86 / 246
第86話 熟練度システム
しおりを挟む
『実験は…ちょうど熟練度0の片手剣でいいか。』
まずは案山子に通常攻撃で打ち込んでみた。
熟練度の上昇値はたったの1だった。
『1って…通常攻撃だけで片手剣Lv.7になるにはあと99,999回打ち込まないといけないのかよ。』
クリティカルヒットは上昇値が増える…などといった隠し要素があるかもしれない。
それから100回通常攻撃で打ち込み、中には何回かいい感じの攻撃もあったがどれも1しか上がらなかった。
次は片手剣Lv.1”チョッパー”を案山子に放ってみた。
すると、熟練度は5上昇した。
『やっぱりソードスキルの方が上昇値が高かったか…よし、他のも試してみるか!!』
試した結果をまとめたものがこれだ。
・攻撃1回当たりの熟練度上昇値について
通常攻撃:1上昇
ソードスキルLv.1:5上昇
ソードスキルLv.2:10上昇
ソードスキルLv.3:50上昇
ソードスキルLv.4:100上昇
ソードスキルLv.5:500上昇
ソードスキルLv.6:1,000上昇
ソードスキルLv.7:5,000上昇
ソードスキルLv.8:10,000上昇
ソードスキルLv.9:50,000上昇
Lv.10は習得していないので分からないが、スキルLv.MAXなので上昇値は0だろう。
片手剣ではLv.6までしか実験できなかったので、7~9は両手剣で試してみた。
『もしかするとスキルLv上昇には規則性があるんじゃないか…?』
片手剣Lv.6→7になるまでの熟練度が1,000,000で、Lv.6のソードスキルは1,000上昇…
規則性があるとしたら、各Lvのソードスキル1,000回分ということになる。
『1,000回…意外とあり得そうだな。今までそんな感じだった気がしなくもない…』
他のスキルで確認してみよう。
スキルLv.2の弓は3に上がるまで熟練度10,000、Lv.3の槍は4に上がるまで熟練度50,000…
Lv.5の盾は6に上がるまで熟練度500,000、Lv.9の両手剣が10に上がるまで熟練度50,000,000…
『…やっぱりどれも1,000回分だ!!』
「よっしゃぁぁーー!!!」
今まで1番疑問に思っていたスキルLvが上昇する法則を露にすることができ、思わず声を上げて喜んだ。
規則性を見つけ出した時は、まるで思い出せなかったことを思い出してモヤモヤした気持ちが晴れた時のように気持ちいいものだ。
今求めだした規則性からまとめたものがこれだ。
・スキルLv上昇に要する熟練度
Lv.0→1に到達するまで:熟練度1,000
Lv.1→2に到達するまで:熟練度5,000
Lv.2→3に到達するまで:熟練度10,000
Lv.3→4に到達するまで:熟練度50,000
Lv.4→5に到達するまで:熟練度100,000
Lv.5→6に到達するまで:熟練度500,000
Lv.6→7に到達するまで:熟練度1,000,000
Lv.7→8に到達するまで:熟練度5,000,000
Lv.8→9に到達するまで:熟練度10,000,000
Lv.9→10に到達するまで:熟練度50,000,000
この情報を知っているのはこの世界でただ俺だけだろう。
そう思うと、全能感が半端ない。
「ははは…これで俺が師範を追い越すのも時間の問題だな!!」
「何が時間の問題じゃと?」
「し、師範…!!おかえりなさい!!いつお帰りに…?」
「お主が『よっしゃぁぁーー!!』とか喜んでおったところからじゃよ。」
「あ、あはは…」
見られていたとは。
厨二病時代に、痛いセリフを親に聞かれた時くらい恥ずかしかった。
「ところで稽古をサボって何が『よっしゃぁぁーー!!』なのじゃ?」
「あー…いやその…」
適当な言い訳をしたら半殺しにされる未来が見える。
ここは熟練度システムについて話すべきだろうか?
