273 / 273
第9章:再起編
ストラティオの回想2
しおりを挟む
それから儂らは兵舎に向かった。何があったかの説明と、ハヤト様らの活動許可を頂く為にのう。だが、その当時の団長は疑り深い上に、あまり融通の聞かぬ人じゃった。
「貴様の様な若造が砂漠猩猩を倒しただと? 馬鹿もも休み休み言え」
「団長、本当にこの方が倒したのです! 確かにこの目で見ました!」
儂は思わず声を荒げた。
「ストラティオか。今回勝手に行動して危うく命を落としかけた上に、隊を危険に晒したそうだな。その上こんな得体の知れない者らをこの街に招き入れるとは、貴様は何様のつもりだ!」
その剣幕に儂は頭がカッとなって怒鳴り返そうとした。元々若い儂が選抜部隊に選ばれるのを良しとしない狭量な奴じゃった。嫌がらせも何度受けたか分からんほどじゃ。儂の目の前で儂の恩人を侮辱する言葉を吐いた団長に思わず殴りかかりそうになり、拳を握った。しかし、そんな儂の空気を察したのか、ハヤト様が儂を制するように、儂の顔の前に右手を挙げた。
「まぁまぁ、団長さんの言い分も分からなくはねぇよ。俺だってこんな怪しい身なりの奴がいたら警戒するしな。その上真偽はどうあれ強いなんて言われた日にゃあ、国を守る為に躍起になりもするわなぁ」
うんうんと頷きながらハヤト様はそう言って笑った。
「ドワーフの兄さん……ストラティオって言ったっけ。んじゃあ、トラさんて呼ばせてもらうぜ。トラさん、あんたの団長は間違ってねぇよ。だからそうカリカリしなさんな」
「しかしハヤト殿!」
儂が言い返そうとすると、ハヤト様は儂を制した。
「まぁまぁ、あんまし偉そうにしたくねぇから言いたくねぇんだが。なぁ、団長さんよ。あんたの信じる神はなんだ?」
「何をいきなり?」
団長は訝しげにハヤト様を見た。
「質問通りさ。フィリアのババアか? オルフェの爺様か? それとも……」
そこでハヤト様は一呼吸置いた。
「ラグナっつうクソ野郎か?」
団長も儂も目を丸くした。外界の者でラグナ様を知る者などほとんどいな買ったからじゃ。
「貴様、なぜその名を?」
団長の目が鋭く細まった。
「俺ぁ、そのラグナに選ばれた使徒ってやつだ。ついでに言うと俺の名前はハヤト・アカツキ。アカツキって言やぁ、あんたなら分かんだろ?」
アカツキという国の名は儂もよく知っておった。行った事はなかったがのう。完全なる使徒である、カムイ・アカツキが起こした国であり、亜人も人間も共生する外界と隔てられた島国だという事もな。
「その名、アカツキ皇国の者か。それにラグナ様の使徒だと? どうやってそれを証明するのだ?」
「ふむ、そんならこいつでどうだい?」
そう言うとハヤト様は指先に両手の小指以外の指先にそれぞれの属性の術を発現させた。それは確かに常人には不可能で、神に選ばれた者にしか出来ぬ芸当じゃった。
「……なるほど、ラグナ様の使徒だと言うことは信じられる様だな。だがそれとアカツキ皇国の者だという事には関連性はない。いくらラグナ様の使徒とは言え身元も不確かな者を受け入れるのは、規則に反する」
あろうことか、あの頭の硬い団長は神に選ばれし存在を拒否しようとしたのじゃ。儂には何を考えているのか、全く理解できなかった。
「それならば、これでどうでしょうか?」
そんな団長に対して、今まで話を横で聞いていたアカリ様が首に掛けていた指輪を服の中から取り出して団長に見せた。一見すると普通の指輪であったが、団長はそれに刻まれた紋様を見て驚きおった。
「その指輪は皇族に連なる御方の……し、失礼いたしました!」
団長は急いで立ち上がると、そのまま床に土下座しおった。その滑らかさに思わず儂は笑ってしまってのう。その後こっぴどく叱られたわい。
「因みに、この御方は我が国の巫女姫にして第一皇位継承者であらせられる、アカリ・アカツキ様。そして彼女の従者にして我が国自慢の剣聖の娘、ツクヨ・レンリ様であらせられるぞ。頭が高い! なんつって」
「もう、それを言うなら兄様だって皇族の一員ではないですか」
クスクスと笑いながらアカリ様がそう言うと、ハヤト様は肩をすくめた。
「そうは言っても、お前んとこの一本気な親父さんとは違って、俺ぁクソ親父が貴族から平民、果ては奴隷まであっちこっちでばら撒いた種で出来た餓鬼だからな。俺なんてなんちゃって皇族だよ。それよりも、団長さん。上司が部下の前で土下座なんてするもんじゃねぇよ。それもこんなケツの青い餓鬼どもにな。さぁ立った立った」
