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第72話 剣闘祭 再開
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その後エレノア様と後継者に当たって色々な条件や約束を話し合った。
「…っと、そろそろ夕方じゃな!!妾は帰ってご飯を食べて寝るのじゃ!!」
『…やっぱりロリっ娘だし21:00には就寝しているのだろうか?』
「お主…また失礼なことを考えたじゃろ?」
「そ、そんなことないですよ!!」
「ならいいのじゃ。ではまた明日なのじゃ!!」
そう言うと、背中から黒く大きい羽で羽ばたいて窓から出ていった。
中二病時代の記憶が疼いたが…それは隠しておこう。
「さて…俺も帰るか。」
宿に着くと、4人をはじめソフィアやメリッサ、エレナ先輩が入り口で待ち構えていた。
「おかえりアルフレッド~!!」
「で、どうだったんだ!?!?」
「どうって…何が?」
「エレノア様の後継者に選ばれたのカ?」
「あー…後継者(仮)ってことになった。」
「(仮)ですか…でも選ばれたことに変わりはありませんね。」
「流石アルフレッド様です。」
「ありがとう。」
その夜はシルビアがお祝いに夕食を奮発してくれたので、宴のような雰囲気だった。
といってもシルビアとメリッサ以外は未成年なので、酒は飲まなかったが。
それからタリア校の対策会議を行った。
今回はスーが疲れ果て、俺のベッドを占領して眠ってしまった。
『今日の功労者は俺のはずなんだがな…』
翌朝
いつも通り早朝訓練をし、5人で集まってコロッセオへ向かった。
その道中
「…アルフレッド、視線を感じないか?」
「俺もそう感じてた…刺客か?」
「違うよ~」
「スーは何か知ってるのか?」
「昨日アルフレッドが活躍したでしょ?それで一目見たい人達から注目を浴びてるんだよ~」
「あー…そういえばそうか。」
前世では芸能人やらスポーツ選手やらに全く興味がなかったので、そういう感情には疎かった。
イザベルは知らない人が苦手なので、俺とクレアの間で隠れている。
『見せ物になった気分で嫌だな…イザベルもこの調子だし、早歩きで移動するか。』
その後、無事にコロッセオに到着した。
声をかけてくる人がいなかっただけマシだった。
「さて…じゃあ俺は賭場に行ってくる。」
「行ってらっしゃい。」
賭博へ向かう道中も、周りからの視線が多かった。
何となく気疲れしてしまう…
「おう坊主!!これ、昨日当たってた金な!!」
「ありがとう。」
「それにしても…まさか坊主があんなに強いとは思わなかったぜ!!」
「意外だっただろ?見た目は弱そうだと自負してるからな。」
「ハハハッ!!違いねぇ!!」
そう、俺は見た目が弱そうなのだ。
身長は人間の12歳の平均身長と大体同じ、160cm…
ちなみに人間の成人男性の平均身長は185cmである。
人一倍鍛えているのに筋肉が肥大化せず、いわゆる細マッチョなのだ。
しかし筋密度が高いのか、ムキムキな相手にも力負けしない。
『できればもうちょっとガタイ良くなって欲しいんだがな…』
身体が小さいと被弾箇所が少なくて済み、便利と言えば便利だが…せっかくの異世界なのでかっこよく決めたいものだ。
「…っと、そろそろBETしないと。」
次の試合はステータス値の差が大きかったので、ステータス値が高い方に金貨1枚をBETした。
「さぁ、昨日は騒動がありましたが…剣闘祭を再開します!!!」
「おおおおおお!!!」
「なお彼の英雄アルフレッド選手は、アインザス校の大将だとのことです!!」
「おおおおおおおおおお!!!!」
「やっぱりアインザスか!!!!」
『英雄って…持ち上げすぎだろ。』
子供の頃に1度は英雄譚を読んで英雄の存在に憧れるが…
実際にそう讃えられると恥ずかしいものだ。
「流石、それだけの器だってことだな!!」
「オヤジさんまで…勘弁してくれよ。」
「ハハハッ!!」
賭博にいても周囲から視線を感じる…
今後は変装でもして姿を隠した方が良さそうだ。
「おう小僧!!大変だな!!」
「アラン…昨日何してたんだよ?」
「悪い悪い!!カジノの方に行ってた!!」
『おいおい…教え子たちの試合があったってのに…』
「っと、そろそろ始まる!!じゃあまたな!!」
嵐のように現れ、去っていった。
本当にマイペースだ…
『さて…俺も賭博を楽しみつつひと儲けしますか!!』
それから14試合、当てたり外したりしながら賭博を満喫した。
もちろん”闘気操術”の練習であるTP循環と戦力分析もマルチタスクで行った。
目を付けていたコーデル校のルーカスとイラプト校のライオネルは、1番手から大将に戦順を変更していた。
そのせいで5人抜き予想ができなかったが、それでも3人抜きや2人抜きを当てて何とか儲けることができた。
「それにしても…どうして急に大将に変えたんだ?」
「第1回戦の時は自分が勝つ気満々だったが、坊主という強敵を見つけて警戒してるんだろ!!