「はぁ…どうせ案山子に打ち込んでいる間に片手剣のスキルLvが上がったのじゃろう?」
「そ、そうなんですよ!!最近両手剣に力を入れていたこともあって、なかなか伸び悩んでいたもので…」
「妾もスキルLv.10に到達したときはそれくらい喜んだものじゃ…」
熟練度システムについて説明するには”鑑定”のユニークスキルがばれることになるし、気が引けていたが…
何とか誤魔化せそうだ。
「…まあ今回は許すのじゃ。あと数時間頑張るのじゃぞ。」
「はい!!」
それから片手剣による通常攻撃の打ち込みを再開した。
熟練度上げには非効率だが、左手でも片手剣を扱えるようになった。
「…ふむ。今日はここまでなのじゃ。」
「ありがとうございました!!」
「そろそろ慣れてきたようじゃし…明日からはソードスキルの打ち込みをするのじゃ。」
「…っ!!はい!!」
これで多少は熟練度上げの効率が上がる。
当面の目標は左手でシステムアシストの軌道に囚われず、変則的なソードスキルを行使できるようになることだ。
明日からの訓練を楽しみに思いながら後片付けをし、大熊宿へ帰った。
まずは案山子に通常攻撃で打ち込んでみた。
熟練度の上昇値はたったの1だった。
『1って…通常攻撃だけで片手剣Lv.7になるにはあと99,999回打ち込まないといけないのかよ。』
クリティカルヒットは上昇値が増える…などといった隠し要素があるかもしれない。
それから100回通常攻撃で打ち込み、中には何回かいい感じの攻撃もあったがどれも1しか上がらなかった。
次は片手剣Lv.1”チョッパー”を案山子に放ってみた。
すると、熟練度は5上昇した。
『やっぱりソードスキルの方が上昇値が高かったか…よし、他のも試してみるか!!』
試した結果をまとめたものがこれだ。
・攻撃1回当たりの熟練度上昇値について
通常攻撃:1上昇
ソードスキルLv.1:5上昇
ソードスキルLv.2:10上昇
ソードスキルLv.3:50上昇
ソードスキルLv.4:100上昇
ソードスキルLv.5:500上昇
ソードスキルLv.6:1,000上昇
ソードスキルLv.7:5,000上昇
ソードスキルLv.8:10,000上昇
ソードスキルLv.9:50,000上昇
Lv.10は習得していないので分からないが、スキルLv.MAXなので上昇値は0だろう。
片手剣ではLv.6までしか実験できなかったので、7~9は両手剣で試してみた。
『もしかするとスキルLv上昇には規則性があるんじゃないか…?』
片手剣Lv.6→7になるまでの熟練度が1,000,000で、Lv.6のソードスキルは1,000上昇…
規則性があるとしたら、各Lvのソードスキル1,000回分ということになる。
『1,000回…意外とあり得そうだな。今までそんな感じだった気がしなくもない…』
他のスキルで確認してみよう。
スキルLv.2の弓は3に上がるまで熟練度10,000、Lv.3の槍は4に上がるまで熟練度50,000…
Lv.5の盾は6に上がるまで熟練度500,000、Lv.9の両手剣が10に上がるまで熟練度50,000,000…
『…やっぱりどれも1,000回分だ!!』
「よっしゃぁぁーー!!!」
今まで1番疑問に思っていたスキルLvが上昇する法則を露にすることができ、思わず声を上げて喜んだ。
規則性を見つけ出した時は、まるで思い出せなかったことを思い出してモヤモヤした気持ちが晴れた時のように気持ちいいものだ。
今求めだした規則性からまとめたものがこれだ。
・スキルLv上昇に要する熟練度
Lv.0→1に到達するまで:熟練度1,000
Lv.1→2に到達するまで:熟練度5,000
Lv.2→3に到達するまで:熟練度10,000
Lv.3→4に到達するまで:熟練度50,000
Lv.4→5に到達するまで:熟練度100,000
Lv.5→6に到達するまで:熟練度500,000
Lv.6→7に到達するまで:熟練度1,000,000
Lv.7→8に到達するまで:熟練度5,000,000
Lv.8→9に到達するまで:熟練度10,000,000
Lv.9→10に到達するまで:熟練度50,000,000
この情報を知っているのはこの世界でただ俺だけだろう。
そう思うと、全能感が半端ない。
「ははは…これで俺が師範を追い越すのも時間の問題だな!!」
「何が時間の問題じゃと?」
「し、師範…!!おかえりなさい!!いつお帰りに…?」
「お主が『よっしゃぁぁーー!!』とか喜んでおったところからじゃよ。」
「あ、あはは…」
見られていたとは。
厨二病時代に、痛いセリフを親に聞かれた時くらい恥ずかしかった。
「ところで稽古をサボって何が『よっしゃぁぁーー!!』なのじゃ?」
「あー…いやその…」
適当な言い訳をしたら半殺しにされる未来が見える。
ここは熟練度システムについて話すべきだろうか?
