなの?」
横に並んで歩きながら、奈江はワイシャツを着ていない村岡に聞いた。
「だって今日は日曜日だよ。」
「そっか。」
「松下はどうやって生きてるの?」
「どうやってって?」
「普通なら、月曜日が始まったとか、金曜日まで頑張ろうとか、そんな風に思うだろう。休みがバラバラだと、どうやってテンションを保つのかなって。」
「明日までとか、今日が終わればとか、そんな感じかな。」
「昼と夜は、わからなくならない?」
「どうかな。わからない時も、あるかもしれないね。」
奈江は玄関のドアを開けると、
「上がって。」
そう言って村岡を中に入れた。
「本当にここで生活してるの?」
「なんで?」
「人が暮らしてる感じがしないよ。」
「終活してるの、こんな事になっちゃったし。」
村岡は奈江の持っているコンビニの袋を奪うと、
「これ、俺の分?」
そう言って、袋菓子を手に取った。
「ちょっと!」
奈江は村岡を止めようとしたが、
「だって、2つあるだろう。」
村岡はお菓子の袋を開けた。
「松下、これからたくさん時間があるんだし、夜中に何を見たって、誰にも迷惑かからないだろう。」
村岡は缶酎ハイを開けて、飲み始めた。
「これ、全部焼いてきたから、ちょっとずつ見てみろよ。」
「何、映画?」
奈江は村岡が持ってきたDVDを手に取った。
「ドラマだよ。ザ・パシフィックって知ってるか?実話なんだよ。この前見たら、話しに引き込まれてさ。松下、昔からそういうの好きだっただろう。こんな話しできるのって、松下しかいなくってさ。この前、役所で会った時から、ずっと話しがしたいと思ってたんだ。」
キレイな文字で書かれた5枚のDVDのひとつを手に取った奈江は、
「これ、戦争のドラマでしょう。第二次世界大戦の時の海兵隊の話し。私ね、沖縄の場面、ちょっと苦手なんだよね。」
そう言って丁寧にDVDのケースを重ねた。
「もしかして、知ってたのか?」
「知ってるよ。全部見たし。」
「なんだ、知ってたのか。」
「感想なら、暇な時にラインで伝えるから。」
少しがっかりした表情の村岡に、
「それ飲んだら、帰ってね。」
奈江は言った。村岡はDVDを奈江の方に近づけた。
「結婚してるって聞いてたから、戦争ものなんて見てないと思ってた。」
そう言って部屋の中を見渡している。
「そんな事と趣味は関係ないでしょう?」
奈江は村岡の座っているテーブルの近くを、トントンと鳴らした。
「本当は好きな映画を見たいのに、相手に合わせて、くだらない映画でも見てるんじゃないかって、そう思っていたから。」
村岡は奈江を見て言った。
「くだらない映画って、たとえばどんな?」
「出会い方が違うだけで、最後はみんな同じ展開の映画だよ。すれ違いと、勘違いの繰り返しで、クリスマスには雪が降る。」
村岡の話しを聞いて奈江は吹き出した。
「村岡くんが、そういう恋愛ものを苦手なんでしょう?」
「そうだよ。なんの知識にもならない。」
「戦争で人が死んでいく映画は、知識になるっていうの?」
「だって2時間とか3時間とか、黙って座って見てるんだよ。大事な時間を奪われてるんだから、少しでも、いろんな事を考えなきゃ。」
「村岡くん、昔もそんな事を言ってたよね。」
「松下とは、いろんな話しをしたよな。」
「村岡くんの話しはマニアックだから、結構みんな引いていたよ。」
「世の中は無関心と、クールの意味を間違えてるからね。平和なんて言葉はダサくて、古臭いものだと思ってるし。何にも知らないくせに、知りたくないと言ってる方が、かっこいい生き方をしてだと、思い込んでる。」
「そんな蘊蓄を並べるなら、市役所なんて入らないで、もっと別の仕事に就いたら良かったのに。村岡くんなら、毎日退屈なんじゃない?」
「そんな事ないよ。こんなにもいろんな生き様を見れる仕事なんて、そうそうないからね。」
「悪趣味過ぎるわ、それ。」
「人ってさ、笑っていても、泣いているし、悲しんでいても、喜んでる。」
「表情と感情は一緒じゃないからね。」
「松下は俺がそんな話しをしても、ちゃんと答えを出してくれるんだ。」
「話しをすり替えないでよ。映画の話しをしてたでしょう。」
「戦争映画ってさ、見終わった後にも、あの時どんな気持ちだったのか、なんでそんな事が起こったのか、宿題を出すだろう。」
「そうだね。」
「円満に終わって、良かった、良かったって同じ言葉を言い合うだけなら、時間を掛けて見る意味ってあるのかなってさ。」
「まあ、そうだけど。映画とかドラマって、それだけじゃないでしょう?背景とか、俳優さん達の表情とか、今は撮影の技術が高くなって、すごくキレイじゃない、いろんなものが。」
「松下だって、昔の映画の方が好きだったじゃないか。モノクロの方が案外リアルだし。」
「村岡くん、また今度にしない。」
村岡といくら話しても、会話が続くので、奈江は途中で話しを切った。
「あっ、ごめん。これから寝るんだったよな。」
「これ、もう一度、見てみるよ。」
村岡が帰っていった。
奈江が目覚まし時計を見ると、14時を回っていた。
そんなに話していたのか。
布団に潜ると、あっという間に眠りに落ちた。
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