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そこで目にした光景
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トラックは都市部を離れているのだろう。地面が悪くなり、走行している振動が荷台に強く伝わる。
コソッと外を覗いてみると、そこはさっきまでの景色とは異なった。
田畑が広がっていた。もうそんなに都市部から離れてしまったのだろうか?一次産業が活発な地方に来ていた。
情報によると、この先に工場地帯がある。そこを守るために僕達は戦うらしい。
腕に装着した端末が振動する。メッセージを受信したようだ。
「伝え忘れていたが、敵前逃亡は大罪だからな!No.21に限って逃亡はないと思うがな!」
松下からのメッセージだった。
つまり、逃げる事があれば追い詰められて処刑される、と言う解釈で良いのだろうか…
耳に装着したイヤホンから声が聞こえる。松下ではなく、女性の声だった。
「もうすぐ目的地に到着します。各自、準備を整えておいて下さい」
みんな、マイクに向かって了解、と答えた。僕も遅れて返事をする。
トラックに積まれた武器を手にする。
僕は銃器の取り扱いを教えてもらっていない。つまり、かなり不利になるかもしれない。
銃器を除くと、鉄パイプしか残っていない。
「こんな物で戦えるのかな…」
思わず呟いてしまった。そこにユウトが助け舟を出す。
「俺と一緒に行動するか?経験は浅いけど、マシンガンは使えるで」
何と心強い言葉だろうか。どのように立ち回れば良いのか全く未知の中で、ユウトさんはとても頼もしく見えた。
トラックは停まり、荷台から降ろされる僕達。
「よし、行ってこい!」
運転手だろう。気合いの入った声で戦いをスタートさせた。
みんな、散り散りに走る。僕もユウトさんに続き、後ろを走る。
そこには、まるで災害に遭ったような光景が待っていた。
燃える工場。煙が上がる建物が多くある。中には無傷だろうと思える場所も見えた。
しかし、人の気配がしない。一体、どうなっているのか。
「ここからは慎重にいくで。なるべく音を立てるなよ…」
無傷な建築物の入り口に立ったユウトさんは声を震わせながら言った。
中をゆっくり進むと、そこには血を流して倒れている男性が複数人。
僕とユウトさんは、声をかけて確かめる。
「あかん、全滅やな…」
こちらも同じくダメだった。壁にも血が飛び散っている。ここで何があったのだろうか。
見た感じ、この建物は倉庫となっていそうだが…
奥に進むと、広い空間に出た。出荷する荷物だろうか。色々な物が積まれている。ここは倉庫で間違いない。
ゆっくりと進むユウトさんの後ろを歩きながら荷物を覗き込む。
そこには、銃器が積まれている。他にも、何かの機械に使う部品だろう、大きな荷物があった。
なるほど、戦争に使われる物を取り扱っているから狙われた訳か。
ガチャリ、ガチャリ、と言う重たい金属音が聞こえると、ユウトさんは立ち止まり、身を隠した。
「絶対に物音を立てるなよ…」
まるで足音に聞こえる金属音。それは確実に移動をしていた。
これが今回の敵なのだろうか。
荷物の中に身を隠して隙間から覗き込む。
血を纏った銀色のボディ。しかし、骨組みだけのような姿。中身はスカスカではないだろうか。
人型ではあるが、腕や足はハリボテに見える。これは勝てるのではないかと、僕は希望を持った。
コソッと外を覗いてみると、そこはさっきまでの景色とは異なった。
田畑が広がっていた。もうそんなに都市部から離れてしまったのだろうか?一次産業が活発な地方に来ていた。
情報によると、この先に工場地帯がある。そこを守るために僕達は戦うらしい。
腕に装着した端末が振動する。メッセージを受信したようだ。
「伝え忘れていたが、敵前逃亡は大罪だからな!No.21に限って逃亡はないと思うがな!」
松下からのメッセージだった。
つまり、逃げる事があれば追い詰められて処刑される、と言う解釈で良いのだろうか…
耳に装着したイヤホンから声が聞こえる。松下ではなく、女性の声だった。
「もうすぐ目的地に到着します。各自、準備を整えておいて下さい」
みんな、マイクに向かって了解、と答えた。僕も遅れて返事をする。
トラックに積まれた武器を手にする。
僕は銃器の取り扱いを教えてもらっていない。つまり、かなり不利になるかもしれない。
銃器を除くと、鉄パイプしか残っていない。
「こんな物で戦えるのかな…」
思わず呟いてしまった。そこにユウトが助け舟を出す。
「俺と一緒に行動するか?経験は浅いけど、マシンガンは使えるで」
何と心強い言葉だろうか。どのように立ち回れば良いのか全く未知の中で、ユウトさんはとても頼もしく見えた。
トラックは停まり、荷台から降ろされる僕達。
「よし、行ってこい!」
運転手だろう。気合いの入った声で戦いをスタートさせた。
みんな、散り散りに走る。僕もユウトさんに続き、後ろを走る。
そこには、まるで災害に遭ったような光景が待っていた。
燃える工場。煙が上がる建物が多くある。中には無傷だろうと思える場所も見えた。
しかし、人の気配がしない。一体、どうなっているのか。
「ここからは慎重にいくで。なるべく音を立てるなよ…」
無傷な建築物の入り口に立ったユウトさんは声を震わせながら言った。
中をゆっくり進むと、そこには血を流して倒れている男性が複数人。
僕とユウトさんは、声をかけて確かめる。
「あかん、全滅やな…」
こちらも同じくダメだった。壁にも血が飛び散っている。ここで何があったのだろうか。
見た感じ、この建物は倉庫となっていそうだが…
奥に進むと、広い空間に出た。出荷する荷物だろうか。色々な物が積まれている。ここは倉庫で間違いない。
ゆっくりと進むユウトさんの後ろを歩きながら荷物を覗き込む。
そこには、銃器が積まれている。他にも、何かの機械に使う部品だろう、大きな荷物があった。
なるほど、戦争に使われる物を取り扱っているから狙われた訳か。
ガチャリ、ガチャリ、と言う重たい金属音が聞こえると、ユウトさんは立ち止まり、身を隠した。
「絶対に物音を立てるなよ…」
まるで足音に聞こえる金属音。それは確実に移動をしていた。
これが今回の敵なのだろうか。
荷物の中に身を隠して隙間から覗き込む。
血を纏った銀色のボディ。しかし、骨組みだけのような姿。中身はスカスカではないだろうか。
人型ではあるが、腕や足はハリボテに見える。これは勝てるのではないかと、僕は希望を持った。
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