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捌
懐かしの我がシェルター
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俺がミクちゃん、香菜ちゃんを連れて自分のシェルターに戻ったのは、村を解放してから二日後のことだった。
竜二の逃亡先を探すとか、シェルターコミュニティ内のパトロールをするとか、まだいろいろやることがあるのだが『私物を取りに行きたい』という理由で一日休みをもらったのだ。
事務所の方は、アキラとリンちゃんに任せて、何かあったらすぐに飛んで帰ることになっている。
「しかし、我が家が一番落ち着くな」
俺はリビングの床に大の字になって寝そべった。
「うん。落ち着くね」
ミクちゃんはそう言って、俺に覆いかぶさってきた。
「二人とも、のんびりしていられませんよ。私物をまとめておかないと」
香菜ちゃんは、やはり優等生だな。
「大丈夫、大丈夫。私物と言ったって、そんなにないから。着替えとかぐらいだから」
俺はミクちゃんを抱きしめた。
「それなら」
香菜ちゃんは、ミクちゃんのジーパンに手をかけた。
「ほえ! 香菜ちゃん、なんであたしのズボンを降ろすの!?」
「今着ている服も洗濯機にかけちゃいましょう。どうせ、これから裸になるのでしょ」
確かにそうだ……
裸になったついでに、三人で風呂に入った。
竜二の逃亡先を探すとか、シェルターコミュニティ内のパトロールをするとか、まだいろいろやることがあるのだが『私物を取りに行きたい』という理由で一日休みをもらったのだ。
事務所の方は、アキラとリンちゃんに任せて、何かあったらすぐに飛んで帰ることになっている。
「しかし、我が家が一番落ち着くな」
俺はリビングの床に大の字になって寝そべった。
「うん。落ち着くね」
ミクちゃんはそう言って、俺に覆いかぶさってきた。
「二人とも、のんびりしていられませんよ。私物をまとめておかないと」
香菜ちゃんは、やはり優等生だな。
「大丈夫、大丈夫。私物と言ったって、そんなにないから。着替えとかぐらいだから」
俺はミクちゃんを抱きしめた。
「それなら」
香菜ちゃんは、ミクちゃんのジーパンに手をかけた。
「ほえ! 香菜ちゃん、なんであたしのズボンを降ろすの!?」
「今着ている服も洗濯機にかけちゃいましょう。どうせ、これから裸になるのでしょ」
確かにそうだ……
裸になったついでに、三人で風呂に入った。
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