そう言ってハヤト様は団長に手を差し伸べて立たせた。
「まぁ、取り敢えずこれで信じてもらえたかね? しばらくの間滞在してもいいかい?」
「勿論でございます! 好きなだけこの砂漠で過ごして頂いて構いません!」
「じゃあついでに悪いんだけど、案内役としてトラさんを数日借りてもいいかい?」
「ええ、どうぞご自由にお使い下さい」
「ありがとな。そんじゃ、トラさん。しばらくよろしくな」
「ええ、お任せ下さい」
儂はこれから何が起こるのか楽しみで仕方なかった。
~~~~~~~
ハヤト様はあっという間に街に馴染んだ。気軽い性格な上に人懐っこい笑みを浮かべて最下級兵や最上級兵の分け隔てなく話しかけていき、いつの間にかあの御方が中心となって連日連夜飲み会が開かれるほどじゃった。おかげで毎度毎度夜遅くまで宿に帰らなかったせいで、アカリ様に毎日の様に叱られておった。
「次、こんなに遅かったら今度こそ許しませんからね!」
「うーん、ごめんよぉ。アカリちゃ~ん。愛してるから許してぇ」
ベロンベロンに酔っ払って前後不覚の状態でそんな事を言われてもアカリ様は嬉しそうじゃった。結局それを言われたいが為に、あの御方がまた飲み会に行かれてもなんだかんだ許しておった。ただ、儂らの仲間が夜のそういう店に連れて行った時だけは本気で怒っておったわい。流石にハヤト様も反省して二度と行かないと誓っておった。
そうこうしている内にあっという間に2週間経った。
「そろそろこの街も堪能したし、次の街に行くとするか」
ある日、突然ハヤト様がそう言った。それにアカリ様とツクヨ様も賛同し、彼らは荷造りを始めた。元々旅から旅への根無し草だった為か準備はすぐに終わり、街を立つことを団長に伝える為に兵舎へと向かった。
兵舎では団長が快くハヤト様を受け入れ、他の街への紹介状も書いてくれおった。そんなこんなで次の街として、商業が盛んなユステの街へと向かっていった。儂も付いて行きたかったが、流石に仕事の為にそれは無理じゃった。
「んじゃ、トラさん。2週間世話んなった。本当にありがとう」
「トラさん、ありがとうございました」
「お世話になりました」
ハヤト様に続いて、アカリ様とツクヨ様が丁寧に挨拶をして下さった。
「いえ、もし何かあればまた来て下さい。その時は出来る限りお手伝いさせていただきます」
「おう。そんじゃあ、またな」
そう言ってハヤト様はお二人を引き連れてユステの街へ旅立って行きなさった。
「貴様の様な若造が砂漠猩猩を倒しただと? 馬鹿もも休み休み言え」
「団長、本当にこの方が倒したのです! 確かにこの目で見ました!」
儂は思わず声を荒げた。
「ストラティオか。今回勝手に行動して危うく命を落としかけた上に、隊を危険に晒したそうだな。その上こんな得体の知れない者らをこの街に招き入れるとは、貴様は何様のつもりだ!」
その剣幕に儂は頭がカッとなって怒鳴り返そうとした。元々若い儂が選抜部隊に選ばれるのを良しとしない狭量な奴じゃった。嫌がらせも何度受けたか分からんほどじゃ。儂の目の前で儂の恩人を侮辱する言葉を吐いた団長に思わず殴りかかりそうになり、拳を握った。しかし、そんな儂の空気を察したのか、ハヤト様が儂を制するように、儂の顔の前に右手を挙げた。
「まぁまぁ、団長さんの言い分も分からなくはねぇよ。俺だってこんな怪しい身なりの奴がいたら警戒するしな。その上真偽はどうあれ強いなんて言われた日にゃあ、国を守る為に躍起になりもするわなぁ」
うんうんと頷きながらハヤト様はそう言って笑った。
「ドワーフの兄さん……ストラティオって言ったっけ。んじゃあ、トラさんて呼ばせてもらうぜ。トラさん、あんたの団長は間違ってねぇよ。だからそうカリカリしなさんな」
「しかしハヤト殿!」
儂が言い返そうとすると、ハヤト様は儂を制した。
「まぁまぁ、あんまし偉そうにしたくねぇから言いたくねぇんだが。なぁ、団長さんよ。あんたの信じる神はなんだ?」
「何をいきなり?」
団長は訝しげにハヤト様を見た。
「質問通りさ。フィリアのババアか? オルフェの爺様か? それとも……」
そこでハヤト様は一呼吸置いた。
「ラグナっつうクソ野郎か?」
団長も儂も目を丸くした。外界の者でラグナ様を知る者などほとんどいな買ったからじゃ。
「貴様、なぜその名を?」
団長の目が鋭く細まった。
