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不死身の体
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何の説明もなく異世界に無理矢理飛ばされた俺は、しばらく底に立っていた。
馬車とか、たまたま通りかかって町まで乗せていってくれないかな~と他力本願なことを考えていたが一向に人がくる気配がない。
「仕方がない、歩くか」
移動手段は、常に機会に頼りきってきたのにおじさんに貰った力のおかげで全然疲れることなく歩けている。
「こんな力くれるぐらいなら、どこでもドアとかワープとかくれよ」
たまに虫が飛び出す田舎丸出しのような道をひたすら歩いていると、目の前に人だかりができている。
近づくにつれ声が聞こえてくる。
どうやら、女性一人に対して大の大人が恐喝しているようだ。
「金目のものと、食料全て置いていってもらおうか」
「イヤです!誰か助けて!!」
助けを求めている女性の傍らには武器が落ちている、どうやら冒険者のようだ。
多勢に無勢で今の状況になってしまったらしい。
俺は、男たちに罰が当たれ!と心の中で念じて町に向かった。
「そこの方!助けてください!」
ただの通行人ですよ~と通り過ぎようとした俺に話しかけてくる女性。
俺は、何してくれてんだ!と心の中で叫んだ。
男たちは、こちらを見て威圧的な態度で応じてくる。
「あ~?兄ちゃん、何か用か?おう、丁度いいや、兄ちゃんも金と食料置いていってもらおうか」
「バカな奴だぜ、赤の他人のためにしゃしゃり出やがってよ」
いや、完全に巻き込まれた形だったじゃんと突っ込みたかったが、ろくな結果にはならんだろうと自重した。
「申し訳ないんですが、俺無一文なんですよね。だから、払えないです。それじゃ」
「あ、おい、ちょっと待て!」
手を挙げ、その場を離れようとした俺に、男の一人が剣を抜きいきなり斬りつけてきやがった。
「舐めやがって、お前が悪いんだ」
「バカ野郎!ここらで殺しなんかしたら、あいつが出張ってくるだろうが!!」
「うるせえ!俺たちの商売はなあ、舐められたら終わりなんだよ!わかってるだろうが!」
どうやら、ここらへんは誰だか知らんがそいつのおかげで治安はマシなようだ。
話の内容からすると、奪うだけ奪ったら生かして帰すつもりだったらしい、バカのおかげで台無しになったようだが。
「いって~・・・あれ?チクっとしたんだけど・・・気のせいか」
ザシュッと盛大な音がしたと思ったんだが、どうやら気のせいだったらしい。
背中を触ってみても特に何ともない、手に血がついてるということもないようだ。
これも、回復のおかげか?
「おい、お前、こいつのこと斬ったよな?」
「ああ?当たり前だろ、ちゃんと・・・はあ?」
服は確かに破れているが、一滴の血も出ずに俺は立っていた。
「クソッこいつ、ヒーラーか?面倒だな、一気にやっちまうぞ。トロトロしてると取っ捕まっちまう」
「クソが!計画がメチャクチャだ!」
俺は逃げようとしたが、すぐに囲まれて四方八方から攻撃されて成す術もなく切り刻まれていく。
せっかく、異世界に来たのにもう戻ることになるのか~と思ったら全然痛みがない、切り刻まれているのに。
「気持ちわる!こいつ、斬った側から一瞬で治ってやがる」
「見ろよ!刺したのに押し戻してるぞ!血も流れねえ、傷が塞がってやがる!こいつ化け物か」
「痛みもねえのか?こんな奴、初めて見たぞ」
「へへ、こいつ、拉致るか。いい見世物になるんじゃねえか?奴隷で売っぱらってもいいな」
俺は流石にヤバイなと思った、力のおかげで痛みや死ぬことに対する恐怖はないが彼らに勝てるわけではないので力で押さえつけられたら何もできずに終わるだろうなと。
下卑た笑いが腹立つ、一発ぶん殴りたい。
「おい、首輪持ってこい!」
男が袋の中をゴソゴソとあさり首輪を探している。
囲まれていた中、男が一人抜けた為ちょうど隙間ができ道が開けた。
「あ!!UFO!!」
「はあ?」
指を刺したとこを男たちが振り返る、まさかマジでこの手に引っ掛かるとは思わなかった。
