242 / 273
第8章:王国決戦編
エピローグ2:裏切りと挫折
しおりを挟む
真っ白い空間の中に俺は立っていた。いつもラグナに会う場所だ。
「ラグナ、いるんだろ。出てこい!」
声を荒げて奴の名を呼ぶ。
『ここにいるよー』
後ろから声が聞こえてきたので、振り向くと奴がいた。俺は奴の胸ぐらに掴みかかる。
「何故だ! 何故お前の言う通りにしたのにシオンが……!」
ラグナは心外であるかのように口を尖らせる。
『そんな事を言われても、あれが確かに彼女を救う手段であったのは紛れもない事実だよ』
「じゃあ、なんで!」
『レトからも聞いただろう? タイミングが悪かったのさ。僕のせいじゃない。強いて言えば君のせいだ。ちゃんと僕は言ったぜ? お姫様を起こすには王子様のキスが必要だって。起きてる時にしちゃったら眠ってる方が目を覚ましちゃうに決まっているだろ?』
その言葉に俺の足から力が抜ける。全て俺のせいだったのだ。俺がシオンを……
「……シオンはお前が裏切っていると言った。それは事実か?」
やけになってそんな事を聞いてみた。裏切っている奴がそんな事を聞かれてまともに答える訳がない。だがこの空間にいると、不思議と今まで靄がかかるように考えられなかったラグナの裏切りについての可能性が明確に考えられるようになっていた。意識だけの存在になったからだろうか。
『うん、そうだよー』
気楽に言ってくるその言葉の意味を、一瞬理解出来なかった。
「何……を……?」
『いや、だから裏切っているかどうかでしょ? なら答えはイエスだ。イエスイエスイエス。なんてね』
「……嘘だよな?」
嘘じゃないと困る。そうでないと、俺は一体なんのために生きてきたんだ? フィリアとラグナが組んでいた? それなら俺の人生は一体なんだったんだ?
『疑り深いなー。ほらほら、思い出してみなよ。僕の言動をさ』
俺はラグナの言葉を思い出す。なんとなく違和感を覚えた所を。そして思い出す。
初めて会った時、ラグナは言いきった。人のことを指して違和感なく「おもちゃ」だと。
さらに何度も人を「駒」と表現していた。人間を人間として捉えていなかった。
それからノヴァが言った。俺は「贄」だと。ラグナの言ったことが全て本当のことであったなら、自分を追いかけるように絶望が何度も訪れるはずがない。フィリアからすれば俺は存在していないのだから。なのに、シオンが言ったように俺には何度も何度も悲劇的な事件に巻き込まれた。
『あっ、それとレヴィが結界を越えられたのと、君が初めて無神術が使える様になった時にあったスタンピードの時に通信係を殺したのも僕だよ』
なんの気無しに次々とラグナは自白していく。俺の反応を楽しむように。
「……いつからだ?」
『いつからって?』
「いつから俺たちを裏切っていた!」
『うーん。そうだねぇ、多分数千年前から? 少なくともノヴァがフィリア側に行く原因は僕が作ったよ』
「……なぜこんな事を?」
『だって、人間も亜人も気持ち悪いじゃん。増え方もキモいし、生き方もキモい。死に方だって、死んだ後だって、何もかもキモい。キモすぎてキモすぎて吐き気がするんだもん』
「……そんな、そんな事で俺達を裏切ったのか!」
『正確には裏切りとは違うかな? ただキモいおもちゃを少しでも面白おかしく再利用しようと思っただけだから。初めからそういうスタンスなら裏切ったとは言えないよね。勝手に期待して、勝手に盲信したのはそっちだよ。僕は何度もヒントを出してたのに。気づかなかった君達が悪い。まあ気づかない様に魂を形作ったりしたけど、それも深く考えれば解けるものだ』
「テメェ!」
俺はラグナを殴ろうと拳を振るう。だが、奴の顔にぶつかる前に見えない壁で防がれた。
『ふふふ、やっぱり君は素晴らしい。普通ならこんな話を聞けばショックを受けて呆然としたり、崩れ落ちるんだけどね。君だけはこうやって復讐しようと動く。どれだけ傷ついても真っ先に相手を殺す事を選ぶ。後悔の念を抱いてもね』
