10 / 23
「お困りでない?」……「盛り上がってるかーい」……「金を撒け!」
しおりを挟む
脇の昇降口を開けて、はしごを降りるとそこは狭い通路だった。少し先に分厚い木の扉があり、扉を開くと広い通路に出た。
何か嫌な気配がした。
空気が落ち着かない。少し土埃の匂いがする。さっきの崩れた洞窟と繋がっているようだ。それに、こちらの洞窟の中のひんやりした空気とは別の、何か変な匂いが漂ってくる。腐った雑巾のような嫌な匂いがほのかにかぎとれる。急に心が醒めた。ヤバい感じがする。足音を立てないように、そっと通路を歩き出す。
少し歩くと、嫌な空気の出元がわかった。通路の壁と床が崩れて、別の洞窟と繋がっている。その崩れた壁の向こうから変な臭気が入ってきているようだ。
しかも床穴の方から音が聞こえて、俺はぎくりとした。誰かが石を踏み締める音がする。下の穴から、ここに上がってこようとしているようだ。もしかしたら、係員か誰かが崩落に巻き込まれて、助けを求めているのかも。俺は床を崩さないよう気をつけながら、穴を覗き込もうとした。
穴から顔を出した大猿と目が合ってしまった。
「……」
「……」
「……」
「……」
「あのう、何かお困りですか?」
「……」
「お困りでない?」
「……」
「お困りでないですね?」
「……」
そうだ、こんな時こそ威嚇の時だ。耳Qで耳を大きくする。
「うわあ、こんなに大きくなっちゃったー!」
「……」
大猿の沈黙が痛い。
「……失礼しました~~。」
俺が一歩後ずさりすると、大猿が吠えた。
「ウウウウウウッッホオオオオオオオオオオ」
「っぎゃーーーーーーー!」
俺はすっ飛んで逃げた。
穴から這い上がってきた大猿は、猿と言っても、見世物小屋で芸をしているような可愛い猿じゃない。大人よりもデカくて、黒い剛毛で、見るからに野獣だ。俺の短剣でどうにかなるような相手じゃない。捕まったらペシャンコにされちまう。
俺は一目散に逃げる。大猿は追ってくる。巨体の割に速い。少し開けた部屋に出た。周囲に通路がいくつかある。どっちだ!? とりあえず、反対の出口まで走る。迫る大猿。だめだ、このままじゃ追いつかれる。そうだ、護身用に持たされた火Qを使うのはここだ。
袋から火Qを取り出し、大猿の顔めがけ投げつける。かけ声は「火の玉、一!」
手を離れた瞬間に火Qが燃え上がり、人間の頭くらいの大きさの火の玉になって大猿に飛んでいく。大猿はギャッと叫んで、拳で火の玉を払った。爆炎と煙。チリチリと焦げる匂いがする。ダメだ、多少傷は負わせたものの、大して効いてない。
雷Qを取り出し、威嚇する。近づいてきたらこいつをぶつける。しかし、このままじゃ手詰まりだ。どうしたらいい? 考えろ、考えろ。
大猿はさすがにもう一度Qを喰らいたくはないようで、じりじりと左右に動いてこちらの隙をうかがっている。このままじゃお互い、動きがとれない。
その時だった。大猿の背後の通路から、誰かがとび出し、大猿に打ってかかった。
「犀のおっさん!」
受付に座っていた犀魔族のおっさんだ。メイスを振り回して大猿に打ちかかる。敵もさるもの、大猿は素早くそれをかわす。犀魔族のおっさんは油断なく大猿に視線を向けたまま、俺の近くまで回り込んだ。
「無事だったか。探したぜ」
「俺を?」
「お客さんが地下にいるってんでな。探しにきたのよ」
「わざわざこんなとこまで?」
「おれたちゃ警備担当だからな、荒事がありゃ行くのが仕事よ。それに、へへ、郷にゃお前くらいの年齢の娘がいるからな……それにしてもあいつぁ一体なんだ。どこから入り込んだんだ」
「あっちの通路に穴があいて、どこか別の洞窟につながってるみたいだった。危ない!」
大猿が飛びかかってきた。犀のおっさんは大きくメイスを振って応戦する。俺も雷Qを投げるタイミングをはかるが、おっさんと大猿の乱戦になってしまうと迂闊には使えない。大猿はメイスをかわして、おっさんの横腹を殴った。おっさんは避けきれず「ぐっ」とうめき声を上げる。
