上 下
2 / 36

プロローグ (命視点)

しおりを挟む
命「やっばーい!遅刻ーっ!」

命「行ってきまーす!」

命「ほっ!」

カタンッ!

僕の名前はみこと
小学6年生!


~学校~

命「おはようございまーすっ!」

先生「こら!スケボーで登校しちゃダメって何回言えば…」

命「でも、間に合ったから良いじゃないっすか」

先生「はぁー…今回だけだぞ」

命「ありがとうございまーすっ!」


~教室~

友達「おはよう命ちゃん!」

命「おーっす!」

男子2「おらおら~!」

男子1「やめてよ…」

命「おいお前!その子に何してんだよ!」

男子2「やっべさすがの俺でもこいつには勝てなーい!」

命「弱っちぃ…僕に勝てないなら最初からしなければいいのに」

男子1「あの…ありがとう!」

命「なんかあったら僕に言うんだよ?」

男子1「ありがとう!」


そして、放課後…

命「ふんふーんっ♪」

ザー…

命「え?雨降ってきた…さっき晴れだったのに」

ピシャーン!!!

そこで僕は意識を失った



~???~

命「…あれ?」

?「あ、起きた?」

命「おっ、お姉さん誰!?」

アマテラス「私はアマテラス、貴女の旦那様よ」

命「ダンナサマ…?」

なんだろう、ダンナサマって

?「おい姉ちゃん!オレの命に変な事言ってんじゃねーっ!」

アマテラス「チッ…バレた」

命「おじさん誰?」

?「え」

アマテラス「くっ…ふふふふふっ」

?「笑うな!!」

?「はぁ…とりあえず命、おいで」

おじさんが呼んだ
なんだろう、この安心感…

命「う、うん…」

アマテラス「え、ちょっと!待って!」

お姉さんを無視して、何処かに連れて行かれた



~豪華な部屋~

?「命!…あぁ、元気そうで良かった」

命「僕達、初対面だよね?」

?「…お前にとっては、な」

?「あと…」

?「ほんっとうにすまん!!!」

命「えっ?」

おじさんが手を合わせて謝った

?「お前には、現世で元気よく生きてほしかったんだが…姉ちゃんが…」

命「現世って…僕、死んだってこと?」

?「簡単に言えばそうね」

命「で、でも!おじさんは悪くないよ!絶対!」

??「命…」

スサノオ「あ、オレはスサノオ!お前の前世の父だ!」

クシナダ「私はクシナダヒメ、貴女の前世の母よ」

命「前世?じゃあ、僕は前世神だったの?」

スサノオ「そうなんだよ…でもお前は、自害してしまった…」

命「へぇー…そんな事が」

あえて、あんまり詳しくは聞かなかった

クシナダ「きっと、貴女は異常な神々に狙われているの」

クシナダ「けど、私とスサノオが守るからね、絶対」

命「あ、ありがとう!」

命「んー…じゃあ、おじさんのことは「パパ」、お姉さんのことは「ママ」って呼んでいい?」

スサノオ「も、もちろんだ!」

命「じゃあ、よろしくね!パパ!ママ!」

スサノオ「…あぁ!これからよろしくな!」

クシナダ「よろしくね!命!」

これから、波瀾万丈になりそうです
しおりを挟む

処理中です...