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79、女神処刑
しおりを挟む「・・・ッ・・・ェ”ッ・・・!! ・・・ァ”ッ・・・!! ・・・」
プラチナブロンドの髪に、桃色に染まった美貌に、スペルマの飛沫がこびりついている。
瞳を虚空に彷徨わせ、大の字に広げた四肢をヒクヒクと震わせる。もはや己が、スーパーヒロインらしきコスチュームを着ただけの、ただの小娘に過ぎないことを天音は悟っていた。犯し尽され、命が消えかかっている脆き存在。
「我らの精濁がたんまりと溜まったところに・・・〝オーヴ”の溶液をブレンドするのじゃ」
3種類のザーメンが山盛りになったバケツのなかに、骸頭が緑色の溶液を混ぜ合わせる。
傍観を決め込んだ虎狼が、思わず顔をしかめる粘液が、バケツのなかに出来ていた。溶けたクリームソーダ、といえば聞こえはいいが・・・痰壺のなかにソーダ水を入れたかのようだ。生臭い臭気が、離れた位置にも届いてくる。
「はは、わざわざ精子を溜めてた理由・・・そろそろ気付いたんじゃない? 美人のお姉ちゃん♪」
少年妖化屍がバケツを天音の頭部の真下に置いたとき、虚ろだった瞳は恐怖に引き攣った。
小学生ほどの手が、天音の顎を掴む。床には緑の汚水が入ったバケツ。垂れ落ちるプラチナブロンドの髪が、おぞましいブレンド溶液に入り、スペルマの塊をまとわせる。
怯える天音の表情を堪能したあとで・・・絶斗は金髪乙女の美貌を、白濁と〝オーヴ”の混ざった溶液に水没させた。
「ッ!! ・・・ゴボオ”ォ”ッ・・・!! ・・・ゥ”ぶう”ッ!! ・・・ぶぐゥ”ッ・・・!! ・・・ゴボゴボゴボ・・・ッ・・・!!」
天音の美貌が、ザーメンの浮いた〝オーヴ”溶液に顎まで浸かる。
ビグンビグンッ!! と激しく暴れる四肢。
だが、力を失った24歳の乙女が、〝覇王”に太刀打ちできるわけもない。緑と白濁の汚汁のなかで、窒息するオメガヴィーナス。大きな気泡がいくつか破裂し、やがて泡は立たなくなった。
ドサアア・・・四肢が力を失くして、垂れさがる。
溺死寸前、天音の顔は、〝オーヴ”溶液のなかから絶斗の手によって引き上げられた。
蝋でコーティングされたかのように、ドロドロの白濁を、顔いっぱいに付着させたオメガヴィーナス。
瞳のなかにも、鼻の穴にも、ザーメンが侵入していた。ベッタリと粘着している。
カパ・・・と口が開くと、白い粘液が糸を引いて上下の唇を結んだ。
「ゲヒヒッ!! ウヒヒヒッ!! ・・・オメガヴィーナスがぁ~~・・・ザーメンまみれだぁ~~ッ!! ゲララララッ!! ねぇ、生きてる? ・・・天音ちゃ~~ん、こんなクッサイ姿になって・・・まだ光女神とかのたまって、生きてられるぅ~~?」
「うん、まだ生きてるよ。ていうかさ、溺死なんてつまんないだろ? 死ぬ寸前で引き上げてやったんだ。ま、いろんな意味で、もう死にかけだけどね」
ハアハアと、か細い呼吸の音が、天音がまだ息絶えていない事実を伝える。
だが、脱力した手足は垂れ下がったままだった。可憐さと綺麗さを併せ持つ美貌を、ザーメン漬けにされたショック。肉体的にも精神的にも、廃人同然となっておかしくはなかった。
トドメとばかり、バケツのなかで腐臭を放つ白濁ソーダを、オメガヴィーナスの乳房に浴びせる。中身をすべて、ぶちまける。
「ッ!! ・・・ァ”ッ・・・!! アアア”ッ・・・!! アア”ア”ッ―――ッ・・・!!」
ジュウウウウウ・・・シュウウッ・・・ジュウウ”ウ”ッ・・・!!!
