剣の世界のβテスター~異世界に転生し、力をつけて気ままに生きる~

島津穂高

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第14話 入学試験①

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それから2年の月日が流れた。

家族と楽しく過ごしながら毎日レベリングをし、今のステータスは以下の通りだ。





名前 アルフレッド=ペンシルゴン Lv.61



HP 335/335 TP 22215/22215 SP 0



STR 90 VIT 70 DEX 70 AGI 60 INT 65 LUK 10



スキル

両手剣Lv.8 体術Lv.6



ユニークスキル

言語理解 鑑定 アイテムボックス 獲得経験値10倍 状態異常無効





“獲得経験値10倍“のおかげで、スライムを狩りまくるだけでだいぶLvが上がった。

おかげで、師匠に頂いたグレートバスタードソードSを装備することができるようになった。



「…アルフレッド、準備はできているか?」



「はい。」



「そうか…なら行ってこい!!」



「頑張ってね~」



「頑張れよアル!!」



「行ってきます!!」



入学試験を受けるため、俺は家族に見送られながら馬車で隣町へと向かった。



隣町の名前は都市アインザス。

他の街に比べても冒険者が多く、活動が盛んらしい。



「合格できるよな…?」



「坊ちゃんは…冒険者学校の受験に?」



「はい。」



「そうか…!!あそこは平民でも実力さえあれば入学できる最高の施設だからな!!」



御者さんがたくさん話しかけてくれるおかげで、緊張がほぐれた。

ありがたい…



3日後



「おぉぉぉ!!!ここがアインザスか!!」



高い外壁で囲われており、そして中央には巨大な門が建っていた。



「じゃあここで待ってるからな。頑張ってこいよ!!」



「ありがとうございます!!」



それから受験票に記載された地図を辿り、ついに冒険者学校に到着した。



「おぉぉぉぉ…!!!!すごい!!!」



そこは前世の私立大学と同等以上に大きく、綺麗な場所だった。

門の前に多くの人が集まっている。

見たところ、数百人はいると思われる。



「全員受験生か…?それにしては少ないな…」



受験票を見ると、俺の受験番号は499番だった。

つまり、最低498人の他受験者がいるということだ。



募集人数は160人…

受験者数を500人と見積もって、倍率は3倍と少し…



「…気合い入れていこう。」



待つこと数分



「これより冒険者学校入学試験最終日を始める!!受験者は入場しろ!!」



巨大な門が開き、1人の大男が試験開始を宣言した。

それと同時に、受験生たちがざわつき始めた。



「な、なあ!もしかしてあの人は…?」



「ああ!!間違いなくBランク冒険者のオードルだ!!!」



あの人は有名人なのだろうか…?

先生の授業で世間的なことを教わらなかったので、俺は常識に疎いのだ。



「…まあとりあえず中に入るか。」



俺が門をくぐると、Bランク冒険者に目を奪われていた受験生たちも続いて門をくぐった。



冒険者の案内の元、広い修練所のような場所に着いた。

そこには審査員と思われる10人が待機していた。



「では試験を始める!!受験番号451番!!」



試験官はあのBランク冒険者が担当するようだ。



「まだ前に40人以上いるし…ウォーミングアップしながら相手の動きを観察するか。」



俺は軽く柔軟をしながら試験官を”鑑定”してみた。





名前 オードル Lv.58



HP 320/320 TP 2215/2215 SP 0



STR 75 VIT 55 DEX 65 AGI 50 INT 65 LUK 40



スキル

片手剣Lv.5 両手剣Lv.2 短剣Lv.2 盾Lv.5 体術Lv.4





「あれ…?俺よりLv低いのか。」



その上多くの武器の訓練をしていたようなので、最大スキルLvも俺より低かった。

多くの武器が使えても器用貧乏だと思うんだが…



「…その価値観は人それぞれか。」



試験には片手剣と盾を使うようだ。

確かにその組み合わせなら受験生の攻撃、防御の能力を見るのにちょうどいい。



「次、受験番号465番!!」



平均1人7分程度で進めている。

俺の番まであと4時間といったところか。



「…長いな。」



既にウォーミングアップも終わり、身体が温まっている。

何か暇つぶしは無いだろうか…?



「…そうだ。審査員は確か冒険者学校の教師だったな。」



俺は審査員10人に”鑑定”を行使した。



「そういうことか…!!」



審査員にしては多すぎると思っていたのだが、どうやら審査員1人1人の得意武器が違うようだ。

左から片手剣、両手剣、細剣、短剣、斧、棍棒、槍、弓、盾、体術で、全員スキルLv.8を上回っていた。

両手剣と体術の教師はなんと、Lv.9を誇っていた。



「是非合格してこの人たちに教わりたいな…!!」



それから4時間が経った。



師匠に教わった瞑想をずっとし続け、時間を潰した。

気が付けば試験を終えた受験生がどんどん帰り、会場にはもう3人しかいない。



「次、試験番号497番!!」



「なるほど…俺は最後だったのか…」



試験官は流石Bランク冒険者と言ったところだろうか。

弱い受験生が多いとはいえ、4時間模擬戦を続けてほとんど疲れていないように見える。



「次、試験番号499番!!」



「はい!!」



ついに俺の番だ。

7年間の厳しい訓練の賜物を見せてやる!!
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