「俺ぁ、そのラグナに選ばれた使徒ってやつだ。ついでに言うと俺の名前はハヤト・アカツキ。アカツキって言やぁ、あんたなら分かんだろ?」
アカツキという国の名は儂もよく知っておった。行った事はなかったがのう。完全なる使徒である、カムイ・アカツキが起こした国であり、亜人も人間も共生する外界と隔てられた島国だという事もな。
「その名、アカツキ皇国の者か。それにラグナ様の使徒だと? どうやってそれを証明するのだ?」
「ふむ、そんならこいつでどうだい?」
そう言うとハヤト様は指先に両手の小指以外の指先にそれぞれの属性の術を発現させた。それは確かに常人には不可能で、神に選ばれた者にしか出来ぬ芸当じゃった。
「……なるほど、ラグナ様の使徒だと言うことは信じられる様だな。だがそれとアカツキ皇国の者だという事には関連性はない。いくらラグナ様の使徒とは言え身元も不確かな者を受け入れるのは、規則に反する」
あろうことか、あの頭の硬い団長は神に選ばれし存在を拒否しようとしたのじゃ。儂には何を考えているのか、全く理解できなかった。
「それならば、これでどうでしょうか?」
そんな団長に対して、今まで話を横で聞いていたアカリ様が首に掛けていた指輪を服の中から取り出して団長に見せた。一見すると普通の指輪であったが、団長はそれに刻まれた紋様を見て驚きおった。
「その指輪は皇族に連なる御方の……し、失礼いたしました!」
団長は急いで立ち上がると、そのまま床に土下座しおった。その滑らかさに思わず儂は笑ってしまってのう。その後こっぴどく叱られたわい。
「因みに、この御方は我が国の巫女姫にして第一皇位継承者であらせられる、アカリ・アカツキ様。そして彼女の従者にして我が国自慢の剣聖の娘、ツクヨ・レンリ様であらせられるぞ。頭が高い! なんつって」
「もう、それを言うなら兄様だって皇族の一員ではないですか」
クスクスと笑いながらアカリ様がそう言うと、ハヤト様は肩をすくめた。
「そうは言っても、お前んとこの一本気な親父さんとは違って、俺ぁクソ親父が貴族から平民、果ては奴隷まであっちこっちでばら撒いた種で出来た餓鬼だからな。俺なんてなんちゃって皇族だよ。それよりも、団長さん。上司が部下の前で土下座なんてするもんじゃねぇよ。それもこんなケツの青い餓鬼どもにな。さぁ立った立った」
そう言ってハヤト様は団長に手を差し伸べて立たせた。
「まぁ、取り敢えずこれで信じてもらえたかね? しばらくの間滞在してもいいかい?」
「勿論でございます! 好きなだけこの砂漠で過ごして頂いて構いません!」
「じゃあついでに悪いんだけど、案内役としてトラさんを数日借りてもいいかい?」
「ええ、どうぞご自由にお使い下さい」
「ありがとな。そんじゃ、トラさん。しばらくよろしくな」
「ええ、お任せ下さい」
儂はこれから何が起こるのか楽しみで仕方なかった。
~~~~~~~
ハヤト様はあっという間に街に馴染んだ。気軽い性格な上に人懐っこい笑みを浮かべて最下級兵や最上級兵の分け隔てなく話しかけていき、いつの間にかあの御方が中心となって連日連夜飲み会が開かれるほどじゃった。おかげで毎度毎度夜遅くまで宿に帰らなかったせいで、アカリ様に毎日の様に叱られておった。
「次、こんなに遅かったら今度こそ許しませんからね!」
「うーん、ごめんよぉ。アカリちゃ~ん。愛してるから許してぇ」
ベロンベロンに酔っ払って前後不覚の状態でそんな事を言われてもアカリ様は嬉しそうじゃった。結局それを言われたいが為に、あの御方がまた飲み会に行かれてもなんだかんだ許しておった。ただ、儂らの仲間が夜のそういう店に連れて行った時だけは本気で怒っておったわい。流石にハヤト様も反省して二度と行かないと誓っておった。
そうこうしている内にあっという間に2週間経った。
「そろそろこの街も堪能したし、次の街に行くとするか」
ある日、突然ハヤト様がそう言った。それにアカリ様とツクヨ様も賛同し、彼らは荷造りを始めた。元々旅から旅への根無し草だった為か準備はすぐに終わり、街を立つことを団長に伝える為に兵舎へと向かった。
兵舎では団長が快くハヤト様を受け入れ、他の街への紹介状も書いてくれおった。そんなこんなで次の街として、商業が盛んなユステの街へと向かっていった。儂も付いて行きたかったが、流石に仕事の為にそれは無理じゃった。
「んじゃ、トラさん。2週間世話んなった。本当にありがとう」