まずい。犀のおっさんの皮膚はたしかに硬くて防御に適しているけれど、あんな怪力でぶん殴られたらさすがに効く。大猿の攻撃をかわすには犀のおっさんは鈍重すぎる。正面から殴り合ったら力負けする。不利だ。
「おっさん、下がって!」
叫んでおっさんを回収すると同時に雷Qを三発、一気に叩きつける。素早い大猿でもこれは避けられまい。雷撃で大猿が隙を見せた間におっさんに駆け寄ると、おっさんは通路の一つを指さし、怒鳴った。
「この先に階段がある。走れ!」
「あんたじゃあいつに勝てないよ! 一旦ひいて作戦を!」
「警備が俺の仕事だ。お前を逃がすまでは時間を稼ぐ」
「ダメだ! 故郷に娘がいるんだろ! 絶対にダメだ!」
犀のおっさんの腕をつかんで引っ張りながら、俺は必死に喋る。
「早く行け!」
俺は立ちすくんだまま考えた。何か、手はないか。このバカ猿を倒すのは無理でも、せめて追い払うだけの手がないか。火Qも雷Qもあまり残ってない。残りのQは役に立たないおもちゃばかりだ。その時、上から脳天気なアホ声が降ってきた。
「おーい。大丈夫か~~~い。盛り上がってるかーい」
「ケーシー!」
天井の高い洞窟の、上の方の壁に開口部があって、そこからケーシーが顔を出している。身体ごと通り抜けるのは無理そうだが、顔は見える。楽しそうに手を振ってる。アホか。この状況が見えんのか。
その馬鹿面を見た途端に、やるべきことに気がついた。そうだ、その手があった。
「ケーシー! 金を撒け! ばらまけ! ここ一体にばら巻いてくれ!」
「なに? 俺の聞き間違いか? ジャックに金をばらまけって言われたような……ゴリラに求婚されて頭がおかしくなったのか?」
「いいから早く!」
俺は袋を探って、たのQを取り出した。ケーシーはポンと手を打った。
「おお、そういうこと。なるほどねー。お前に『金を使え』って言われるの新鮮だなー」
「そんなこと言ってる場合か!」
「いっくぞー!!! 枯れ木に花を咲かせましょー!」
何を言ってんのかわかんないが、とにかく金さえあればこっちのもんだ。ケーシーがばらまいた金貨が、俺と犀のおっさんの周りに降り注ぐ。金貨を見て頭の上に「?」を表示している大猿とおっさん。そりゃそうだわな。
おれはたのQを大猿に向かってぶん投げた。大猿はかわしたが、たのQは自動追尾になっているらしい。大きく曲がって、大猿の胸に見事命中した。Qがパリンと割れて、魔法が発動する。
大猿は、鼻をひくひくさせたかと思うと、突然素っ頓狂な悲鳴を上げて、一目散に通路の向こうへ逃げ出した。野生の動物だから匂いには敏感だろうと思っていたが、こんなに効果があるとは思わなかった。
俺と犀のおっさんはその場にへたり込んだ。
「へ、へ、へ……何とか助かったようだな」
「みたいだね」
「ありがとよ。まだ娘に会えそうだ」
俺たちは顔を見合わせて笑った。
何か嫌な気配がした。
空気が落ち着かない。少し土埃の匂いがする。さっきの崩れた洞窟と繋がっているようだ。それに、こちらの洞窟の中のひんやりした空気とは別の、何か変な匂いが漂ってくる。腐った雑巾のような嫌な匂いがほのかにかぎとれる。急に心が醒めた。ヤバい感じがする。足音を立てないように、そっと通路を歩き出す。
少し歩くと、嫌な空気の出元がわかった。通路の壁と床が崩れて、別の洞窟と繋がっている。その崩れた壁の向こうから変な臭気が入ってきているようだ。
しかも床穴の方から音が聞こえて、俺はぎくりとした。誰かが石を踏み締める音がする。下の穴から、ここに上がってこようとしているようだ。もしかしたら、係員か誰かが崩落に巻き込まれて、助けを求めているのかも。俺は床を崩さないよう気をつけながら、穴を覗き込もうとした。