「今だ!」
俺は女性を抱えて全力で走った。
わき目もふらず、ただひたすらに。
「あ!この野郎!殺せ!逃がすんじゃねえぞ!」
俺の騙し討ちに気付いた男たちは、激昂して後ろから容赦なく斬ってくる。
「くそ!こいつ、斬っても意味ねえぞ!直接捕まえろ!」
「何で追いかけてる方が、焦るんだよ!」
「こいつ、女ひとり抱えて走ってるくせにはえええ!」
騙し討ちによるマージンが驚異的な肉体によって縮まることはなく、大人の鬼ごっごが幕を開ける。
全力VS全力、命がけのバトル。
怒号と走りながらの攻撃、一人、また一人と生まれたての子牛のように足をガクガクいわせて脱落していく。
最後の一人は、根性をみせて追いすがっていたがとうとう限界がきたらしく捨て台詞を吐いて倒れていった。
そのまましばらく走っていると目の前に人工物がみえてきた、どうやら町にたどり着いたようだ。
中に入ってしまえば、流石にあいつらも追ってはこないだろう。
「そこの男、止まれ」
二人組の衛兵に、止まるよう指示され、「お前は何をしているんだ」と聞かれたが、素直に恐喝に殺人未遂にあったと話した。
「女性を抱えてか?」
衛兵に言われて、自分がどういう状況か忘れていた。
お姫様抱っこをして、賊から逃げてきたとか信じてもらえるわけがない。
俺は、自分の服を見せて証言したけど、どこもケガしてなくボロボロの服を見せても話半分にしか聞いてもらえない。
「本当です、この人に危ないところを助けていただきました。すぐにギルドに連絡しなければなりません。通してください」
彼女がカードを見せると、衛兵が道をあけ通してくれた。
俺はそんなもの無かったから提示するように言われたけど、彼女が保証人になるとのことで代わりにお金を払ってくれて中に入ることができた。
「すみません、お金払ってもらって、働いて返しますので」
「いいんですよ、命の恩人なんですから。すぐにお礼をしたいのですが、その前にギルドに寄ってもいいでしょうか?先ほどの件を報告してすぐに対応してもらわないと次の被害者が出てしまうので」
「ええ、いいですよ。どうぞ、どうぞ」
なんか、お礼してくれるらしい。
できれば、ご飯がいいな~と思いながら通りを歩いていると、大きな建物が見える。
「ここが冒険者ギルドです」
「すごい賑わってますね」
「はい、連日、人が集まってきますからね」
彼女についていき、報告を済ませてくるから少し待っててほしいと言われ、俺は中を見学することにした。
何かいい匂いがする、中で軽くだが食事もできるようだ。
カウンターには受付嬢がいて、掲示板にはいくつもの紙が貼ってあり時折その紙をもって受付嬢と話している様子が見られた。
待ってる間、手持ち無沙汰なので近くの椅子に座り彼女の帰りを待つ。
「よお、兄ちゃん、ここいいかい?」
「どうぞ」
ビールとつまみを片手に現れたおっさんが、俺の対面の席に座った。
つまみを食べてビールで流し込むおっさんはとても旨そうな顔をしている。
冒険帰りなのだろうか?「仕事の後は効くぜえ~」とやる姿は、サラリーマンのおっさんそのものだ。
「おう、兄ちゃんもやるかい?」
「あ、いえ、俺、お金ないので」
「あ~?なんだ、兄ちゃん、文無しか。その田舎くさい格好を見ると冒険者に憧れて、この町に来たな。親に反対されて逃げ出すように来たってところか、どうだ?!」
「全然、違います」
「なんだ~違ったか~」とビールを速攻であけたおっさんは、店員を呼び止めて、つまみとビールを追加で注文した。
「お待たせしました~ビール二つと焼き肉の盛り合わせです」
焼けた肉とソースの香ばしい香りが鼻孔を直撃する。
腹がグーグーなって止まない俺をみておっさんが大爆笑していた。
「ダッハハ~兄ちゃんの虫は随分とでっけえなあ!おい!俺の奢りだ、食ってくれ!」
「え?いいんですか?ありがとうございます。え~っと」
「俺の名前は、ビルゲイだ。よろしくな」
「秋山勇太です」
「アキヤマか、新たな人生の門出を祝して乾杯といこうか!」