「………」
『まあそういう風に創ったんだけど。僕の期待通りに育ってくれたよ。ありがとう。心から感謝するよ』
そういうラグナの顔を何度も殴ろうとして、その度に何かに防がれる。
『ここは僕が創った精神世界だからね。いくら頑張ろうとしても無駄さ。でも嬉しいよ。そうやって怒り狂っている様子は何よりも僕の楽しみだ』
あまりの悔しさに涙が出てくる。それなのに俺には何も出来ない。
『安心してくれ。君に与えた力は確かに僕達を殺せるものだ。だってフェアじゃないからね。おばさんは高みの見物を決め込みたいみたいだけど、僕はせっかくなら血湧き肉躍る戦いに身を投じてみたい。君が強くなり続ければ、いつの日か僕達の元に辿り着けるはずだ。そんな風に君を創ったからね。その日が来るのを期待しているよ、ジン君。なんてね』
白い空間が崩壊する。
「待て! 許さねえ! 殺してやる!」
そう叫んでもどんどん意識が覚醒していった。
~~~~~~~~~
目覚めると森の中で木に寄りかかって寝ていた。左腕が痛み、そちらを見るとぐちゃぐちゃに潰れていた。そこに蠅がたかっていた。俺は腕を復元しようとした。それなのに無神術は発動しなかった。力は確かに俺の中にあるのに、それを使う事が出来なかった。いや、使う事を俺の本能が拒絶していた。思えばシオンが変化した時に治らなかったのは俺の頭の中で、この力とそれを与えた奴が忌むべきものだと気づいたからかも知れない。
治らないなら、と俺は持っていた短剣で無造作に潰れた腕を切り落とした。痛いはずなのに、痛みは感じなかった。血が飛び散る。傷口に治癒の短剣を当てて血止めした。それが終わると、俺は木にもたれかかった。
「そうか。ラグナは敵か」
改めて口にすると頭の靄が晴れた様にスッキリした。そして心の内から発狂しそうになる程の怒りが噴き上がった。でも、シオンの顔が一瞬横切り、嘘みたいにその炎は消えた。
「もういい……もう、どうでもいい」
疲れた。ただただ疲れた。ラグナは俺を復讐に狂った人間である様に創ったと言った。でも、今の俺には何もかもがどうでもいい。これ以上この痛みを抱えたまま戦い続ける事は俺には無理だ。
「……シオン」
彼女の名を呼ぶ。暗く静かな森の中で、その名はやけに響いた。
「ラグナ、いるんだろ。出てこい!」
声を荒げて奴の名を呼ぶ。
『ここにいるよー』
後ろから声が聞こえてきたので、振り向くと奴がいた。俺は奴の胸ぐらに掴みかかる。
「何故だ! 何故お前の言う通りにしたのにシオンが……!」
ラグナは心外であるかのように口を尖らせる。
『そんな事を言われても、あれが確かに彼女を救う手段であったのは紛れもない事実だよ』
「じゃあ、なんで!」
『レトからも聞いただろう? タイミングが悪かったのさ。僕のせいじゃない。強いて言えば君のせいだ。ちゃんと僕は言ったぜ? お姫様を起こすには王子様のキスが必要だって。起きてる時にしちゃったら眠ってる方が目を覚ましちゃうに決まっているだろ?』
その言葉に俺の足から力が抜ける。全て俺のせいだったのだ。俺がシオンを……
「……シオンはお前が裏切っていると言った。それは事実か?」
やけになってそんな事を聞いてみた。裏切っている奴がそんな事を聞かれてまともに答える訳がない。だがこの空間にいると、不思議と今まで靄がかかるように考えられなかったラグナの裏切りについての可能性が明確に考えられるようになっていた。意識だけの存在になったからだろうか。
『うん、そうだよー』
気楽に言ってくるその言葉の意味を、一瞬理解出来なかった。
「何……を……?」
『いや、だから裏切っているかどうかでしょ? なら答えはイエスだ。イエスイエスイエス。なんてね』
「……嘘だよな?」
嘘じゃないと困る。そうでないと、俺は一体なんのために生きてきたんだ? フィリアとラグナが組んでいた? それなら俺の人生は一体なんだったんだ?
