ブラックマジック

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「ふぅー」

 今日のノルマはこれで終了だった、
 
 いい感じに負荷を与える事が出来てとても満足だ
 
 俺はリビングのソファーで寛いでプロテインを飲んでいると、
 
 玄関の方から声が聞こえてきた。
 
「ただいま」

「お邪魔します」

 どうやら兄貴が友達を連れて帰って来たようだ。
 
 俺はすぐに自分の部屋へ戻ろうとしたが、
 
 結局、兄貴と顔を合わす事になってしまった。
  
「お前またここで筋トレしてたのかよ」

 兄貴は俺がここで筋トレすることを嫌っているのだが、
 
 俺にとってはここがベストポジションなのだ。
 
 二階の自室だとあまり激しい動きは出来ないし、
 
 ここならすぐにプロテインを飲める。
 
「おっ鍛えてんの? 」

「はい、そうなんす」
 
 だから兄貴の友達が興味を示して来たのは嬉しかったし、
 
 俺もつい調子に乗ってしまったのは仕方がない事だったと思う。
 
 だって家では誰も筋肉の素晴らしさを理解してくれないのだ。
 
「大した事ないって」

 兄貴がすかさず言ってくるが、俺は気にせずに力こぶを見せる。
 
「へぇ、すごいじゃん」

 滅多に褒めてもらえない俺としてはたとえお世辞だとしても嬉しかった。
 
「何もねえじゃん。悪いちょっと買い物行ってくるわ」

 冷蔵庫を漁っていた兄貴は俺と友達さんを置いて買い物へと行ってしまい
 
 相変わらず滅茶苦茶な人だ。
 
 さすがに二人っきりは気まずいが、さすがに一人にする訳にもいかず
 
 お茶ぐらいは出した方がいいだろとグラスに麦茶を注いで持っていく途中で
 
 足を滑らしてこぼしてしまった。
 
 どうやら自分の汗で滑ったようで、Tシャツが濡れてびしゃびしゃだ。

「大丈夫? 」

 友達さんが心配してくれる。

「はい、大丈夫っす。すいません」

 濡れたTシャツが身体に張り付いて気持ち悪いので、俺はとりあえず脱ぐと
 
 トンッ
 
 体に衝撃が走った
 
 えっ? あれっ? 動かないぞ
 
 どうしたものか体が急に思うように動かなくなってしまっていた。
 
 
「まったく、俺の前でそんなアピールしてきたら俺も抑えれなくなるだろ? 」

 急に友達さんが話し出しだしたと思ったら
 
「まったく最近のガキはどうなってるんだ。礼儀がなってないんだよな、困ったもんだ」
 
 そう言うと、俺の身体を隅から隅まで撫でまわす。
 
 スリ スリ スリ スリ
 
「まだまだだな、この程度で俺を誘おうなんてイケない子だ」
 
 そう言いながらも手は動きを止めない。
 
「あっ、そこは」
 
 ビクッ
 
「何だ 乳首で感じてるのか。仕方ないなぁ、今回は特別だぞ」
 
 レロ レロレロ チュプチュプ じゅるじゅる
 
 友達さんは俺の乳首を思いっきり舐めまわし始めたのだ。
 
「あっ あ あ ちょ ああああ」

 訳が分からないまま俺は声が出てしまう。
 
 ビクビクビク
 
 何なんだこれは。やばい、やばすぎる。
 
 今まで感じたことのない快感が全身を襲う
 
「おいおいおいおい、完全に勃ってるじゃないか」
 
 俺のチンコは今にもはち切れそうなくらいパンパンで痛い
 
 そんな俺のチンコを温かくて柔らかいもので包み込む友達さん
 
 じゅる ぐぷぷぷぷ ぷう
 
「はぁ♥」
 
 俺の頭の中はもう真っ白で何も考える事なんて出来なくなっていた。
 
 じゅび じゅび じゅび ぐぽっ ぐぽっ ぐぽぽっ
 
「あぁぁぁ♥ もう、出るぅう~♥」
 
 どっ どぴゅぴゅっ~
 
 俺はもう射精の快楽に溺れていた
 
 ビクン ビクン ビクン
 
「んっ、どんだけ出すんだよ。まったく俺がまだだってのに」
 
 その後はただただ友達さんにハメられた。
 
 
 パン パン パン パン パン パン パン パン パン
 パン パン パン パン パン パン パン パン パン  
 パン パン パン パン パン パン パン パン パン 
 パン パン パン パン パン パン パン パン パン 
 パン パン パン パン パン パン パン パン パン
 
 
 
「んっ、あぁー。いいケツだ」
 
 友達さんのその言葉を聞いて、俺は意識を失くした。
 
 
 
 
 「はっ」っと気が付けば、俺はベットの上にいた。
 
 あれは一体何だったのか、夢だったのだろうか?
 
 とにかく今すぐシャワーを浴びたい、
 
 身体の違和感がなかな消えなくて風呂場に急ぐと
 
 自分の顔が鏡に映ったのが見えて一瞬止まる。
 
 鏡に映る俺の顔はいつもと同じで、変わった所はない。
 
「大丈夫だ」
 
 そう自分に言い聞かせながらパンツを脱ぐと
 
 股の間をドロっとしたものが滑り落ちていった。
 
 
 
 
 
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