無能と言われた俺、ダンジョンで迷子になったのでダンジョン生活始めます

コンパン枕

文字の大きさ
1 / 1

プロローグ

しおりを挟む
 

 《※少し長いですが内容紹介の世界観と設定を先に読んでいることを前提として話は進みます》



「明日お前にはダンジョンに行ってもらう」



 (…………は?)

【…1時間前】
 俺ことアルバス(アル)は王様父上よりお話呼び出しを命令されたため自室にて服装を整えていた
 (はぁ…せっかくの休日だっていうのになんで呼び出しなんか……)
「俺、何か呼び出されるようなことしたかなぁ…ッハ!まさか遂に王家から追放されるのか⁈嫌だなぁ…」

 コンコンコン「アルバス様、時間です」

 色々な可能性と愚痴を呟いていたらもう時間のようだ
「今行きます」
 呼び出し命令には逆らえないので気は重いが自室の扉を開ける
 そこには衛兵が1人立っていた 「ッチ。…さっさと歩け」
 (少しで良いから嫌悪感を隠して欲しいものだ、……最初の発言は一応の体裁は守った、とでも言いたげな態度だな)
 なんて実力が上の衛兵に言えるわけもないが…
 最初の発言とは打って変わって荒々しいな
 (おや?よく見たらこの前まで城の門番をやっていた者ではないか?昇進して王族の側付きになった感じだろうか、、うんまぁとりあえずまた舌打ちをされる前に早めに歩き始めてしまおう)


「止まれ!  …入れ」
 しばらく歩かされた後250を裕に超える両扉の前で止められた
 (客室、応接室、待合室?いや、待機室といったところか)
 扉を叩き、入ってみれば既に先客が3人居た
 第一王子のゼニクス•ラインキッシュ(ゼクス)と第一王女のメルクーア•ラインキッシュ(メル)どちらも兄と姉だ
「遅いな後5分は早めに来ておけこの無能が」
「いいえお兄様、この出来損ないはもう10分早めに来る必要がありますわ」
「……。兄上姉上、この者が先にこの部屋で待っているとバカの臭いが充満してしまいますよ。」
「…それもそうね。では今度からギリギリの1分前に来なさいこの出来損ない!」
 そして最後に弟の第四王子ハイカルド•ラインキッシュ(ハル)
 (正直俺は自分を含め6人兄弟の中でハルが一番苦手だ)
 他の兄弟と比べれば比較的当たりが優しい方なのだが俺の直感がこいつを嫌っている。不思議なことに俺の直感は当たるため何かがない限りは大抵従う
 それに何処か胡散臭い様な気がする。だから俺はハルとはなるべく関わらないようにしている
 とまぁ相変わらず言いたい放題の兄達を他所に俺は頭を動かさず目線のみを使い部屋を見渡す、どうやら前に呼び出しで来た部屋とは違うようでこっちの方が豪華だ
 天井は大人が4人縦に並べば届くかどうかと思えるほどに高い、そんな天井には大きなシャンデリアが吊るされていた100万はくだらないだろう    
 など座る必要も無いため立ちながら部屋を見渡観察しているとどうやら最後の客人が来たようだ
 入ってきたのは第二王女リリアーナ•ラインキッシュ(リア)、ラインキッシュ内では末っ子だが実力は確かで歳の差があれど王位3にまで上り詰めているほどに強い
 っと此処で一度王位の説明をしようか
 まず、[王位]の正式名称はで長すぎるので略して
 [] 10歳以上の次期王となり得る王子と王女が三ヶ月に一回で3日間に渡って〈順位争奪戦〉がある。形式としては総当たり戦だ 
 三ヶ月に一回とはいえ順位が変動することはほとんどないためここ1年半は順位が変わっていない
 最新の順位は 一位:第二王子 二位:第一王子 三位:第二王女 
        四位:第一王女 五位:第四王子 六位:第三王子(俺)  となっている
 ちなみに一位の第二王子で兄のルシアン•ラインキッシュ(シアン)は交換留学により他国に留学中なので此処には来ることができない
「……。揃ったな。行くぞ父上を待たせてはいけない。…無能、お前はから着いてこい!わかったな?」
「…、分かりました。」