黒い煙が一瞬昇り、そして消えた。
凌辱の証であるザーメンと、アンチ・オメガ・ウイルスの混合溶液をかけられ・・・天音の胸から『Ω』の模様が跡形もなく消滅する。
オメガヴィーナスの体内から、オメガ粒子はなくなった。
事実上、オメガヴィーナスが・・・完全敗北を喫した瞬間だった。
「ヒョホッ!! ヒョホホホホォォッ――ッ!! 勝ったッ!! どうじゃあッ、四乃宮天音ぇッ~~ッ!! 儂ら六道妖の完全勝利じゃああッ~~ッ!! 妖化屍に敗れた気分はいかがかなッ、オメガヴィーナスッ!? 絶望する哀れな顔を、儂に見せてみるがッ・・・!!?」
重なり合う妖化屍どもの哄笑が、一斉にやんだ。
・・・なんだ、この小娘は・・・!?
信じられなかった。いくら最強のオメガスレイヤーといえども、四乃宮天音にここからできる逆襲などない。オメガヴィーナスの死は決定的だ。それは天音自身、わかっているはず。
死にたくなるほど肉体を傷つけられ、狂いそうなほど凌辱を受け、光女神と崇められた尊厳を粉々に砕いたというのに。
精液にまみれた顔のなかで、凛とした瞳は、いまだ鋭く輝いていた。
オメガヴィーナスは紛れもなく負けた。絶命寸前の瀕死。それなのに。
四乃宮天音は、それでも妖化屍に、屈しようとはしなかった。
「・・・ッ・・・オメ・・・ガッ・・・ヴィーナ・・・ス・・・・・・は・・・ッ・・・!!」
もはや呪文のようだ。
『負けない』と、語を継ごうとしている。何度も言っている台詞だ。六道妖も、呆れるほどに聞いてきた。
そんな可能性は、すでに0.1%すらないのに、まだ天音は不屈の言葉を吐こうとしていた。決意や願望、などではない。祈りでもない。いったいなにが、このザーメンと鮮血にまみれた敗北の女神を支えているのか。
たった24歳にして・・・なんという女だ。四乃宮天音。
骸頭は戦慄した。縛姫も、呪露も・・・絶斗ですらも、恐怖を覚えた。距離を置いていた虎狼が、無意識に呟く。
「・・・・・・やはり・・・いい女だ。殺すには、惜しいほどの」
嬲り尽し、ズタズタに引き裂いておきながら、勝利した六道妖の方がたじろいでいた。十字架に潰されたオメガヴィーナスの周囲から、たまらず引き下がる。
天音に生還のチャンスがあるとすれば、この瞬間が唯一の希望かもしれなかった。
だが、ただひとり。いや、正確にはただ一体。
ザーメン漬けになっても心折れぬ天音に、たじろぐことのない妖化屍が六道妖にはいた。
「グギョロオオオオオオッ―――ッ!!!」
漆黒の巨大カラスが、教会の天井から舞い降りる。
〝骸憑”の啄喰。凌辱などには、興味のない怪鳥。しかしながら、闘志を失わぬ戦士に、過敏に反応する獣。
強い光を放つ天音の瞳が、巨大カラスの怒りに触れた。
言葉を解せぬはずの畜生妖だが、骸頭に従うにはわけがある。約束をしていた。心と心で通じ合うかのような、約束。
儂と組め、啄喰。その代わり、憎き人間の死肉を、たらふく喰わせてやるわい。
漆黒の羽毛が、舞った。
黄色のツルハシのごとき嘴を突き出し、一気に下降する啄喰。
野獣の身体能力に裏打ちされたスピードに、十字架の下敷きになったオメガヴィーナスが避けられるはずもなかった。
ドジュウウウウ”ウ”ッッ!!!