ビルゲイの奢りで、俺はビールと焼き肉にありつけ彼女が帰ってくるまでの間、ちょっとした宴会になったとさ。
彼女が酔っ払った俺をみて怒ったのは言うまでもない。
馬車とか、たまたま通りかかって町まで乗せていってくれないかな~と他力本願なことを考えていたが一向に人がくる気配がない。
「仕方がない、歩くか」
移動手段は、常に機会に頼りきってきたのにおじさんに貰った力のおかげで全然疲れることなく歩けている。
「こんな力くれるぐらいなら、どこでもドアとかワープとかくれよ」
たまに虫が飛び出す田舎丸出しのような道をひたすら歩いていると、目の前に人だかりができている。
近づくにつれ声が聞こえてくる。
どうやら、女性一人に対して大の大人が恐喝しているようだ。
「金目のものと、食料全て置いていってもらおうか」
「イヤです!誰か助けて!!」
助けを求めている女性の傍らには武器が落ちている、どうやら冒険者のようだ。
多勢に無勢で今の状況になってしまったらしい。
俺は、男たちに罰が当たれ!と心の中で念じて町に向かった。
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ただの通行人ですよ~と通り過ぎようとした俺に話しかけてくる女性。
俺は、何してくれてんだ!と心の中で叫んだ。
男たちは、こちらを見て威圧的な態度で応じてくる。
「あ~?兄ちゃん、何か用か?おう、丁度いいや、兄ちゃんも金と食料置いていってもらおうか」
「バカな奴だぜ、赤の他人のためにしゃしゃり出やがってよ」
いや、完全に巻き込まれた形だったじゃんと突っ込みたかったが、ろくな結果にはならんだろうと自重した。
「申し訳ないんですが、俺無一文なんですよね。だから、払えないです。それじゃ」
「あ、おい、ちょっと待て!」
手を挙げ、その場を離れようとした俺に、男の一人が剣を抜きいきなり斬りつけてきやがった。
「舐めやがって、お前が悪いんだ」
「バカ野郎!ここらで殺しなんかしたら、あいつが出張ってくるだろうが!!」
「うるせえ!俺たちの商売はなあ、舐められたら終わりなんだよ!わかってるだろうが!」
どうやら、ここらへんは誰だか知らんがそいつのおかげで治安はマシなようだ。
話の内容からすると、奪うだけ奪ったら生かして帰すつもりだったらしい、バカのおかげで台無しになったようだが。
「いって~・・・あれ?チクっとしたんだけど・・・気のせいか」
ザシュッと盛大な音がしたと思ったんだが、どうやら気のせいだったらしい。
背中を触ってみても特に何ともない、手に血がついてるということもないようだ。
これも、回復のおかげか?
「おい、お前、こいつのこと斬ったよな?」
「ああ?当たり前だろ、ちゃんと・・・はあ?」
服は確かに破れているが、一滴の血も出ずに俺は立っていた。
「クソッこいつ、ヒーラーか?面倒だな、一気にやっちまうぞ。トロトロしてると取っ捕まっちまう」
「クソが!計画がメチャクチャだ!」
俺は逃げようとしたが、すぐに囲まれて四方八方から攻撃されて成す術もなく切り刻まれていく。
せっかく、異世界に来たのにもう戻ることになるのか~と思ったら全然痛みがない、切り刻まれているのに。
「気持ちわる!こいつ、斬った側から一瞬で治ってやがる」
「見ろよ!刺したのに押し戻してるぞ!血も流れねえ、傷が塞がってやがる!こいつ化け物か」
「痛みもねえのか?こんな奴、初めて見たぞ」
「へへ、こいつ、拉致るか。いい見世物になるんじゃねえか?奴隷で売っぱらってもいいな」
俺は流石にヤバイなと思った、力のおかげで痛みや死ぬことに対する恐怖はないが彼らに勝てるわけではないので力で押さえつけられたら何もできずに終わるだろうなと。
下卑た笑いが腹立つ、一発ぶん殴りたい。
「おい、首輪持ってこい!」
男が袋の中をゴソゴソとあさり首輪を探している。
囲まれていた中、男が一人抜けた為ちょうど隙間ができ道が開けた。
「あ!!UFO!!」
「はあ?」
指を刺したとこを男たちが振り返る、まさかマジでこの手に引っ掛かるとは思わなかった。
「今だ!」
俺は女性を抱えて全力で走った。
わき目もふらず、ただひたすらに。