穴から顔を出した大猿と目が合ってしまった。
「……」
「……」
「……」
「……」
「あのう、何かお困りですか?」
「……」
「お困りでない?」
「……」
「お困りでないですね?」
「……」
そうだ、こんな時こそ威嚇の時だ。耳Qで耳を大きくする。
「うわあ、こんなに大きくなっちゃったー!」
「……」
大猿の沈黙が痛い。
「……失礼しました~~。」
俺が一歩後ずさりすると、大猿が吠えた。
「ウウウウウウッッホオオオオオオオオオオ」
「っぎゃーーーーーーー!」
俺はすっ飛んで逃げた。
穴から這い上がってきた大猿は、猿と言っても、見世物小屋で芸をしているような可愛い猿じゃない。大人よりもデカくて、黒い剛毛で、見るからに野獣だ。俺の短剣でどうにかなるような相手じゃない。捕まったらペシャンコにされちまう。
俺は一目散に逃げる。大猿は追ってくる。巨体の割に速い。少し開けた部屋に出た。周囲に通路がいくつかある。どっちだ!? とりあえず、反対の出口まで走る。迫る大猿。だめだ、このままじゃ追いつかれる。そうだ、護身用に持たされた火Qを使うのはここだ。
袋から火Qを取り出し、大猿の顔めがけ投げつける。かけ声は「火の玉、一!」
手を離れた瞬間に火Qが燃え上がり、人間の頭くらいの大きさの火の玉になって大猿に飛んでいく。大猿はギャッと叫んで、拳で火の玉を払った。爆炎と煙。チリチリと焦げる匂いがする。ダメだ、多少傷は負わせたものの、大して効いてない。
雷Qを取り出し、威嚇する。近づいてきたらこいつをぶつける。しかし、このままじゃ手詰まりだ。どうしたらいい? 考えろ、考えろ。
大猿はさすがにもう一度Qを喰らいたくはないようで、じりじりと左右に動いてこちらの隙をうかがっている。このままじゃお互い、動きがとれない。
その時だった。大猿の背後の通路から、誰かがとび出し、大猿に打ってかかった。
「犀のおっさん!」
受付に座っていた犀魔族のおっさんだ。メイスを振り回して大猿に打ちかかる。敵もさるもの、大猿は素早くそれをかわす。犀魔族のおっさんは油断なく大猿に視線を向けたまま、俺の近くまで回り込んだ。
「無事だったか。探したぜ」
「俺を?」
「お客さんが地下にいるってんでな。探しにきたのよ」
「わざわざこんなとこまで?」
「おれたちゃ警備担当だからな、荒事がありゃ行くのが仕事よ。それに、へへ、郷にゃお前くらいの年齢の娘がいるからな……それにしてもあいつぁ一体なんだ。どこから入り込んだんだ」
「あっちの通路に穴があいて、どこか別の洞窟につながってるみたいだった。危ない!」
大猿が飛びかかってきた。犀のおっさんは大きくメイスを振って応戦する。俺も雷Qを投げるタイミングをはかるが、おっさんと大猿の乱戦になってしまうと迂闊には使えない。大猿はメイスをかわして、おっさんの横腹を殴った。おっさんは避けきれず「ぐっ」とうめき声を上げる。
まずい。犀のおっさんの皮膚はたしかに硬くて防御に適しているけれど、あんな怪力でぶん殴られたらさすがに効く。大猿の攻撃をかわすには犀のおっさんは鈍重すぎる。正面から殴り合ったら力負けする。不利だ。
「おっさん、下がって!」
叫んでおっさんを回収すると同時に雷Qを三発、一気に叩きつける。素早い大猿でもこれは避けられまい。雷撃で大猿が隙を見せた間におっさんに駆け寄ると、おっさんは通路の一つを指さし、怒鳴った。
「この先に階段がある。走れ!」
「あんたじゃあいつに勝てないよ! 一旦ひいて作戦を!」
「警備が俺の仕事だ。お前を逃がすまでは時間を稼ぐ」
「ダメだ! 故郷に娘がいるんだろ! 絶対にダメだ!」
犀のおっさんの腕をつかんで引っ張りながら、俺は必死に喋る。
「早く行け!」
俺は立ちすくんだまま考えた。何か、手はないか。このバカ猿を倒すのは無理でも、せめて追い払うだけの手がないか。火Qも雷Qもあまり残ってない。残りのQは役に立たないおもちゃばかりだ。その時、上から脳天気なアホ声が降ってきた。
