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第9章 恭弥争奪戦!
爆弾発言、落ちてきました。――答えないとお仕置きします――(2)
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その手が、彼の最も弱いところに触れた瞬間――勢いよく、くすぐり攻撃が始まった。
「ちょ、ちょっと……、聖奈……、やめろ、やめてくれ……!くすぐったい、アハッ、アハハ、ちょ、ちょう、やめれって……、やめれって……!」
必死に抵抗するも、無駄だった。
昔から聖奈のくすぐりにはめっぽう弱かった恭弥は、あっさりと陥落。声にならない悲鳴を上げながら、全身で笑いをこらえる。
「分かった、分かったって、ちゃ、ちゃんと、話すからと、と、とめてくれ~!」
身をよじって懇願する恭弥。その様子を、両手を押さえながら見ていた月華は、思わず吹き出してしまった。
「へぇ~、恭弥、ここが弱いんだ……!良いこと教えて貰ったわ……。」
好奇心に目を輝かせながら、くすぐり続ける聖奈に尋ねる。
「聖奈さん、他に恭弥の弱点はあるんですか?」
クスクスと笑いながら聞くと、聖奈はしたり顔でうなずきながら、さらなる弱点へと指を滑らせた。
「恭弥ね、ここも弱いんだよ。ここをこうするとねぇ……、ねっ、面白いでしょ!」
「きゃふっ!、ひゃ、ひゃっめて……!」
聖奈の指がもう一つの急所に触れた瞬間、恭弥の口から思わず変な声が飛び出す。体はびくんと跳ね、藻掻くように暴れる彼を見て、ますます調子に乗る聖奈と月華。
そして――限界を超えた恭弥は、そのまま脱力したように、後ろの月華へと倒れ込んだ。
「きゃっ!」
月華の悲鳴が、静かな部屋に響く。
体格差のある恭弥の体重をまともに受けた月華は、咄嗟に逃げることもできず、両手を取られたまま、真後ろへと尻もちをついてしまう。
――ドサッ! ――ムニュ~っ……!
しかし、彼が倒れた場所には偶然にも“やわらかいクッション”があった。
いや――それはクッションではなく、月華のふわふわのマシュマロゾーンだった。
「二人とも大丈夫?」
心配そうに近づいてきた聖奈だったが、次の瞬間、目を見開いて固まる。
「痛っ、痛ったたぁ~……。とりあえず、私は大丈夫ですけど?」
月華は声を震わせながら言うも、なぜか動けない。
そう、恭弥が完全に彼女の上に覆いかぶさっていたのだ。
「ちょっと、恭弥、どいて……よ……ね?えっ?ちょっと、どさくさに紛れてどこに顔を置いてるのよ!」
思わず頬を赤らめながら、目をパチパチさせて恭弥に叫ぶ。
だが――
「へぇ~?俺、もうダメ~……!こわれりゅ……ぅ!」
恭弥の意識はもう朦朧としていた。
その顔は偶然にも月華の柔らかなふくらみにすっぽりと埋まり、その温かさとやわらかさに包まれ、抗えない睡魔がゆっくりと彼を蝕んで夢の中へ落ちていく。
「いい枕だ!、ふかふかで両頬のほっぺが、丁度治まって良い。これ最高!」
口元からこぼれる言葉は夢心地そのもの。
解放された両手が無意識のまま、月華の膨らみに触れ、両頬に寄せたり放したり――ときには上下に優しく動かしたり、まるでゴムまりを遊ぶかのように無邪気に扱っていた。
「わ、私のマシュマロで、遊ぶな~!それに寝るな!聖奈さん、助けてくださいよ~……。」
顔を真っ赤に染め、今にも涙をこぼしそうになりながら、月華は助けを求める。
だが、目の前の聖奈もまた、そのあまりの光景に完全にフリーズしていた。
月華が恭弥の背中を叩いても、ビクともしない。がっしりとした体つきと、特訓による疲労が彼の体を重くしているのだろう。
やがて――月華にも、じわじわと睡魔が忍び寄ってきた。
「……ヤバい……なんだか……眠く…なって…きた。」
