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霧よどうか晴れないで
男の子:1
女:1
※霧が濃い日に起こった話。霧が濃い時って不気味だけどなんだか神秘的ですよね。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
女:あーぁ。寝れないなー。
こんな時間まで頭動かしてたら
冴えて冴えて逆に寝れないって感じ。
女:作業もしたくはないしなー。うーん。
朝4時だけど、散歩に行ってみるか!
外どんな感じだろ?どれどれ?
女:げっ…! 霧濃いなぁ。。
やっぱりやめとくか。
視界悪いし、近所だけど迷子になりそうだよ。
男:迷子にならないよ。
女:え?
男:街灯がスポットライトの代わりになるから
それを目印にすればいいんだよ。
女:やば…幻聴ってやつが聞こえ始めたか…。
それともオバケ?
男:違う違う。じっくり見てみて。
ほら、向こうの街灯の所。
女:あ、手振ってる。やっぱりオバケだ…。
ついに見えちゃった…。
男:オバケじゃないよ。そっち行ってもいい?
女:えっ?
男:こんばんは。
僕を見つけてくれた
お姉さん。
女:びっくりしたぁ!? け、警察呼ばないと!
男:誰を呼ぶの?
僕は霧だから存在感無いし
長くも居られないんだ。だから
意味ないんだぁ。
女:霧?! 霧って今かかってるあの霧?!
男:そうだよ。そんなに驚く?
女:やっぱり私作業しすぎたんだ~。
ついに変なの見るようになっちゃったぁ。
男:変なのとか言わないでよー。
見た目は普通の人間に寄せてるのに。
女:あれ?確かにそうね?
よく見たらカワイイ系のイケメンじゃない?
えー!私意外とタイプかも!
男:へへっ。嬉しい。
お姉さんも髪の毛はボサボサだけど
綺麗だね。
女:一言多いわね…。でもありがとう。
霧に褒められるのは初めてだけど
悪い気はしないかも。
男:人のこともっと知りたい!
人ってどういうことをするか。とか
どうやって「心」を作るのか。とか!
女:難しい質問ね…。それは答えられないけど
私のことは教えられるよ。
男:お姉さんのこと?
女:うん。私はお芝居とかをする人なんだ。
そのお芝居で使う脚本をずっと書いてて
キミに出会ったの。
男:おしばい?きゃくほん?
なにそれ?
女:あー…。難しいよね。
うーんとね。自分を表現することが好きなの!
男:そうなんだ!すごいね!
女:凄いか…。久しぶりに評価されたなぁ。
嬉しいや。
男:お姉さんのこともっと知りたい!
女:うん!いいよー!あとね~。
男:あっ。ごめんなさい。もうダメみたい。
女:えっ?なんで?これからってとこなのに。
男:さっきも言ったけど
長くいられないの。もう
晴れちゃうから。
女:あー、そっか。仕方ないよね…。
男:また濃くなったらお話しようね!
バイバイ!お姉さん!ありがとう!
女:あっ…。消えちゃった…。
まぶしっ。もう日の出なんだ。
…晴れないで欲しかったな。。
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男の子:1
女:1
※霧が濃い日に起こった話。霧が濃い時って不気味だけどなんだか神秘的ですよね。
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女:あーぁ。寝れないなー。
こんな時間まで頭動かしてたら
冴えて冴えて逆に寝れないって感じ。
女:作業もしたくはないしなー。うーん。
朝4時だけど、散歩に行ってみるか!
外どんな感じだろ?どれどれ?
女:げっ…! 霧濃いなぁ。。
やっぱりやめとくか。
視界悪いし、近所だけど迷子になりそうだよ。
男:迷子にならないよ。
女:え?
男:街灯がスポットライトの代わりになるから
それを目印にすればいいんだよ。
女:やば…幻聴ってやつが聞こえ始めたか…。
それともオバケ?
男:違う違う。じっくり見てみて。
ほら、向こうの街灯の所。
女:あ、手振ってる。やっぱりオバケだ…。
ついに見えちゃった…。
男:オバケじゃないよ。そっち行ってもいい?
女:えっ?
男:こんばんは。
僕を見つけてくれた
お姉さん。
女:びっくりしたぁ!? け、警察呼ばないと!
男:誰を呼ぶの?
僕は霧だから存在感無いし
長くも居られないんだ。だから
意味ないんだぁ。
女:霧?! 霧って今かかってるあの霧?!
男:そうだよ。そんなに驚く?
女:やっぱり私作業しすぎたんだ~。
ついに変なの見るようになっちゃったぁ。
男:変なのとか言わないでよー。
見た目は普通の人間に寄せてるのに。
女:あれ?確かにそうね?
よく見たらカワイイ系のイケメンじゃない?
えー!私意外とタイプかも!
男:へへっ。嬉しい。
お姉さんも髪の毛はボサボサだけど
綺麗だね。
女:一言多いわね…。でもありがとう。
霧に褒められるのは初めてだけど
悪い気はしないかも。
男:人のこともっと知りたい!
人ってどういうことをするか。とか
どうやって「心」を作るのか。とか!
女:難しい質問ね…。それは答えられないけど
私のことは教えられるよ。
男:お姉さんのこと?
女:うん。私はお芝居とかをする人なんだ。
そのお芝居で使う脚本をずっと書いてて
キミに出会ったの。
男:おしばい?きゃくほん?
なにそれ?
女:あー…。難しいよね。
うーんとね。自分を表現することが好きなの!
男:そうなんだ!すごいね!
女:凄いか…。久しぶりに評価されたなぁ。
嬉しいや。
男:お姉さんのこともっと知りたい!
女:うん!いいよー!あとね~。
男:あっ。ごめんなさい。もうダメみたい。
女:えっ?なんで?これからってとこなのに。
男:さっきも言ったけど
長くいられないの。もう
晴れちゃうから。
女:あー、そっか。仕方ないよね…。
男:また濃くなったらお話しようね!
バイバイ!お姉さん!ありがとう!
女:あっ…。消えちゃった…。
まぶしっ。もう日の出なんだ。
…晴れないで欲しかったな。。
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