「おーい。大丈夫か~~~い。盛り上がってるかーい」
「ケーシー!」
天井の高い洞窟の、上の方の壁に開口部があって、そこからケーシーが顔を出している。身体ごと通り抜けるのは無理そうだが、顔は見える。楽しそうに手を振ってる。アホか。この状況が見えんのか。
その馬鹿面を見た途端に、やるべきことに気がついた。そうだ、その手があった。
「ケーシー! 金を撒け! ばらまけ! ここ一体にばら巻いてくれ!」
「なに? 俺の聞き間違いか? ジャックに金をばらまけって言われたような……ゴリラに求婚されて頭がおかしくなったのか?」
「いいから早く!」
俺は袋を探って、たのQを取り出した。ケーシーはポンと手を打った。
「おお、そういうこと。なるほどねー。お前に『金を使え』って言われるの新鮮だなー」
「そんなこと言ってる場合か!」
「いっくぞー!!! 枯れ木に花を咲かせましょー!」
何を言ってんのかわかんないが、とにかく金さえあればこっちのもんだ。ケーシーがばらまいた金貨が、俺と犀のおっさんの周りに降り注ぐ。金貨を見て頭の上に「?」を表示している大猿とおっさん。そりゃそうだわな。
おれはたのQを大猿に向かってぶん投げた。大猿はかわしたが、たのQは自動追尾になっているらしい。大きく曲がって、大猿の胸に見事命中した。Qがパリンと割れて、魔法が発動する。
大猿は、鼻をひくひくさせたかと思うと、突然素っ頓狂な悲鳴を上げて、一目散に通路の向こうへ逃げ出した。野生の動物だから匂いには敏感だろうと思っていたが、こんなに効果があるとは思わなかった。
俺と犀のおっさんはその場にへたり込んだ。
「へ、へ、へ……何とか助かったようだな」
「みたいだね」
「ありがとよ。まだ娘に会えそうだ」
俺たちは顔を見合わせて笑った。
0
あなたにおすすめの小説
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
王女様は聖女様?おてんば姫の大冒険~ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しに行きます!~
しましまにゃんこ
ファンタジー
アリシア王国の第3王女ティアラ姫には誰にも言えない秘密があった。
それは自分が全属性の魔力を持ち、最強のチート能力を持っていた「建国の賢者アリシア」の生まれ変わりであること!
8才の誕生日を境に前世の記憶を取り戻したものの、500年後に転生したことを知って慌てる。なぜなら死の直前、パートナーのドラゴンに必ず生まれ変わって会いにいくと約束したから。
どこにいてもきっとわかる!と豪語したものの、肝心のドラゴンの気配を感じることができない。全属性の魔力は受け継いだものの、かつての力に比べて圧倒的に弱くなっていたのだ!
「500年……長い。いや、でも、ドラゴンだし。きっと生きてる、よね?待ってて。約束通りきっと会いにいくから!」
かつての力を取り戻しつつ、チートな魔法で大活躍!愛する家族と優しい婚約者候補、可愛い獣人たちに囲まれた穏やかで平和な日々。
しかし、かつての母国が各国に向けて宣戦布告したことにより、少しずつ世界の平和が脅かされていく。
「今度こそ、私が世界を救って見せる!」
失われたドラゴンと世界の破滅を防ぐため、ティアラ姫の冒険の旅が今、始まる!
剣と魔法が織りなすファンタジーの世界で、アリシア王国第3王女として生まれ変わったかつての賢者が巻き起こす、愛と成長と冒険の物語です。
イケメン王子たちとの甘い恋の行方もお見逃しなく。
小説家になろう、カクヨムさま他サイトでも投稿しています。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる