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100、同棲初夜 (1) side天馬 *
「いらっしゃいませ、楓花さん。どうぞお入り下さい」
ドアを開けながら畏った口調で玄関に招き入れる。
「お邪魔します」
楓花が靴を脱いで上がるのを見届けてからドアを閉め、後ろから抱きついた。
「これからは、『ただいま』だからな」
「うん……」
首筋に口づけて、ジュッと強く吸った。出来たばかりの赤紫の跡を見て、満足げに微笑む。
そのまま耳にもキスをして耳朶を噛んだら「あっ……」と鼻にかかった声が聞こえて、もうなんか「わ~っ!」て堪らなくなって止まらなくなった。
「楓花っ!」
「えっ、きゃっ!」
ガバッとお姫様抱っこすると、そのまま勢い良く廊下を駆け、ドアを足でバン!と開けて寝室に連れ込む。
驚いて固まっている楓花をベッドにポスッと投げ出すと、ネクタイを襟から抜き、カッターシャツのボタンを外してバッと脱ぎながら、楓花を見下ろす。
「ごめん、嬉しすぎて興奮がMAX。今すぐ抱かなきゃ股間が爆発する」
「ばっ……爆発って……!」
「同棲初夜だから優しくしたいけど……出来なかったらごめん」
『初夜』という言葉に反応して頬を赤らめた楓花に余計にそそられる。
ごめん、楓花。やっぱり優しくするの無理。
心の中でそう呟きながら、白いカーディガンを脱がせ、サーモンピンクのワンピースのボタンを外していく。
焦れったいからボタンを引きちぎってしまおうかと考えたけど、それはさすがに諦めた。
だっていきなりドン引きされたら元も子もない。
記念すべき同棲初夜は、素敵な思い出であるべきだ。
ーー……なんて言ったら、また楓花に『乙女みたい』って言われちゃうかな。
フッ……と口元を緩ませたら、楓花に不審げな目を向けられた。
駄目だ、エッチの最中に他ごとを考えて手抜きだと思われたら、元も子も……
ーーははっ……。
「楓花……俺、やっぱりテンパってるわ」
「えっ?」
「ん……最高の気分ってこと」
ボタンを3つまで外したところで我慢出来なくなった。開いた胸元に顔を埋め、谷間に舌を這わせたら、「ん……あっ…」と楓花の顎が上がる。
ブラジャーをグイッと引き下ろして、まろび出た白い膨らみにむしゃぶりつく。形が変わるほど強く揉みながら、先端に吸い付き甘噛みした。
「あっ!……ああ……んっ…!」
今日は凄く感度がいい。楓花も同棲の初日で興奮しているのかも知れない。
ワンピースの裾をめくり、右手でそっと脚を開かせる。ショーツのクロッチに触れたら、そこはもうしっとりと濡れていた。
それが分かった途端、スラックスの内側で俺自身がグイッと頭をもたげてくる。
ーー駄目だ、やっぱり爆発寸前!
今度は下からワンピースのボタンを外し、真ん中の合わせ目からバッと開いて下半身を露わにする。
ショーツを引き下げて脱がせると、膝裏から脚を持ち上げて、間に顔を埋めた。
「やっ……ああっ!」
蜜口に舌を挿し入れグニグニと刺激すると、中からトロリと甘い蜜が溢れてくる。それをジュルジュル音をさせながら啜って、一滴たりとも無駄にしないよう丁寧に舐めあげる。
蕾を口に含んでチューッと二度ほど吸い上げたら、腰を震わせてヨガった。
蕾を舌で攻めながら、指を挿れる。
十分に濡れているソコは、2本くらいあっという間に呑み込んで、肉壁を絡みつかせて誘っている。
早く硬くなった漲りを突っ込みたい。だけど準備不足は厳禁だ。もっと解してやらなきゃ。
同棲初夜はお互いが最高に気持ち良くならなきゃいけないんだ……。
指をクイッと曲げて、既に知り尽くしたイイところを擦ってやる。
「ああっ!ソコは駄目っ!」
「駄目じゃない……イイだろ」
「……イイっ!気持ちいい!」
更にヌルヌルと擦り続けると、ナカがキュッと締まって指を締め付けてきた。
少し早いかと思いながらも指を一気に4本に増やしてグチュグチュと掻き混ぜる。
「イヤぁあっ!駄目っ!本当に駄目っ!」
指を揃えて抽送を開始する。中は柔らかく、そして十分に濡れていて滑りがいい。
ジュブジュブ音をさせながらスピードを上げ、同時に蕾をレロレロと舐め続けていると、キュッと中が締まってきた。
「ああーーーっ!」
ーーよし……。
嬌声と同時に楓花の腰がビクンビクンと跳ねるのを見届けて、漸くスラックスの前を肌蹴た。
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