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アルシア移住
ゴブリンの帰還
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──グレディスの街についたのは、夜更けだった。
馬車で数日かかる道のりを、十時間足らずで走り抜けられるってすごくない?
もちろん休憩は入れたけれど。
(キャンディは速さもあるけれど、持久力も素晴らしい)
私はキャンディの熱をはらんだ馬体を優しく叩き、角砂糖を与え労をねぎらった。
王都までの道沿いには幾つか大きめの村があり、貸し馬屋や貴族の個人的な馬房がある。
もちろん王家の馬房も。
急ぎの用事や伝達がある場合、馬を取り替えながら、走り抜けるのだ。
走り終えたばかりのキャンディからは、湯気が上がっている。
呼吸は落ち着いてきていて、何も問題はなさそう。
魔馬は大義では魔物枠だから普通の馬との比較はできないけれど、この馬は今日は相当走っている。
(なにしろ、駆歩~襲歩レベルのスピードで数時間走りきったものねぇ)
普通の馬なら潰れているだろう。
馬丁にキャンディを預ける時に、ちょっと物音を立ててしまったので、隣の家からセバ爺が出てきた。
「おお、ずいぶん走らせたようだの! キャンディが汗かいとるなぁ」
キャンディの世話はワシがやる、とセバ爺が嬉しそうに馬を引いていった。
──キャンディの母馬は出産時のトラブルで亡くなっており、セバ爺がミルクを与え手塩にかけて育てたのだという。
セバ爺には懐いていると言うよりは、セバ爺以外は受け入れられず赤字馬になっていた……それが、キャンディの実情なのである。
セバ爺の不気味な猫撫で声とぷひん、ぷひんと甘えている鼻息が聞こえる。
(邪魔しない方が良さそう……)
キャンディにあげるように幾つかのプルナを馬丁に手渡し、商店街の拠点へ移動する。
ヘレナさんには朝イチ報告に行けばいい。
今行ったらめちゃくちゃ怒られる、絶対。
私はそそくさと奥の小部屋に入って、そのまま家まで転移した。
ポストに連携している箱がチラリと光っている。
でも、見るのは時間に余裕のある時でいい。
(まず、風呂よ風呂)
入念にヘアケア、ボディケアをしてゆっくりお湯に浸かると凝り固まった筋肉がほぐれていく。
「ふぁー、癒されるぅ」
料理する気力もないので、私はタマゴサンドを取り出して栄養補給。
タマゴサンドは良いものだ。
タンパク質、カロリーが取れるし野菜だって入っている。
(もはや、完全栄養食なのでは──?)
起きたのは昼過ぎだった。
とりあえず、ヘレナさんのところに行かねば。
顔を洗って歯磨きだけ済ませ、簡素なワンピースに着替えて街の拠点に転移。
そのままヘレナさんの家へ歩いていく。
「もう済んだのかい!? アンタ、アタシがなにもわからんと思って適当なこと言ってるんじゃ無いだろうね?」
ヘレナさんは疑い深そうな顔で私をジロリと睨んだ。
苦笑しつつエリーさんの手紙と焼き菓子を渡すと、ヘレナさんは手紙を確認してゆっくり顔を上げた。
「どんな種族でも、仕事の出来る女は好きだよ。アンタ、やるじゃないか」
「ありがとう」
「ふん、調子に乗るんじゃぁないよ! だけど、王都に行ったらフレッド商会に行って、アタシの名前を出しな」
「フレッド商会」
「息子の商会だがね、息子はアタシに頭が上がんないのさ。なんかの助けにはなるだろ」
ヘレナさんは出掛ける用事があるといい、私は追い出された。
(いい性格してる婆さんだったわね。嫌いなタイプじゃないけれど)
そうだ、後回しにしていたゴブリンたちをどうにかしなきゃ。
私は一旦商店街の拠点に戻り、ハグイェア大森林のゴブリンの洞穴に転移した。
案の定、ゴブリンたちは右往左往して大騒ぎになった。
壁にぶつかって気絶したり、意味不明に走り回ったり叫んだり。
ゴブリンママ(多分ママで、名前はモディの筈)はどこにいるんだろう。
「モディは誰だっけ?」
キリッとした顔で一人が歩み出てきた。
「緑のエルフ、私がモディ!」
「代表はモディでいいの?」
「ワタシ一番えらい。子供、旦那は喋るノ下手!」
やはりママだった。
うーん、見分けつかないのは困るわね。
全員必ず被っているとんがり帽子の色を変えて貰えばいいって話でもない。
──ゴブリンのこの帽子、帽子に見えるけど帽子じゃない。
魔力で構成された髪の毛みたいなものだ。
水玉模様、星模様。チェックだったり無地だったり模様は様々だ。
てっぺんにポンポンもついている。