 ~v~v~v~v~v~v~v~               (- v- )……(°▽°)パァ

 
  「ご子息達が、お見えです!!!」
 
 (う~ん相変わらずここの近衛兵は声が超大きいバカでかいなぁ)
 未だに耳がキーンと鳴っているが余計な考えを頭から振り落とし気を引き締める
 今、綺麗に線対象に開いている5メートル程もある両扉は金をふんだんに使い装飾され、至る所に青色を基調とした宝石が散りばめられていてとても豪華だ。だが、やはり主役はどちらも真ん中に埋め込まれている、1メートル近くもある青紫色の宝石だろう
 (青系の宝石はアウナイト、アクアマリン、アパタイト、タンザナイトあたりだろうか、少ない暖色系はアメトリンとスピネル、透明な方はハーキマークォーツとオパールかな。んで、あの大きい主役の宝石は我が国の特産品であるアイオライトであろう。色も澄んでいて綺麗なバイオレットブルーだ、欲しいな…。っとそろそろ扉が全開だ)
 扉が全て開くと目の前に王座があり王様父上が座っている、天井には金のシャンデリアが3つ吊るされていて、25メートルプールが3つ程入りそうなこの部屋も決して暗くない
 前に進み王様父上の5メートル手前で止まる、膝を折り我が国の王に向けて頭を下げ目を閉じる
 
 「表を上げよ!我が息子達!  今回は急な呼び出しに応じてくれ感謝するぞ。」
 本当に感謝をしているだろうが王は頭をそう易々と下げてはいけない決まりとなっているため言葉だけ受け取る
 「さて、今回呼び出した内容なのだが……。」
 (…なんだ?勿体ぶらないで言えば良いのに)
 おほん!と咳払いをし一泊置いた後口が開いた
 

 「明日お前にはダンジョンに行ってもらう」



 (…………は?)
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ

天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。 彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。 「お前はもういらない」 ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。 だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。 ――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。 一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。 生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!? 彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。 そして、レインはまだ知らない。 夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、 「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」 「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」 と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。 そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。 理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。 王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー! HOT男性49位(2025年9月3日0時47分) →37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

辺境で静かに暮らしていた俺、実は竜王の末裔だったらしく気づけば国ができていた

平木明日香
ファンタジー
はるか五億四千万年前、この星は六柱の竜王によって治められていた。火・水・風・土・闇・光――それぞれの力が均衡を保ち、世界は一つの大きな生命のように静かに巡っていた。だが星の異変をきっかけに竜の力は揺らぎ、その欠片は“魂”となって新たな生命に宿る。やがて誕生した人類は文明を築き、竜の力を利用し、ついには六大陸そのものを巨大な封印装置へと変えて竜王を眠りにつかせた。 それから幾千年。 現代では六つの大国がそれぞれ封印を管理し、かろうじて世界の均衡を保っている。しかし各地で異常な魔獣が出現し、封印の揺らぎが噂されはじめていた。 そんな世界を気ままに旅する青年がいる。名はブラック・ドラグニル。三年前からハンターとして魔獣を討伐し、その肉を味わいながら各地を渡り歩く放浪者だ。規格外の実力を持ちながら名誉や地位には興味がなく、ただ「世界のうまいものを食べ尽くす」ことを楽しみに生きている。 ある日、光の王国ルミナリア近郊で王女ユリアナが大型魔獣に襲われる事件が起きる。死を覚悟した騎士団の前に現れたブラックは、その怪物をわずか数十秒で討ち倒す。彼にとっては雑魚同然だったが、その圧倒的な強さは王国中に知れ渡る。王女は自由に生きる彼の姿に心を奪われるが、ブラックは次の目的地へ向かう計画を練るばかり。 だが彼自身はまだ知らない。 自らが竜族の末裔であり、世界を再び“統合”へ導く鍵となる存在であることを。 竜の封印が揺らぐとき、自由を愛する青年は世界の命運を左右する選択を迫られる。 これは、竜の記憶と人の魂が交錯する壮大なファンタジー叙事譚である。

辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。

月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
 ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。  ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。  ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。  ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。  なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。  もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。  もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。  モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。  なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。  顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。  辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。 他のサイトにも掲載 なろう日間1位 カクヨムブクマ7000  

処理中です...