俺とあなたが出会うまで

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シリーズ物の小説

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「なんだと?」
その一言に衝撃を受けいた。
「お前の自信が戻るまでシリーズ物の小説を書くのを進める」
「だが、俺は‥」
「分かる、お前は書けと言われたら書かなくなる。配信を見に行くなと言うのも酷なことだろう。
だが今の状況では純粋に楽しめない。それは相手にも失礼でお前も辛くなるばかりだ。
少し離れた程度で居なかった扱いされたらその程度の奴だったってことだ。
お前的にどうなんだ?そんな奴だと思うか?」
「それはない、そんな奴ならすぐ分かるし、推してない」
「だろうな、今すぐ決めなくてもいい。
ただ後悔しない方を選べ、俺が言いたいのはそれだけだ」
そう言って兄貴はコーヒーを飲み干して
「金は払っておく」
そう言って喫茶店を出ていくのだった。
・‥‥
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