モディ一家は全員ポンポンが白だったし、色も似たような色で、水玉も白。
ゴブリン族の帽子は、肌の紫色とは違う色が多い。
ゴブリン自体が私の膝くらいの身長あるかどうかで、小さい上にじっとしていることが無く判別が難しい。
(目がチカチカするのよね)
余談になるが、稀に魔力量が莫大な理知的ゴブリンもいる。
赤い帽子を持っていて、レッドキャップと呼ばれているゴブリン界隈の英雄だ。
有名なのは、勇者ヨッシーオと魔王討伐に向かったレッドキャップのペイペイかな。
最終決戦の直前、敵に寝返ったエルフと相討ちになったと人間社会で言い伝えられている。
(ちなみに、当時の勇者パーティーにエルフがいた事実はないのよね)
なんで知ってるかって、戦ったことがあるからだ。
魔王は輪番制なのだ。
くじ引きとかで決まる。
ヨッシーオの時の魔王役はじゃんけんで負けた私だった。
しかも魔王城建設、維持とか最後のダンジョンの宝箱の中身は当代魔王の自腹。
本当にお金がカツカツで、色んな意味でしんどかった。
二度とやりたくない。
エルフが裏切ったんじゃなくて、エルフが魔王だったのよ。
ま、歴史なんてそんなものね。
伝承側の都合の良いように変わって、後世に伝えられていくのはよくあること。
ヨッシーオなんて聖女と結婚したことになってるけど、実際は娼館の女将のハニトラに引っ掛かって女将と結婚してたし。
幸せそうだったから良いんだけれど。
その時代の聖女は地球じゃない世界から召喚された女で、新婚の人妻だった。
召喚時、キレ散らかしてたもの。
彼女は魔王討伐後、希望通り自分の世界に帰っていった。
(真実って意外とつまんないから、ヨッシーオの冒険譚は今伝わってる通りで良いんじゃないかしらね……)
あっちこっちに飛ぶモディの話を根気よく聞き、モディ達の故郷はヴィランテの砂漠にあることがわかった。
地図は良くわかってないみたいだが、砂漠に行けば帰れる模様。
人里に転移するのと砂漠のオアシスに転移するのと、どっちが良いのか聞いてみる。
結果、オアシスが良いというので行き先はオアシス。
なんでも砂漠にはゴブリンの共有財産の使役獣がいて、すぐに帰れるのだという。
いざ転移することになってもゴブリン達はチョロチョロ動き回るもので、一向にまとまらない。
業を煮やした私は結局、全員を縄で縛り上げて転移した。
馬車で数日かかる道のりを、十時間足らずで走り抜けられるってすごくない?
もちろん休憩は入れたけれど。
(キャンディは速さもあるけれど、持久力も素晴らしい)
私はキャンディの熱をはらんだ馬体を優しく叩き、角砂糖を与え労をねぎらった。
王都までの道沿いには幾つか大きめの村があり、貸し馬屋や貴族の個人的な馬房がある。
もちろん王家の馬房も。
急ぎの用事や伝達がある場合、馬を取り替えながら、走り抜けるのだ。
走り終えたばかりのキャンディからは、湯気が上がっている。
呼吸は落ち着いてきていて、何も問題はなさそう。
魔馬は大義では魔物枠だから普通の馬との比較はできないけれど、この馬は今日は相当走っている。
(なにしろ、駆歩~襲歩レベルのスピードで数時間走りきったものねぇ)
普通の馬なら潰れているだろう。
馬丁にキャンディを預ける時に、ちょっと物音を立ててしまったので、隣の家からセバ爺が出てきた。
「おお、ずいぶん走らせたようだの! キャンディが汗かいとるなぁ」
キャンディの世話はワシがやる、とセバ爺が嬉しそうに馬を引いていった。
──キャンディの母馬は出産時のトラブルで亡くなっており、セバ爺がミルクを与え手塩にかけて育てたのだという。
セバ爺には懐いていると言うよりは、セバ爺以外は受け入れられず赤字馬になっていた……それが、キャンディの実情なのである。
セバ爺の不気味な猫撫で声とぷひん、ぷひんと甘えている鼻息が聞こえる。
(邪魔しない方が良さそう……)
キャンディにあげるように幾つかのプルナを馬丁に手渡し、商店街の拠点へ移動する。
ヘレナさんには朝イチ報告に行けばいい。
今行ったらめちゃくちゃ怒られる、絶対。
私はそそくさと奥の小部屋に入って、そのまま家まで転移した。
ポストに連携している箱がチラリと光っている。
でも、見るのは時間に余裕のある時でいい。
(まず、風呂よ風呂)
入念にヘアケア、ボディケアをしてゆっくりお湯に浸かると凝り固まった筋肉がほぐれていく。
「ふぁー、癒されるぅ」
料理する気力もないので、私はタマゴサンドを取り出して栄養補給。
タマゴサンドは良いものだ。
タンパク質、カロリーが取れるし野菜だって入っている。
(もはや、完全栄養食なのでは──?)
