能力が基本となった世界

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勝の行方…

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「来たぞ!一体なんの用だ!」
俺はある場所…もといある廃墟から入れる広くてぼろぼろのところまで来ていた。
「ははははは、よく来たね、瑠璃川勝…いや融獄勝っと呼んだほうが良いかな」
っと仮面をかぶった男が現れた。
「貴様!」
「怒るんだ、まったく君はすぐ怒るとこだよ、直した方がいいよ」
そう言いながら剃刀を取り出した。
「お前!その剃刀は!」
そう、その剃刀はあの時の…そう、アイリと再会した時の剃刀だった。
「さぁ、なんのことかな」
そう言いながら男は剃刀の刃を出した。
「お前の目的は俺をここで殺すことが目的…違うか?」
そう言うと
「正解、君をここで殺せば僕にとってかなり楽なんでね」
そう言いながら向かってきた。
「くっそ、とりあえずアイリに‥」
そう言って連絡を取ろうとすると男の剃刀が顔をかすめた。
「いっ…つ」
痛いが何とか連なくができた。
『すぐに来てくれ…』
っと
「さて…肩が痛いが銃を使って戦うしかないな」
そう言いながら銃を取り出した。
「そんな銃で勝てるとでも?」
そう言いながら剃刀を突き付けてくる。
「くっそ!」
何発か発砲する。少し銃口から煙が出ている。
「惜しいねぇ…しかし君の銃の扱い、プロ並みにすごいな…精密で、弱点を突いてくる…」
そう言いながら弾が当たったのだろうか血が出ているところを抑えながら言った。
「避けたつもりが当たっているとは…」
ヤバイな、こいつの能力が分からない今、どう戦えばいいか分からない。なら、…
「ほう、能力が分からないから距離を取って戦うと、いい戦法だ」
そう言いながら剃刀をしまう男
「だったら、近距離戦で戦うとしよう」
そう言いながら俺に向かってきた。そこで俺は新しい銃を取り出そうとした瞬間
「よそ見は…駄目だよ!」
そのまま腹部に強烈な痛みがほとばしった。「がはっ!…」
ヤバイ‥‥痛い、口から血の味がする。
「がはっ、ごはっ…」
「まったく、一瞬油断したね。不甲斐ない最後で、期待外れだけど目的のためならこのまま…あっそうそう」
そう言いながら俺の耳元で
「君の復讐の相手はこの僕だよ」
っとそう言った。そこで俺はぷつんとキレたのが自分でも分かった。
「殺してやる!今ここで!」
もう、こうなったら俺にも止められない。「あ~あ~あ~あ~やれやれやれやれだ!」そう言いながら男は俺を蹴り上げそのまま顔を思いきり殴り吹きとばした。顔の骨と肋骨が折れる音がした。
「つ・‥‥強い…」
まずい、俺は本気を出してはない。
「能力が…俺にも‥‥こいつを殺せるような…能力を…‥‥」
そんな願いは叶うはずがなく口から血が出てくる。そこで何人かの足音が聞こえてくる。倒れているからか目の前の男には聞こえていないらしい。
「確実なる死を!」
そう言って剃刀を振り下ろそうとした瞬間『能力解放!』
アイリ、姫野が能力で男を吹き飛ばした。「勝様ぁ」
っと俺に抱き着くアイリ
「ちょっと、アイリ勝大怪我してるのよ。離れた方が」
そう言う姫野に俺は
「大丈夫だ、優しく抱きしめてくれてるから…それよりもまだ終わってないだろ」
そう言いながら立ち上がろうとするが立ち上がれなかった。そしてクラクラしてきた。頭から血が出ているせいなのだろうか…
「勝は寝てなさい。私とアイリで倒して…」「あいつが…あいつが俺の目的の対象だ。だから俺が殺らないと意味がない!」
そう言って立ち上がろうとすると
「お前はアホか」
っと吉沢に頭突きされた。
「痛ってぇ!お前!怪我人になにを!」
「こいつは俺が見張っとく、お前達は…凛?どこだ!凛!」
周りを見ると凛という姫野の友達がいなかった。
「助けて!瑠偉…るいーー…」
「くそっ!アイリ!姫野!凛を連れ帰ってきてくれ!俺はこいつを見てる!」
『分かった』
そう言って2人に俺は銃を渡した。
「何があるか分からない。持っていけ」
そう言いながらアイリに渡した。そして受け取った2人は男を追いかけて行った。
「あの男は…俺が」
恐らくあの男は奥にいる。気を付けろよ2人共…っと横になりながら俺はそう思うのだった。
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