必ず君を生かすことを誓うよ。 永遠に。

雨下雫

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7章 最後の壁とは

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志音が入院してから1ヶ月が経った。

無事に回復傾向にあって、僕としてはとても嬉しい。

後猶予は1ヶ月しか無いんだととても信じることが出来ない。

何故後1ヶ月なのか、そして後1つ達成していないことって何だろうと考えていると、志音が喋り掛けて来た。

「ねぇねぇー 私めちゃくちゃ元気だよ~」

確かに元気に見えるけど、猶予が後1ヶ月しかないんだ。

「まぁ元気だけど、まだ様子見だよ。」

とりあえず普通の相槌で対応していく。

「分かったー あーそういえば1ヶ月の今日なんか星が見れるんだって~」

急に星のことを言い出した志音の言葉は僕美鈴に大きく伝わった。

猶予が後1ヶ月と星が見れる日が1ヶ月後と言うことは、星を見てる日に猶予ぎ終わると言うことになる。

どちらせよ、1ヶ月の間に達成していないことを達成しないと、志音は消えてしまう。

「星? 1ヶ月後って先だね。」

自分は勘づいているのだが、付き合っている為、考えている事は互いに隠してある。

「そうそう! 先何だけど、噂によると千年に一度くらいだっけさ~」

千年の一度くらいしか見れない星なんかある?と思ったが上手く思いつかない。

と思ったのだが千年に一度しか見れない星は思いついたけどこれはあくまでも、仮説に過ぎない。

「千年に一度しか見れない星なんかある?」

と志音に聞いてみた。 

これで志音が答えられないならその1ヶ月後の星は星では無いって事がわかるんだ。

「分からないんだけど星って言われてるよ!」

やっぱりな。 千年に一度しか見れない星なんか無いんだ。

とりあえずこう伝えておこう。

「なるほど。 まぁ1ヶ月後だから、見れないかも知れないし、病院にいるんだから大人しくね。」

と声を掛けた。

遂に最後の壁、これを必ず乗り切る。

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