スーツを破られ、剥き出しになっていた右の乳房が、カラスの嘴に貫かれた。
ゴブウウッ・・・!! 天音の口から、新たな鮮血が噴き出す。大きく開かれた目蓋が、ピクピクと痙攣する。
ブチブチと、凄惨な音色を残して、黄色の嘴がオメガヴィーナスの右胸から引き抜かれた。
乳首を中心にして、天音の右乳房に穴があいていた。スコップで、掘ったような穴。見る見るうちに、赤い飛沫が噴射する。
クチャクチャと、〝骸憑”の啄喰はオメガヴィーナスの肉片を咀嚼した。
小豆のような乳首が、黄色の嘴のなかで見え隠れする。やがてゴクンと、抉り取られた天音の乳首はカラスのバケモノに飲みこまれた。
「ガフウウ”ッ!! ・・・ゴボオア”ッ・・・!! アア”ッ・・・アアア”ッ――ッ!!!」
「・・・そうじゃ。ひるんでおる余裕など、なかったわい」
オメガヴィーナスの絶叫に、骸頭は我に返る。
小娘の気迫に、たじろいでいる場合ではなかった。相手は最強のオメガスレイヤー。息絶える、最後の瞬間まで、決して気を抜くことなどできぬ恐るべき破妖師。
「・・・オメガヴィーナスを殺さねばッ・・・儂ら妖化屍に、安寧の時はないのじゃああッ!!」
ゆっくりと、〝無双”の虎狼が巨大十字架へと近づく。その下腹部には、凶悪ですらある長さと太さの男根が、天を衝いて直立している。
性的に興奮した、などと言うには、程遠い状況。
オメガヴィーナスに対するこの行為は・・・この場合、虎狼が『必殺』を決意したというのが相応しい。
「構わんッ!! やれィッ、啄喰よッ!! オメガヴィーナスをッ・・・好きに喰らって構わぬぞッ!!」
郁美の絶叫が響く。叫ぶ口から、咽喉が破れて鮮血が飛ぶ。
悪夢のような惨劇を、郁美はその網膜に、焼き付けることとなった。
「グギョオオオッ!! グギョロロロオオオッ―――ッ!!!」
いまだ光を失わぬオメガヴィーナスの瞳に、漆黒のカラスが嘴を振った。
ジュボオオオオオッッ!!!
「ウアアア”ア”ッ・・・イヤアアアア”ア”ア”ッ―――ッ!!!」
その悲痛な絶叫は、天音のものか、郁美のものか、あるいは姉妹同時か。
教会を揺るがす、魂を引き裂くような叫びのなか。
オメガヴィーナスの右の眼球が、啄喰の嘴によって抉り抜かれた。
「・・・おい、鳥。こいつの眼玉はさぁ、ボクがくりぬいてベロベロ舐めるって、先に宣告してんだからな。お前、横取りすんなよ」
パシッ、と乾いた音がして、〝覇王”絶斗は、カラスの嘴のなかから天音の眼球を奪い取っていた。
そのまま、自分の口のなかに放り込む。
コロコロと舌で転がしながら、オメガヴィーナスの眼をアメ玉のように舐め回す。
「うん、うまいや。やっぱりボク、なんだかんだでお姉ちゃんのこと好きだなぁ。カワイイし、頑張るもんね。あと・・・どんだけ潰しても、歯向かってくる生意気なところが、サイコーに壊したくなるよ」
天音の右目を頬張りながら、絶斗もまた十字架に歩み寄る。
その股間から生えた少年の性器も、サイズも形も幼いながら、ピンと立って勃起していた。
「『負けない』とかいつまでほざいてようと・・・死ねば静かになるでしょ? さようなら、オメガヴィーナスのお姉ちゃん。お前みたいな生意気な女・・・ボク、大好きだよ。殺すとサイコーに気分ソーカイになるもんね」
ズボオオオオッ・・・!!