『疑り深いなー。ほらほら、思い出してみなよ。僕の言動をさ』
俺はラグナの言葉を思い出す。なんとなく違和感を覚えた所を。そして思い出す。
初めて会った時、ラグナは言いきった。人のことを指して違和感なく「おもちゃ」だと。
さらに何度も人を「駒」と表現していた。人間を人間として捉えていなかった。
それからノヴァが言った。俺は「贄」だと。ラグナの言ったことが全て本当のことであったなら、自分を追いかけるように絶望が何度も訪れるはずがない。フィリアからすれば俺は存在していないのだから。なのに、シオンが言ったように俺には何度も何度も悲劇的な事件に巻き込まれた。
『あっ、それとレヴィが結界を越えられたのと、君が初めて無神術が使える様になった時にあったスタンピードの時に通信係を殺したのも僕だよ』
なんの気無しに次々とラグナは自白していく。俺の反応を楽しむように。
「……いつからだ?」
『いつからって?』
「いつから俺たちを裏切っていた!」
『うーん。そうだねぇ、多分数千年前から? 少なくともノヴァがフィリア側に行く原因は僕が作ったよ』
「……なぜこんな事を?」
『だって、人間も亜人も気持ち悪いじゃん。増え方もキモいし、生き方もキモい。死に方だって、死んだ後だって、何もかもキモい。キモすぎてキモすぎて吐き気がするんだもん』
「……そんな、そんな事で俺達を裏切ったのか!」
『正確には裏切りとは違うかな? ただキモいおもちゃを少しでも面白おかしく再利用しようと思っただけだから。初めからそういうスタンスなら裏切ったとは言えないよね。勝手に期待して、勝手に盲信したのはそっちだよ。僕は何度もヒントを出してたのに。気づかなかった君達が悪い。まあ気づかない様に魂を形作ったりしたけど、それも深く考えれば解けるものだ』
「テメェ!」
俺はラグナを殴ろうと拳を振るう。だが、奴の顔にぶつかる前に見えない壁で防がれた。
『ふふふ、やっぱり君は素晴らしい。普通ならこんな話を聞けばショックを受けて呆然としたり、崩れ落ちるんだけどね。君だけはこうやって復讐しようと動く。どれだけ傷ついても真っ先に相手を殺す事を選ぶ。後悔の念を抱いてもね』
「………」
『まあそういう風に創ったんだけど。僕の期待通りに育ってくれたよ。ありがとう。心から感謝するよ』
そういうラグナの顔を何度も殴ろうとして、その度に何かに防がれる。
『ここは僕が創った精神世界だからね。いくら頑張ろうとしても無駄さ。でも嬉しいよ。そうやって怒り狂っている様子は何よりも僕の楽しみだ』
あまりの悔しさに涙が出てくる。それなのに俺には何も出来ない。
『安心してくれ。君に与えた力は確かに僕達を殺せるものだ。だってフェアじゃないからね。おばさんは高みの見物を決め込みたいみたいだけど、僕はせっかくなら血湧き肉躍る戦いに身を投じてみたい。君が強くなり続ければ、いつの日か僕達の元に辿り着けるはずだ。そんな風に君を創ったからね。その日が来るのを期待しているよ、ジン君。なんてね』
白い空間が崩壊する。
「待て! 許さねえ! 殺してやる!」
そう叫んでもどんどん意識が覚醒していった。
~~~~~~~~~
目覚めると森の中で木に寄りかかって寝ていた。左腕が痛み、そちらを見るとぐちゃぐちゃに潰れていた。そこに蠅がたかっていた。俺は腕を復元しようとした。それなのに無神術は発動しなかった。力は確かに俺の中にあるのに、それを使う事が出来なかった。いや、使う事を俺の本能が拒絶していた。思えばシオンが変化した時に治らなかったのは俺の頭の中で、この力とそれを与えた奴が忌むべきものだと気づいたからかも知れない。
治らないなら、と俺は持っていた短剣で無造作に潰れた腕を切り落とした。痛いはずなのに、痛みは感じなかった。血が飛び散る。傷口に治癒の短剣を当てて血止めした。それが終わると、俺は木にもたれかかった。
「そうか。ラグナは敵か」
改めて口にすると頭の靄が晴れた様にスッキリした。そして心の内から発狂しそうになる程の怒りが噴き上がった。でも、シオンの顔が一瞬横切り、嘘みたいにその炎は消えた。
「もういい……もう、どうでもいい」
疲れた。ただただ疲れた。ラグナは俺を復讐に狂った人間である様に創ったと言った。でも、今の俺には何もかもがどうでもいい。これ以上この痛みを抱えたまま戦い続ける事は俺には無理だ。
「……シオン」
彼女の名を呼ぶ。暗く静かな森の中で、その名はやけに響いた。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
Re:コード・ブレイカー ~落ちこぼれと嘲られた少年、世界最強の異能で全てをねじ伏せる~
たまごころ
ファンタジー
高校生・篠宮レンは、異能が当然の時代に“無能”として蔑まれていた。
だがある日、封印された最古の力【再構築(Rewrite)】が覚醒。
世界の理(コード)を上書きする力を手に入れた彼は、かつて自分を見下した者たちに逆襲し、隠された古代組織と激突していく。
「最弱」から「神域」へ――現代異能バトル成り上がり譚が幕を開ける。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
悪役皇子、ざまぁされたので反省する ~ 馬鹿は死ななきゃ治らないって… 一度、死んだからな、同じ轍(てつ)は踏まんよ ~
shiba
ファンタジー
魂だけの存在となり、邯鄲(かんたん)の夢にて
無名の英雄
愛を知らぬ商人
気狂いの賢者など
様々な英霊達の人生を追体験した凡愚な皇子は自身の無能さを痛感する。
それゆえに悪徳貴族の嫡男に生まれ変わった後、謎の強迫観念に背中を押されるまま
幼い頃から努力を積み上げていた彼は、図らずも超越者への道を歩み出す。
婚約破棄したら食べられました(物理)
かぜかおる
恋愛
人族のリサは竜種のアレンに出会った時からいい匂いがするから食べたいと言われ続けている。
婚約者もいるから無理と言い続けるも、アレンもしつこく食べたいと言ってくる。
そんな日々が日常と化していたある日
リサは婚約者から婚約破棄を突きつけられる
グロは無し
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる