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オンラインゲームでの出会い、それは新しい世界を見つけるヒントだった
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引きこもり、オンラインゲームをする。自堕落な生活が続く中で、Aさんには様々な相談をしていく事になった。
「うつ病の可能性が高いらしくて…」
今のリアルな状況を相談したりもした。勿論、お互いに個人情報は教えないので、身バレをする事もない。
「実は私もうつ病なの。それは大変だったね」
お互いに共通の悩みが出てきた。Aさんは病歴が長いらしく、私よりも様々な知識を持っていた。
「うーん、そこまで体が怠くなったりするなら、薬が強すぎるとか、合っていないのかも?」
「先生の言う通りにしてるけど、やっぱり体の怠さは抜けなくて。先生に意見しても良いものなの?」
「どうだろう?聞くくらいなら良いと思うけど。病院を変えてみる事も一つの手ではあるね」
そんな事を教えてもらい、私は自宅から近い心療内科を検索した。通院するには十分な距離で見つける事ができて、口コミなども確認した。基本的に口コミは鵜呑みにしてはいけないが、参考程度に。
とりあえず、違う医師の意見も知っておきたいので、新しい病院に予約をして診察を受ける。
そこでは、前回の心療内科と同じく、今までの生い立ちや家族構成などを詳しく聞かれる事になった。
現在、通院中の心療内科で処方されている薬を説明すると
「最初からこの量の薬ですか!?強過ぎますね。それで体が怠くて動けない事になっていたと考えられます」
そう言われて、Aさんが言っていた事と全く同じ意見な事を思い出した。
まだ心療内科をほとんど知らない私ですが、とりあえず新しい病院の方で通院をしていく事に決めました。
「まずはこの薬。以前、処方されていた薬よりも弱いものになりますので、怠さは抜けると思います。様子見をしていきましょう」
主治医を変えて、薬も変わる。しばらく様子見をすると言う事で説明を受けたけれど、一週間もしない間に体の方は楽になっていきました。しかし、心の方は、ボーっとなる事が少なくなって苦しくなるほどの不安に襲われる事も増えました。
医師によって、治療方針は大きく変わるもの。それを深く理解した出来事でした。
オンラインゲームにログインして、Aさんに報告をする。
「薬が変わって体も楽になったよ!ありがとうね!」
「いえいえ、それは良かったね」
「けど、医療費ってすごく高いよね…収入がないからそろそろ本当にやばい…」
「自立支援制度は利用してるかな?医療費が一割負担になるし、上限額も設定されるから経済的に楽になるよ」
そこでまた、新しい事を教えてもらった。自立支援制度を利用すると医療費を節約できる。診断書を役所に提出するので、最初の出費と手間は掛かるものの、治療が長期になる可能性もあるのでやっておくべき。
役所で説明をしてもらい、病院で診断書を作成してもらう。そして、申請をする。
無事に申請が完了して医療費を一割負担にしてもらう事ができた。実際に会計をしてみると、薬代が高かったのですが、上限額が設定されているので、制度を利用する前よりも大幅に安い医療費になりました。
Aさんがいないと調べると言う事すら思いつかず、病院からも説明はなかったので、Aさんのおかげで本当に助かった面は多くあります。今でも感謝しています。
薬の副作用も軽くなり、不安感などメンタル面は悪くなったかもしれない。バランスが難しい治療だと思いながらも、まだ引きこもり、そしてゲームをする日常が続いていきます。
「うつ病の可能性が高いらしくて…」
今のリアルな状況を相談したりもした。勿論、お互いに個人情報は教えないので、身バレをする事もない。
「実は私もうつ病なの。それは大変だったね」
お互いに共通の悩みが出てきた。Aさんは病歴が長いらしく、私よりも様々な知識を持っていた。
「うーん、そこまで体が怠くなったりするなら、薬が強すぎるとか、合っていないのかも?」
「先生の言う通りにしてるけど、やっぱり体の怠さは抜けなくて。先生に意見しても良いものなの?」
「どうだろう?聞くくらいなら良いと思うけど。病院を変えてみる事も一つの手ではあるね」
そんな事を教えてもらい、私は自宅から近い心療内科を検索した。通院するには十分な距離で見つける事ができて、口コミなども確認した。基本的に口コミは鵜呑みにしてはいけないが、参考程度に。
とりあえず、違う医師の意見も知っておきたいので、新しい病院に予約をして診察を受ける。
そこでは、前回の心療内科と同じく、今までの生い立ちや家族構成などを詳しく聞かれる事になった。
現在、通院中の心療内科で処方されている薬を説明すると
「最初からこの量の薬ですか!?強過ぎますね。それで体が怠くて動けない事になっていたと考えられます」
そう言われて、Aさんが言っていた事と全く同じ意見な事を思い出した。
まだ心療内科をほとんど知らない私ですが、とりあえず新しい病院の方で通院をしていく事に決めました。
「まずはこの薬。以前、処方されていた薬よりも弱いものになりますので、怠さは抜けると思います。様子見をしていきましょう」
主治医を変えて、薬も変わる。しばらく様子見をすると言う事で説明を受けたけれど、一週間もしない間に体の方は楽になっていきました。しかし、心の方は、ボーっとなる事が少なくなって苦しくなるほどの不安に襲われる事も増えました。
医師によって、治療方針は大きく変わるもの。それを深く理解した出来事でした。
オンラインゲームにログインして、Aさんに報告をする。
「薬が変わって体も楽になったよ!ありがとうね!」
「いえいえ、それは良かったね」
「けど、医療費ってすごく高いよね…収入がないからそろそろ本当にやばい…」
「自立支援制度は利用してるかな?医療費が一割負担になるし、上限額も設定されるから経済的に楽になるよ」
そこでまた、新しい事を教えてもらった。自立支援制度を利用すると医療費を節約できる。診断書を役所に提出するので、最初の出費と手間は掛かるものの、治療が長期になる可能性もあるのでやっておくべき。
役所で説明をしてもらい、病院で診断書を作成してもらう。そして、申請をする。
無事に申請が完了して医療費を一割負担にしてもらう事ができた。実際に会計をしてみると、薬代が高かったのですが、上限額が設定されているので、制度を利用する前よりも大幅に安い医療費になりました。
Aさんがいないと調べると言う事すら思いつかず、病院からも説明はなかったので、Aさんのおかげで本当に助かった面は多くあります。今でも感謝しています。
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