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第三章
魔王、子守になる。
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早速、魔王は職を見つけに、地図を頼りに現在で言うハローワーク的なところに行った。
「おい!仕事が欲しいのだが、なにがあるのだ!我は魔王だぞ!早くしろ!」
「なんだ、うるせーな…」
奥から1人職員が出てきた。
「我は魔王だ!早くしろ!」
「あーあー魔王だかラ王だかしらねぇがなにがしてぇんだ?うるせーぞ?」
魔王の額に血管が浮き出る。
「とっとと教えろーーーーーーーーーーーーーーー!」
大声で叫んだ。
「じゃあ、営業妨害ってことで叩き潰すぞ…」
「やってみるがいいさ!クハハハーッ!」
次の瞬間、魔王はベッドの上に寝ていた。
「な、ここは…何処だ?ウッ…頭が…痛…い…」
「やっと起きたかい。大丈夫かい?」
魔王が見たもの。それは、小さな部屋と、謎の女だった。
「あんたねぇ、なんであの人に喧嘩売ったんだい?」
「だめなのか?」
「あの人はこの村、いや、ここ一帯で負けなしの男なんだよ!」
なにを隠そう、あの男は最強と呼ばれる男なのだ。過去に6回世界を救っている。勇者と同じようなものなのだ。
「そんな大物に挑んでよく生きてたねぇ!噂では、我は魔王だ~とか叫んでたらしいけど?」
「我はマジの魔王だからな!クアーッハッハー‼︎」
やはり、この魔王はお馬鹿さんだ。
「ふーん…それより、仕事を探しているんだって?」
「そうだ!貴様、何か仕事はないか?」
「じゃあ、とっておきの仕事を紹介するよ。給料も悪くないし、衣食住は約束できるよ!」
「そこだ!そこに行くのである!どこだそこは!」
「ここだよ。」
「ふぇ?」
驚きのあまり顎が地面にくっついた魔王。
「ここであんたには子守をやってもらうよ!」
「なッ⁉︎絶対嫌なのだが?我が子守?笑わせる…」
「別に嫌ならいいよ!他を当たりな!」
「ああ、そうさせてもらう!」
しかし、魔王は腹が減っていた。腹が減りすぎてお腹と背中がぺったんこレベルなので、今から新しい仕事を探す気もない。考えに考えた結果、
「わかった。ここで働くぞ…」
トボトボと納得したのだった。
これで、魔王は職を持った。
ピローン
進化を確認
「無職」から、「子守」に進化しました…
「おい!仕事が欲しいのだが、なにがあるのだ!我は魔王だぞ!早くしろ!」
「なんだ、うるせーな…」
奥から1人職員が出てきた。
「我は魔王だ!早くしろ!」
「あーあー魔王だかラ王だかしらねぇがなにがしてぇんだ?うるせーぞ?」
魔王の額に血管が浮き出る。
「とっとと教えろーーーーーーーーーーーーーーー!」
大声で叫んだ。
「じゃあ、営業妨害ってことで叩き潰すぞ…」
「やってみるがいいさ!クハハハーッ!」
次の瞬間、魔王はベッドの上に寝ていた。
「な、ここは…何処だ?ウッ…頭が…痛…い…」
「やっと起きたかい。大丈夫かい?」
魔王が見たもの。それは、小さな部屋と、謎の女だった。
「あんたねぇ、なんであの人に喧嘩売ったんだい?」
「だめなのか?」
「あの人はこの村、いや、ここ一帯で負けなしの男なんだよ!」
なにを隠そう、あの男は最強と呼ばれる男なのだ。過去に6回世界を救っている。勇者と同じようなものなのだ。
「そんな大物に挑んでよく生きてたねぇ!噂では、我は魔王だ~とか叫んでたらしいけど?」
「我はマジの魔王だからな!クアーッハッハー‼︎」
やはり、この魔王はお馬鹿さんだ。
「ふーん…それより、仕事を探しているんだって?」
「そうだ!貴様、何か仕事はないか?」
「じゃあ、とっておきの仕事を紹介するよ。給料も悪くないし、衣食住は約束できるよ!」
「そこだ!そこに行くのである!どこだそこは!」
「ここだよ。」
「ふぇ?」
驚きのあまり顎が地面にくっついた魔王。
「ここであんたには子守をやってもらうよ!」
「なッ⁉︎絶対嫌なのだが?我が子守?笑わせる…」
「別に嫌ならいいよ!他を当たりな!」
「ああ、そうさせてもらう!」
しかし、魔王は腹が減っていた。腹が減りすぎてお腹と背中がぺったんこレベルなので、今から新しい仕事を探す気もない。考えに考えた結果、
「わかった。ここで働くぞ…」
トボトボと納得したのだった。
これで、魔王は職を持った。
ピローン
進化を確認
「無職」から、「子守」に進化しました…
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