抉り抜かれ、空洞になった天音の右目に、絶斗は己のペニスを突き刺した。
グボグボと、グラインドする。ビグビグと引き攣るオメガヴィーナスに構うことなく、〝覇王”は光女神の眼姦を開始した。
「・・・ゲヒヒッ・・・面白いことするねぇ、お子ちゃまぁ! ・・・じゃあオレは、耳の穴を犯すとするかぁ~~ッ!!」
右目にペニスを突き埋められ、ガクガクと震える天音の耳に、泥の塊が侵入する。
耳の中で、泥が男性器を象っていく。
鼓膜を突き破り、脳に届くような勢いで、両耳に侵入したヘドロが摩擦を始める。ジュボジュボと、耳を姦通する淫靡な音色が、天音の耳朶に大音量で響く。
「息絶えるがよいッ、オメガヴィーナスッ!!」
枯れ枝のような己が陰茎を握り、骸頭は半開きになった、天音の口に突き刺した。
「オメガ粒子がゼロとなりッ・・・ただのコスプレイヤー同然となった肉体で、六道妖の慰みを浴びて滅びるんじゃあッ!! その無惨な死こそ、しぶといヌシには相応しいッ!!」
眼と鼻と口。三か所を犯され、穴だらけに抉られた血染めの肢体で、オメガヴィーナスはピクリとも動けなかった。
無惨に変わり果てた白銀の光女神に、誰よりも巨大な虎狼の剛直が、トドメとばかりに陰唇を貫く。
ズブブブボオオオオ”オ”ッ・・・!!
「ッ・・・!! ェ”ッ・・・!! ア”ッ、はあああ”ア”ッ・・・・・・ッ!!!」
「・・・これで・・・オメガヴィーナス、貴様が999体目の我が獲物となった」
4体の妖化屍が、一斉にオメガヴィーナスの内部で肉棒を動かす。
すでに女芯は蕩け、濡れ切った美乙女の肢体は、妖化屍のスペルマを容易く搾り取った。
白濁が、放出される。怒涛のような、精液が。
異常なまでに高揚し、官能に溺れ切った瀕死のオメガヴィーナスに、全てを塗りつぶすような凌辱の白液が流し込まれる。
「オボオオオ”オ”ォ”ッ――ッ!!! ・・・ブジュウ”ッ!! ぼびゅう”ッ!! へばア”ッ!! ・・・ア”ッ・・・ごぶぅ”ッ・・・!! ぅ”ッ――ッ!!」
「ィ”ッ――ッ・・・!!! お姉ッ・・・ちゃッ・・・――ッ!!!」
天音の内部でなにかが弾け・・・砕け折れたように、郁美には見えた。
美しく、凛々しく、気高く、優しかった、大好きな姉。オメガヴィーナス。
光女神の勇姿が、汚辱と鮮血にまみれて破滅する光景を、郁美は生涯背負うこととなった。
大量に注がれた妖化屍どものザーメンが、天音の体内から逆流する。
剥き出しになった陰唇からドボドボと白濁がこぼれ、眼と鼻から泡立った精液がブジュブジュと噴き出す。
穴という穴から、混合された妖魔の精子が、ドロドロと溢れ出た。右目の空洞からも。右胸の抉り痕からも。アナルからも、腹部の傷穴からも。
ガクンッ・・・と全ての力を失って、大の字になったオメガヴィーナスの肢体が、だらりと垂れさがる。
グシャアアアアアッッ・・・!! ブジュウウッ――ッ!!!
〝オーヴ”製の巨大十字架が、ギリギリで支えられていた命綱を切られたように、深く沈みこんだ。
オメガヴィーナスの腹部が、台座との間に潰され・・・鮮血の火花を撒き散らした。
ビグンッ・・・!! ビググッ・・・!! ヒグッ・・・!! ピク、ピクッ・・・!! ・・・――。
かすかに震えていた、オメガヴィーナスの指が痙攣を止めた。
白目を剥き、ゴボゴボと精液を垂れ流し、抉られた肉穴から鮮血を噴いて・・・
ついに四乃宮天音こと、白銀の光女神オメガヴィーナスは、動かなくなった。
六道妖の高笑いが、凄惨な現場となった教会を揺るがす。
赤い血と白いスペルマに塗りつぶされ、なぜここまで、というほど酷い姿でオメガヴィーナスは破壊されていた。右目も、右の乳房も抉られ、腹部は捻じられた挙句に潰されている。
類稀な美貌と理想的なスタイルを誇る白銀の女神は、幾重もの妖化屍の罠に嵌まって無惨に変わり果てた。
狂ったように泣き叫ぶ妹の目の前で、最強のオメガスレイヤーは壮絶に散った――。
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