「あ!この野郎!殺せ!逃がすんじゃねえぞ!」
俺の騙し討ちに気付いた男たちは、激昂して後ろから容赦なく斬ってくる。
「くそ!こいつ、斬っても意味ねえぞ!直接捕まえろ!」
「何で追いかけてる方が、焦るんだよ!」
「こいつ、女ひとり抱えて走ってるくせにはえええ!」
騙し討ちによるマージンが驚異的な肉体によって縮まることはなく、大人の鬼ごっごが幕を開ける。
全力VS全力、命がけのバトル。
怒号と走りながらの攻撃、一人、また一人と生まれたての子牛のように足をガクガクいわせて脱落していく。
最後の一人は、根性をみせて追いすがっていたがとうとう限界がきたらしく捨て台詞を吐いて倒れていった。
そのまましばらく走っていると目の前に人工物がみえてきた、どうやら町にたどり着いたようだ。
中に入ってしまえば、流石にあいつらも追ってはこないだろう。
「そこの男、止まれ」
二人組の衛兵に、止まるよう指示され、「お前は何をしているんだ」と聞かれたが、素直に恐喝に殺人未遂にあったと話した。
「女性を抱えてか?」
衛兵に言われて、自分がどういう状況か忘れていた。
お姫様抱っこをして、賊から逃げてきたとか信じてもらえるわけがない。
俺は、自分の服を見せて証言したけど、どこもケガしてなくボロボロの服を見せても話半分にしか聞いてもらえない。
「本当です、この人に危ないところを助けていただきました。すぐにギルドに連絡しなければなりません。通してください」
彼女がカードを見せると、衛兵が道をあけ通してくれた。
俺はそんなもの無かったから提示するように言われたけど、彼女が保証人になるとのことで代わりにお金を払ってくれて中に入ることができた。
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「いいんですよ、命の恩人なんですから。すぐにお礼をしたいのですが、その前にギルドに寄ってもいいでしょうか?先ほどの件を報告してすぐに対応してもらわないと次の被害者が出てしまうので」
「ええ、いいですよ。どうぞ、どうぞ」
なんか、お礼してくれるらしい。
できれば、ご飯がいいな~と思いながら通りを歩いていると、大きな建物が見える。
「ここが冒険者ギルドです」
「すごい賑わってますね」
「はい、連日、人が集まってきますからね」
彼女についていき、報告を済ませてくるから少し待っててほしいと言われ、俺は中を見学することにした。
何かいい匂いがする、中で軽くだが食事もできるようだ。
カウンターには受付嬢がいて、掲示板にはいくつもの紙が貼ってあり時折その紙をもって受付嬢と話している様子が見られた。
待ってる間、手持ち無沙汰なので近くの椅子に座り彼女の帰りを待つ。
「よお、兄ちゃん、ここいいかい?」
「どうぞ」
ビールとつまみを片手に現れたおっさんが、俺の対面の席に座った。
つまみを食べてビールで流し込むおっさんはとても旨そうな顔をしている。
冒険帰りなのだろうか?「仕事の後は効くぜえ~」とやる姿は、サラリーマンのおっさんそのものだ。
「おう、兄ちゃんもやるかい?」
「あ、いえ、俺、お金ないので」
「あ~?なんだ、兄ちゃん、文無しか。その田舎くさい格好を見ると冒険者に憧れて、この町に来たな。親に反対されて逃げ出すように来たってところか、どうだ?!」
「全然、違います」
「なんだ~違ったか~」とビールを速攻であけたおっさんは、店員を呼び止めて、つまみとビールを追加で注文した。
「お待たせしました~ビール二つと焼き肉の盛り合わせです」
焼けた肉とソースの香ばしい香りが鼻孔を直撃する。
腹がグーグーなって止まない俺をみておっさんが大爆笑していた。
「ダッハハ~兄ちゃんの虫は随分とでっけえなあ!おい!俺の奢りだ、食ってくれ!」
「え?いいんですか?ありがとうございます。え~っと」
「俺の名前は、ビルゲイだ。よろしくな」
「秋山勇太です」
「アキヤマか、新たな人生の門出を祝して乾杯といこうか!」
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