そう呟いた月華は、ふわふわな小振りのマシュマロに顔をしっかり埋めたまま眠る恭弥と一緒に、ゆっくりとまぶたを閉じていった。
――まるで、仲良くお昼寝をする子どもたちのように。
「ちょ、ちょっと……、聖奈……、やめろ、やめてくれ……!くすぐったい、アハッ、アハハ、ちょ、ちょう、やめれって……、やめれって……!」
必死に抵抗するも、無駄だった。
昔から聖奈のくすぐりにはめっぽう弱かった恭弥は、あっさりと陥落。声にならない悲鳴を上げながら、全身で笑いをこらえる。
「分かった、分かったって、ちゃ、ちゃんと、話すからと、と、とめてくれ~!」
身をよじって懇願する恭弥。その様子を、両手を押さえながら見ていた月華は、思わず吹き出してしまった。
「へぇ~、恭弥、ここが弱いんだ……!良いこと教えて貰ったわ……。」
好奇心に目を輝かせながら、くすぐり続ける聖奈に尋ねる。
「聖奈さん、他に恭弥の弱点はあるんですか?」
クスクスと笑いながら聞くと、聖奈はしたり顔でうなずきながら、さらなる弱点へと指を滑らせた。
「恭弥ね、ここも弱いんだよ。ここをこうするとねぇ……、ねっ、面白いでしょ!」
「きゃふっ!、ひゃ、ひゃっめて……!」
聖奈の指がもう一つの急所に触れた瞬間、恭弥の口から思わず変な声が飛び出す。体はびくんと跳ね、藻掻くように暴れる彼を見て、ますます調子に乗る聖奈と月華。
そして――限界を超えた恭弥は、そのまま脱力したように、後ろの月華へと倒れ込んだ。
「きゃっ!」
月華の悲鳴が、静かな部屋に響く。
体格差のある恭弥の体重をまともに受けた月華は、咄嗟に逃げることもできず、両手を取られたまま、真後ろへと尻もちをついてしまう。
――ドサッ! ――ムニュ~っ……!
しかし、彼が倒れた場所には偶然にも“やわらかいクッション”があった。
いや――それはクッションではなく、月華のふわふわのマシュマロゾーンだった。
「二人とも大丈夫?」
心配そうに近づいてきた聖奈だったが、次の瞬間、目を見開いて固まる。
「痛っ、痛ったたぁ~……。とりあえず、私は大丈夫ですけど?」
月華は声を震わせながら言うも、なぜか動けない。
そう、恭弥が完全に彼女の上に覆いかぶさっていたのだ。
「ちょっと、恭弥、どいて……よ……ね?えっ?ちょっと、どさくさに紛れてどこに顔を置いてるのよ!」
思わず頬を赤らめながら、目をパチパチさせて恭弥に叫ぶ。
だが――
「へぇ~?俺、もうダメ~……!こわれりゅ……ぅ!」
恭弥の意識はもう朦朧としていた。
その顔は偶然にも月華の柔らかなふくらみにすっぽりと埋まり、その温かさとやわらかさに包まれ、抗えない睡魔がゆっくりと彼を蝕んで夢の中へ落ちていく。
「いい枕だ!、ふかふかで両頬のほっぺが、丁度治まって良い。これ最高!」
口元からこぼれる言葉は夢心地そのもの。
解放された両手が無意識のまま、月華の膨らみに触れ、両頬に寄せたり放したり――ときには上下に優しく動かしたり、まるでゴムまりを遊ぶかのように無邪気に扱っていた。
「わ、私のマシュマロで、遊ぶな~!それに寝るな!聖奈さん、助けてくださいよ~……。」
顔を真っ赤に染め、今にも涙をこぼしそうになりながら、月華は助けを求める。
だが、目の前の聖奈もまた、そのあまりの光景に完全にフリーズしていた。
月華が恭弥の背中を叩いても、ビクともしない。がっしりとした体つきと、特訓による疲労が彼の体を重くしているのだろう。
やがて――月華にも、じわじわと睡魔が忍び寄ってきた。
「……ヤバい……なんだか……眠く…なって…きた。」
そう呟いた月華は、ふわふわな小振りのマシュマロに顔をしっかり埋めたまま眠る恭弥と一緒に、ゆっくりとまぶたを閉じていった。
――まるで、仲良くお昼寝をする子どもたちのように。
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