254 / 298
双花狼藉 五
しおりを挟む
嬉しそうなカールの声にクルーゲがそそのかすように口を出す。
「君がしずめてやったらどうだい?」
「ああ」
カールはふたたびアレクサンダーの花園に口づけし、舌を伸ばす。
「うう……」
アレクサンダーは背後の腕から逃れようとしたがかなわず、カールの舌を受け入れるしかない。
「い、いや……! だ、だめだ、こんな、こんな!」
自分のされていることが信じられなかった。
カールは臆することなく迷うことなく、アレクサンダーの花園を嬲る。しかも、その舌技も、年齢からは想像もできないほどに巧妙なものだった。
いったいいつの間に、どこでこんな妖しい遊びを覚えてしまったのか。それを考える余裕もないほどにアレクサンダーは追いつめられた。
「や、やめてくれ、カール、たのむから、やめてくれ!」
花園のはざまを舐めあげられたかと思うと、若芽の先や茎、裏など、あらゆるところを舌で濡らされていく。永遠の幼児のようなアレクサンダーの象徴が全身あますところなく濡れるのに時間はかからない。
「かわいい……。ああ、夢みたいだ。好きだよ、アレク」
再び音をたてて接吻する。
アレクサンダーは年下のカールの指と舌によって篭絡されている自分を自覚した。
「こんな……、こんな……駄目だ、こんな……」
アレクサンダーの切なさと苦しさをふくんだ声に、カールはいったん動きを止めて、見上げるようにして笑う。
「ふふふ。そんなこと言いながら、すっかり君のここは露にまみれているよ」
しとどに濡れた花園を覗きこむカールの目は少年のように無邪気だ。クルーゲ同様、残酷な青年になりつつも、どこか幼さをのこしているのだ。そして、それはいっそう自制のつかない冷酷さと残忍さをともなっていた。
「カールが花園で遊ぶなら、俺は蕾で遊ぼうかな」
もはやたいして抵抗できまいと踏んだのか、アレクサンダーを背後からおさえていたクルーゲもまた膝をつき、両手を添えて、アレクサンダーのつつましい蕾を開かせようとした。
「君がしずめてやったらどうだい?」
「ああ」
カールはふたたびアレクサンダーの花園に口づけし、舌を伸ばす。
「うう……」
アレクサンダーは背後の腕から逃れようとしたがかなわず、カールの舌を受け入れるしかない。
「い、いや……! だ、だめだ、こんな、こんな!」
自分のされていることが信じられなかった。
カールは臆することなく迷うことなく、アレクサンダーの花園を嬲る。しかも、その舌技も、年齢からは想像もできないほどに巧妙なものだった。
いったいいつの間に、どこでこんな妖しい遊びを覚えてしまったのか。それを考える余裕もないほどにアレクサンダーは追いつめられた。
「や、やめてくれ、カール、たのむから、やめてくれ!」
花園のはざまを舐めあげられたかと思うと、若芽の先や茎、裏など、あらゆるところを舌で濡らされていく。永遠の幼児のようなアレクサンダーの象徴が全身あますところなく濡れるのに時間はかからない。
「かわいい……。ああ、夢みたいだ。好きだよ、アレク」
再び音をたてて接吻する。
アレクサンダーは年下のカールの指と舌によって篭絡されている自分を自覚した。
「こんな……、こんな……駄目だ、こんな……」
アレクサンダーの切なさと苦しさをふくんだ声に、カールはいったん動きを止めて、見上げるようにして笑う。
「ふふふ。そんなこと言いながら、すっかり君のここは露にまみれているよ」
しとどに濡れた花園を覗きこむカールの目は少年のように無邪気だ。クルーゲ同様、残酷な青年になりつつも、どこか幼さをのこしているのだ。そして、それはいっそう自制のつかない冷酷さと残忍さをともなっていた。
「カールが花園で遊ぶなら、俺は蕾で遊ぼうかな」
もはやたいして抵抗できまいと踏んだのか、アレクサンダーを背後からおさえていたクルーゲもまた膝をつき、両手を添えて、アレクサンダーのつつましい蕾を開かせようとした。
23
あなたにおすすめの小説
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
2025/09/12 ★1000 Thank_You!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる