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児童公園2

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 公園の広さは十メートル四方で、滑り台とブランコと東屋があった。

 天井の高さは五メートルほど。

 東屋にはテーブルとベンチがあり、テーブルにはPC用のコンセントがある。

 とりあえず、コンセントに充電器を差し込んでバッテリーを充電できた。

 公園の奥にもう一つ扉がある。

 そこに何があったか香菜ちゃんに聞いてみた。

「ですから、扉の向こうには、他の休憩所と同じようにカーペット敷きの広間があったのです。そこでさっき言ったように、女の人が三人お酒を飲んでいるのです」
「すごく酒臭かったよ」

 香菜ちゃんの説明に、ミクちゃんが嫌悪感を露わに補足する。

 酒を飲んでいるという事は、当分出て行かないだろうな。

「しょうがない。充電中はこの公園で過ごそう」

 するとミクちゃんは不満そうな顔で

「ここで試すのじゃなかったの?」
「いや、そのつもりだったけどね。これじゃあ無理だろ。二人とも公園で遊んでいな」

 最初は不満そうにしていたミクちゃん香菜ちゃんも、しばらくしたらブランコや滑り台で遊びだした。

 なんのかんの言っても、まだ子供だね。
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