これ以上手の内をさらすのは危険だからな。」
「なるほど…流石オヤジさんだな。」
「ハハッ!!よせやい!!」
最大BETの金貨1枚を賭けまくったおかげで、第2回戦の全16試合では金貨4枚と大銀貨17枚、小銀貨11枚(581,000円)の利益が出た。
金貨1枚を賭けた勝負を1度も外さなかったので、がっぽり稼げた。
前世では考えられないほど1日で儲かり、俺はウハウハな気分で宿に帰っていった。
「…っと、そろそろ夕方じゃな!!妾は帰ってご飯を食べて寝るのじゃ!!」
『…やっぱりロリっ娘だし21:00には就寝しているのだろうか?』
「お主…また失礼なことを考えたじゃろ?」
「そ、そんなことないですよ!!」
「ならいいのじゃ。ではまた明日なのじゃ!!」
そう言うと、背中から黒く大きい羽で羽ばたいて窓から出ていった。
中二病時代の記憶が疼いたが…それは隠しておこう。
「さて…俺も帰るか。」
宿に着くと、4人をはじめソフィアやメリッサ、エレナ先輩が入り口で待ち構えていた。
「おかえりアルフレッド~!!」
「で、どうだったんだ!?!?」
「どうって…何が?」
「エレノア様の後継者に選ばれたのカ?」
「あー…後継者(仮)ってことになった。」
「(仮)ですか…でも選ばれたことに変わりはありませんね。」
「流石アルフレッド様です。」
「ありがとう。」
その夜はシルビアがお祝いに夕食を奮発してくれたので、宴のような雰囲気だった。
といってもシルビアとメリッサ以外は未成年なので、酒は飲まなかったが。
それからタリア校の対策会議を行った。
今回はスーが疲れ果て、俺のベッドを占領して眠ってしまった。
『今日の功労者は俺のはずなんだがな…』
翌朝
いつも通り早朝訓練をし、5人で集まってコロッセオへ向かった。
その道中
「…アルフレッド、視線を感じないか?」
「俺もそう感じてた…刺客か?」
「違うよ~」
「スーは何か知ってるのか?」
「昨日アルフレッドが活躍したでしょ?それで一目見たい人達から注目を浴びてるんだよ~」
「あー…そういえばそうか。」
前世では芸能人やらスポーツ選手やらに全く興味がなかったので、そういう感情には疎かった。
イザベルは知らない人が苦手なので、俺とクレアの間で隠れている。
『見せ物になった気分で嫌だな…イザベルもこの調子だし、早歩きで移動するか。』
その後、無事にコロッセオに到着した。
声をかけてくる人がいなかっただけマシだった。
「さて…じゃあ俺は賭場に行ってくる。」
「行ってらっしゃい。」
賭博へ向かう道中も、周りからの視線が多かった。
何となく気疲れしてしまう…
「おう坊主!!これ、昨日当たってた金な!!」
「ありがとう。」
「それにしても…まさか坊主があんなに強いとは思わなかったぜ!!」
「意外だっただろ?見た目は弱そうだと自負してるからな。」
「ハハハッ!!違いねぇ!!」
そう、俺は見た目が弱そうなのだ。
身長は人間の12歳の平均身長と大体同じ、160cm…
ちなみに人間の成人男性の平均身長は185cmである。
人一倍鍛えているのに筋肉が肥大化せず、いわゆる細マッチョなのだ。
しかし筋密度が高いのか、ムキムキな相手にも力負けしない。
『できればもうちょっとガタイ良くなって欲しいんだがな…』
身体が小さいと被弾箇所が少なくて済み、便利と言えば便利だが…せっかくの異世界なのでかっこよく決めたいものだ。
「…っと、そろそろBETしないと。」
次の試合はステータス値の差が大きかったので、ステータス値が高い方に金貨1枚をBETした。
「さぁ、昨日は騒動がありましたが…剣闘祭を再開します!!!」
「おおおおおお!!!」
「なお彼の英雄アルフレッド選手は、アインザス校の大将だとのことです!!」
「おおおおおおおおおお!!!!」
「やっぱりアインザスか!!!!」
『英雄って…持ち上げすぎだろ。』
子供の頃に1度は英雄譚を読んで英雄の存在に憧れるが…
実際にそう讃えられると恥ずかしいものだ。
「流石、それだけの器だってことだな!!」
「オヤジさんまで…勘弁してくれよ。」
「ハハハッ!!」
賭博にいても周囲から視線を感じる…
今後は変装でもして姿を隠した方が良さそうだ。
「おう小僧!!大変だな!!」
「アラン…昨日何してたんだよ?」
「悪い悪い!!カジノの方に行ってた!!」
『おいおい…教え子たちの試合があったってのに…』
「っと、そろそろ始まる!!じゃあまたな!!」
嵐のように現れ、去っていった。
本当にマイペースだ…
『さて…俺も賭博を楽しみつつひと儲けしますか!!』
それから14試合、当てたり外したりしながら賭博を満喫した。
もちろん”闘気操術”の練習であるTP循環と戦力分析もマルチタスクで行った。
目を付けていたコーデル校のルーカスとイラプト校のライオネルは、1番手から大将に戦順を変更していた。
そのせいで5人抜き予想ができなかったが、それでも3人抜きや2人抜きを当てて何とか儲けることができた。
「それにしても…どうして急に大将に変えたんだ?」
「第1回戦の時は自分が勝つ気満々だったが、坊主という強敵を見つけて警戒してるんだろ!!
これ以上手の内をさらすのは危険だからな。」
「なるほど…流石オヤジさんだな。」
「ハハッ!!よせやい!!」
最大BETの金貨1枚を賭けまくったおかげで、第2回戦の全16試合では金貨4枚と大銀貨17枚、小銀貨11枚(581,000円)の利益が出た。
金貨1枚を賭けた勝負を1度も外さなかったので、がっぽり稼げた。
前世では考えられないほど1日で儲かり、俺はウハウハな気分で宿に帰っていった。
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