「トラさん、ありがとうございました」
「お世話になりました」
ハヤト様に続いて、アカリ様とツクヨ様が丁寧に挨拶をして下さった。
「いえ、もし何かあればまた来て下さい。その時は出来る限りお手伝いさせていただきます」
「おう。そんじゃあ、またな」
そう言ってハヤト様はお二人を引き連れてユステの街へ旅立って行きなさった。
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
今日結婚した夫から2年経ったら出ていけと言われました
四折 柊
恋愛
子爵令嬢であるコーデリアは高位貴族である公爵家から是非にと望まれ結婚した。美しくもなく身分の低い自分が何故? 理由は分からないが自分にひどい扱いをする実家を出て幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱く。ところがそこには思惑があり……。公爵は本当に愛する女性を妻にするためにコーデリアを利用したのだ。夫となった男は言った。「お前と本当の夫婦になるつもりはない。2年後には公爵邸から国外へ出ていってもらう。そして二度と戻ってくるな」と。(いいんですか? それは私にとって……ご褒美です!)
黄金の魔導書使い -でも、騒動は来ないで欲しいー
志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥魔導書(グリモワール)。それは、不思議な儀式によって、人はその書物を手に入れ、そして体の中に取り込むのである。
そんな魔導書の中に、とんでもない力を持つものが、ある時出現し、そしてある少年の手に渡った。
‥‥うん、出来ればさ、まだまともなのが欲しかった。けれども強すぎる力故に、狙ってくる奴とかが出てきて本当に大変なんだけど!?責任者出てこぉぉぉぃ!!
これは、その魔導書を手に入れたが故に、のんびりしたいのに何かしらの騒動に巻き込まれる、ある意味哀れな最強の少年の物語である。
「小説家になろう」様でも投稿しています。作者名は同じです。基本的にストーリー重視ですが、誤字指摘などがあるなら受け付けます。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
ゴミ捨て場領主のクラフト無双 ~最弱魔法【分解と合成】で領地を黄金郷に変えたら、俺を見下していた大貴族令嬢たちが掌を返してすり寄ってきた件~
namisan
ファンタジー
東西南北の大貴族から「毒の川」「凶暴な魔獣」「莫大な借金」を押し付けられ、王国の『ゴミ捨て場』と化したローゼンベルク領。
父と兄を謀殺され、その絶望の領地を押し付けられた無能貴族のアークは、領地の分割を企む高慢な令嬢たち(王女、公爵令嬢、姫将軍など)に嘲笑われていた。
だが、彼には現代の知識と、隠された最強チート能力があった!
触れたものを瞬時に素材に戻し、全く別のモノに作り変える神の御業――【分解と合成】。
「毒の川」を分解して『超高価な宝石と純水』へ!
「魔獣の死骸」と「瓦礫」を合成して『絶対に壊れない防壁』へ!
借金取りには新素材を高値で売りつけ、逆に敵の経済を支配していく。
圧倒的なクラフト能力で、瞬く間にゴミ捨て場を「無敵の黄金郷」へと作り変えていくアーク。
己の敗北を悟り、震え上がる悪徳貴族と高慢な令嬢たち。
さらに、アークの圧倒的な知略と底知れぬ実力は、気高い令嬢たちの本能に深く刻み込まれていく。
「どうか、私をあなたの手駒としてお使いください……っ!」
プライドを完全にへし折られた最高位の美少女たちは、いつしかアークの与える『恩恵』なしでは生きられないほど、彼に絶対の忠誠と依存を誓うようになっていく――。
最弱のゴミ捨て場から始まる、爽快クラフト内政&ざまぁファンタジー、堂々開幕!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
お気に入り登録しときますね(^^)
ありがとうございます!
よろしくお願いします!
世界観が凝っていていいと思います🎵
これから先楽しみにしてます✨
ありがとうございます!
元々小説家になろうで書いていた作品でしたが、いろいろな所に載せてみようと思って利用し始めました。
今後とも読者の方に楽しんでいただけるよう、努力していきますのでよろしくお願いします!