起きたのは昼過ぎだった。
とりあえず、ヘレナさんのところに行かねば。
顔を洗って歯磨きだけ済ませ、簡素なワンピースに着替えて街の拠点に転移。
そのままヘレナさんの家へ歩いていく。
「もう済んだのかい!? アンタ、アタシがなにもわからんと思って適当なこと言ってるんじゃ無いだろうね?」
ヘレナさんは疑い深そうな顔で私をジロリと睨んだ。
苦笑しつつエリーさんの手紙と焼き菓子を渡すと、ヘレナさんは手紙を確認してゆっくり顔を上げた。
「どんな種族でも、仕事の出来る女は好きだよ。アンタ、やるじゃないか」
「ありがとう」
「ふん、調子に乗るんじゃぁないよ! だけど、王都に行ったらフレッド商会に行って、アタシの名前を出しな」
「フレッド商会」
「息子の商会だがね、息子はアタシに頭が上がんないのさ。なんかの助けにはなるだろ」
ヘレナさんは出掛ける用事があるといい、私は追い出された。
(いい性格してる婆さんだったわね。嫌いなタイプじゃないけれど)
そうだ、後回しにしていたゴブリンたちをどうにかしなきゃ。
私は一旦商店街の拠点に戻り、ハグイェア大森林のゴブリンの洞穴に転移した。
案の定、ゴブリンたちは右往左往して大騒ぎになった。
壁にぶつかって気絶したり、意味不明に走り回ったり叫んだり。
ゴブリンママ(多分ママで、名前はモディの筈)はどこにいるんだろう。
「モディは誰だっけ?」
キリッとした顔で一人が歩み出てきた。
「緑のエルフ、私がモディ!」
「代表はモディでいいの?」
「ワタシ一番えらい。子供、旦那は喋るノ下手!」
やはりママだった。
うーん、見分けつかないのは困るわね。
全員必ず被っているとんがり帽子の色を変えて貰えばいいって話でもない。
──ゴブリンのこの帽子、帽子に見えるけど帽子じゃない。
魔力で構成された髪の毛みたいなものだ。
水玉模様、星模様。チェックだったり無地だったり模様は様々だ。
てっぺんにポンポンもついている。
モディ一家は全員ポンポンが白だったし、色も似たような色で、水玉も白。
ゴブリン族の帽子は、肌の紫色とは違う色が多い。
ゴブリン自体が私の膝くらいの身長あるかどうかで、小さい上にじっとしていることが無く判別が難しい。
(目がチカチカするのよね)
余談になるが、稀に魔力量が莫大な理知的ゴブリンもいる。
赤い帽子を持っていて、レッドキャップと呼ばれているゴブリン界隈の英雄だ。
有名なのは、勇者ヨッシーオと魔王討伐に向かったレッドキャップのペイペイかな。
最終決戦の直前、敵に寝返ったエルフと相討ちになったと人間社会で言い伝えられている。
(ちなみに、当時の勇者パーティーにエルフがいた事実はないのよね)
なんで知ってるかって、戦ったことがあるからだ。
魔王は輪番制なのだ。
くじ引きとかで決まる。
ヨッシーオの時の魔王役はじゃんけんで負けた私だった。
しかも魔王城建設、維持とか最後のダンジョンの宝箱の中身は当代魔王の自腹。
本当にお金がカツカツで、色んな意味でしんどかった。
二度とやりたくない。
エルフが裏切ったんじゃなくて、エルフが魔王だったのよ。
ま、歴史なんてそんなものね。
伝承側の都合の良いように変わって、後世に伝えられていくのはよくあること。
ヨッシーオなんて聖女と結婚したことになってるけど、実際は娼館の女将のハニトラに引っ掛かって女将と結婚してたし。
幸せそうだったから良いんだけれど。
その時代の聖女は地球じゃない世界から召喚された女で、新婚の人妻だった。
召喚時、キレ散らかしてたもの。
彼女は魔王討伐後、希望通り自分の世界に帰っていった。
(真実って意外とつまんないから、ヨッシーオの冒険譚は今伝わってる通りで良いんじゃないかしらね……)
あっちこっちに飛ぶモディの話を根気よく聞き、モディ達の故郷はヴィランテの砂漠にあることがわかった。
地図は良くわかってないみたいだが、砂漠に行けば帰れる模様。
人里に転移するのと砂漠のオアシスに転移するのと、どっちが良いのか聞いてみる。
結果、オアシスが良いというので行き先はオアシス。
なんでも砂漠にはゴブリンの共有財産の使役獣がいて、すぐに帰れるのだという。
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