「はぁ…どうせ案山子に打ち込んでいる間に片手剣のスキルLvが上がったのじゃろう?」
「そ、そうなんですよ!!最近両手剣に力を入れていたこともあって、なかなか伸び悩んでいたもので…」
「妾もスキルLv.10に到達したときはそれくらい喜んだものじゃ…」
熟練度システムについて説明するには”鑑定”のユニークスキルがばれることになるし、気が引けていたが…
何とか誤魔化せそうだ。
「…まあ今回は許すのじゃ。あと数時間頑張るのじゃぞ。」
「はい!!」
それから片手剣による通常攻撃の打ち込みを再開した。
熟練度上げには非効率だが、左手でも片手剣を扱えるようになった。
「…ふむ。今日はここまでなのじゃ。」
「ありがとうございました!!」
「そろそろ慣れてきたようじゃし…明日からはソードスキルの打ち込みをするのじゃ。」
「…っ!!はい!!」
これで多少は熟練度上げの効率が上がる。
当面の目標は左手でシステムアシストの軌道に囚われず、変則的なソードスキルを行使できるようになることだ。
明日からの訓練を楽しみに思いながら後片付けをし、大熊宿へ帰った。
11
あなたにおすすめの小説
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
魔法物語 - 倒したモンスターの魔法を習得する加護がチートすぎる件について -
花京院 光
ファンタジー
全ての生命が生まれながらにして持つ魔力。
魔力によって作られる魔法は、日常生活を潤し、モンスターの魔の手から地域を守る。
十五歳の誕生日を迎え、魔術師になる夢を叶えるために、俺は魔法都市を目指して旅に出た。
俺は旅の途中で、「討伐したモンスターの魔法を習得する」という反則的な加護を手に入れた……。
モンスターが巣食う剣と魔法の世界で、チート級の能力に慢心しない主人公が、努力を重ねて魔術師を目指す物語です。
アーティファクトコレクター -異世界と転生とお宝と-
一星
ファンタジー
至って普通のサラリーマン、松平善は車に跳ねられ死んでしまう。気が付くとそこはダンジョンの中。しかも体は子供になっている!? スキル? ステータス? なんだそれ。ゲームの様な仕組みがある異世界で生き返ったは良いが、こんな状況むごいよ神様。
ダンジョン攻略をしたり、ゴブリンたちを支配したり、戦争に参加したり、鳩を愛でたりする物語です。
基本ゆったり進行で話が進みます。
四章後半ごろから主人公無双が多くなり、その後は人間では最強になります。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました
まったりー
ファンタジー
何処にでもいるような平凡な社会人の主人公がある日、宝くじを当てた。
ウキウキしながら銀行に手続きをして家に帰る為、いつもは乗らないバスに乗ってしばらくしたら変な空間にいました。
変な空間にいたのは主人公だけ、そこに現れた青年に説明され異世界召喚に巻き込まれ、もう戻れないことを告げられます。
その青年の計らいで恩恵を貰うことになりましたが、主人公のやりたいことと言うのがゲームで良くやっていたダンジョン物と牧場経営くらいでした。
恩恵はダンジョンマスターにしてもらうことにし、ダンジョンを作りますが普通の物でなくゲームの中にあった、中に入ると構造を変えるダンジョンを作れないかと模索し作る事に成功します。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる