チートなタブレットを持って快適異世界生活

ちびすけ

文字の大きさ
141 / 141
連載

後編 2

しおりを挟む
 それから――魔獣の必要そうな部分だけ手に入れ、ここに来た目的も果たしたことだしそろそろ家に帰ろうということになり、僕達はまた馬に乗って来た道を戻っている。

 空が暗くなってくると、地面の近くを蛍のような虫が飛んでいてとても綺麗な光景だった。
 先ほどの戦闘は凄かったねとリーフェちゃんに言えば、お父さんと二人でよく里の近くに出没する魔獣を倒しているらしく、あれくらいの魔獣なら一人でも簡単に倒せると笑いながら言っていて……もしもギルドの昇級試験を受けたなら簡単にAランク冒険者になれそうだなと思ってしまった。
 二人でいろんな話をしていると、直ぐに家に着く。
 ただいまと言いながら家に入れば、ユーリィーネさんが「お帰りなさい」と笑顔で迎えてくれる。

「ねぇねぇお母さん! ケント君ってすっごく料理が上手なんだよ!」
「まぁ、そうなの?」
「『暁』で食事の担当もしてます」

 僕はそう言うと、もしも台所をお借りしてもいいなら本日の夕食を自分が作ってもいいかと聞けば、ユーリィーネさんは快く貸してくれたのだった。


 僕の中でエルフは菜食主義的なイメージがあったんだけど、フェリスさんと一緒に生活していると間違ったイメージを持っていたんだと気付いたよね。
 フェリスさんに以前エルフは何を食べていて苦手なものがあるのか聞いたら、人間とほぼ同じものを食べれるし、苦手なものはそれぞれで違うと教えてもらった。
 ただ、主にエルフの里ではお肉よりは淡泊な魚や野菜の方が手軽に手に入るので、そちらが主流の食事となっているんだって。
「うちの家族も私同様、お肉は大好物よ!」と教えてもらっていたから、今回はお肉料理をメインにしようかなと思う。

 ちなみに、エルフの里にも日本米と同じようなお米があって、基本的にはそのまま炊いて食べるんじゃなくて米粉にしてパンを作るんだって。

「それじゃあ、料理にとりかかりましょうか!」
「は~い!」
「ケント君の作る料理、楽しみだわ」

 台所に立った僕は、『魔角豚のバラ肉と大根のこっくり煮』『鶏肉つくねの塩レモンダレ』『マッシュポテトグラタン』を作ることにした。
 どんなものを作るのかと興味津々なユーリィーネさんとリーフェちゃんに、お手伝いをしながら作るところも見たいと言われたので、お手伝いをお願いすることにした。
 今回はお肉料理を作るのでお米を炊くことにしたんだけど、炊いて食べるのは初めてだという二人にパン以外も美味しいし、お肉料理にすっごく合うんですよと力説しておいた。

 まずはリーフェちゃんにじゃがいもを切ってもらい、水にさらして水分を切ってから鍋でゆがいてもらう。
 ユーリィーネさんには玉ねぎのみじん切りと、大根を二センチ幅の半月切りにしてもらい、まずは大根を煮る作業から。
 大根の高さの半分まで水を加えて蓋をし、強めの中火にして竹串を刺してすっと通るまで煮て、水が減ったら元の高さまで水を足してくださいとお願いしておいた。
 ユーリィーネさんは料理が得意な主婦ということなので、僕がいちいち口を出さなくても上手に対処してくれるので安心だ。
 次にリーフェちゃんに柔らかくなるまで煮たじゃがいもの水気を切り、じゃがいもを潰して裏ごしし、塩と胡椒とバター、ミルクを入れて混ぜてもらう。
 ミートソースを作ろうと思ったんだけど、ユーリィーネさんの手作りミートソースの作り置きがあるとのことだったので、それを使わせてもらうことに。
 容器にマッシュポテトを入れてからミートソースをかけ、その上にたっぷりのチーズをのせてもらってからリーフェちゃんにオーブンで焼いてもらう。

「うわぁ、食べるのがたのしみ!」

 オーブンの前でワクワクしながらそう言うリーフェちゃんに笑いながら、僕は玉ねぎをみじん切りにした後にまな板にのせた鶏肉を包丁でトントン叩いてミンチにしていく。
 ボウルにミンチにしたお肉と玉ねぎを入れ、料理酒と塩とおろし生姜、片栗粉を入れて粘り気が出るまでまぜまぜ……
 食べやすい大きさに分けて丸めて『たね』をつくり、熱したフライパンで焼いていく。

「ケント君、そろそろ大根もいい感じよ」

 たねを焼いていると、隣で大根を煮ていたユーリィーネさんがそう教えてくれたので、一度お湯を捨ててから用意していた魔角豚のお肉を入れてもらい、だし汁と醤油、みりん、砂糖の合わせ調味料を注いでもらう。
 ちなみにこの世界には醤油もみりんもなかったんだけど、とあるダンジョンに咲いている魔草の花の蜜が正に『醤油』と『みりん』の味で……調べたら毒もないし日本にある醤油とみりんとそれほどかわらない味だったので、こちらの世界の人に料理を教える時はこの魔草の蜜を使用している。

「……ケント君、すごくいい匂いですね」
「これは醤油の甘い匂いですね」
「しょうゆ?」

 ユーリィーネさんがこてんと首を傾げるので、魔草の花の蜜だと説明すれば驚かれた。

「このまま煮詰めて煮汁がなくなって照りが出てきたら完成です。凄く美味しいので楽しみにしててください」
「えぇ、楽しみにしているわ!」

 にこにこしながらお鍋の中を覗いているユーリィーネさん。

「ケント君! 焼けたよ」
「ありがとう。それじゃあリーフェちゃん、火傷しないようにオーブンから取り出してくれる?」
「任せて!」

 両手にミトンを嵌めてオーブンの蓋を開けているのを見つつ、焼けたつくねをフライパンから取り出して、お皿に盛り付けように敷かれたレタスの上に並べていく。
 小さなボウルに刻んだ長ネギと塩とレモン汁、ごま油に似た『ココ油』、鶏がらスープの素に似た『ダルシュープの粉』を入れて混ぜ合わせ――つくねの上にかければ完成でっす。
 それから少ししてユーリィーネさんにお願いしていた『魔角豚のバラ肉と大根のこっくり煮』も作り終えたので、お皿に盛りつけてフェリスさんとキルシスさんが待つ部屋へと料理を持って向かったのだった。

「美味しそうな匂い! お腹空いた~」
「お待たせしました。それじゃあ、食べましょうか」

 お腹を撫でながらそう言うフェリスさんに笑いながら、お皿に盛られたごはんを置いていく。
「お父さん、パンの代わりにごはんを食べるんだって!」とキルシスさんに説明しながら、リーフェちゃんはまずは塩レモンだれがかかったつくねにフォークを刺し、パクリと食べる。

「ん~っ、おいしいっ! うわっ、この味ごはんがすすむ!」
「でっしょ~! ごはんが美味しいってケント君が作る料理で私も初めて知ったんだから」
「本当ね、美味しいわ」
「……うむ」

 三人のお口にあったようで本当に良かったと、僕は胸をなでおろしたのであった。

 それから僕はキルシスさんと一緒にエルフの里の人達に合わせてもらったり、一緒に釣りをしたり、時間が空いた時はリーフェちゃんに魔法薬の調合を教えてあげたりもしていた。
 里の中の観光もすっごく楽しくて、気付けばもう家に帰る日になっていた。
 本当に時間が経つのって早い……

「それじゃあ、そろそろ帰るわね」
「今までお世話になりました。楽しかったです」
「こちらこそ楽しかったわ。また来てね」
「絶対また来てね!」
「元気でな」

 別れを惜しみながらも手を振る三人と別れてルーイズさんと合流すれば、巨大なギルドのマスターという重責から解放されて実家で久々にゆっくりと出来たらしく、ルーイズさんの肌艶は格段に良くなっていたのだった。


 それから、楽しかったエルフの里に行ってから半年が過ぎた頃――

 今日は珍しく暁のメンバー全員がなにも依頼を入れておらず、家でゆっくりと過ごしていた。
 お昼ご飯を食べて皆が居間に集まり、お茶を飲みながらまったりとしていたところ……玄関からコンコンコンという音が聞こえてきた。
 滅多に誰かが家に訪ねてくることもないし、来るとすればデレル君やクリスティアナちゃん達くらいだ。
 ただし、いつも来るメンバーはコンコン叩いてから直ぐに家の中に入ってくるので、彼らでもないことが分かる。
 いったい誰かな? と思いながら「はいはい、今行きますよ~」と玄関を開けると、思いもよらない人物が立っていた。

「ケント君、久しぶり!」
「り、リーフェちゃん!?」

 僕の前にいるのは、フェリスさんの妹であるリーフェちゃんだ。
 里にいるはずのリーフェちゃんがどうしてここに? と驚いていると、どうしたどうした? と皆が玄関に集まって来た。

「え、リーフェ? どうしてあんたがここにいるの!?」

 フェリスさんも聞いていなかったようで、かなり驚いていた。
 リーフェちゃんはふふふと笑うと、懐から「じゃじゃ~ん!」と言いながらカードを取り出す。
 何のカードかと思えば、それは『Aランク冒険者』としてのカードだった。

「実はお姉ちゃんとケント君が帰った後に、ルーイズお兄ちゃんにお願いしてギルドに登録してもらって昇級試験を受けてたの!」
「え、リーフェちゃん……半年ちょっとでAランク昇級試験までを合格しちゃったの?」
「うん! 思ったより簡単だったよ」

 ニコニコしながらそう言うリーフェちゃんに僕は驚くことしか出来なかったんだけど、後ろでラグラーさんが
「……さすが戦闘民族、末恐ろしいぜ」と呟いていた。
 リーフェちゃんは僕の隣に立ったフェリスさんを見詰め、「お姉ちゃん、私も『暁』に入りたい!」と言う。

「……リーフェ、母さんと父さんは里を出るのを反対したんじゃないの? それに『暁』は仲の良いだけの集まりじゃなくて、それぞれが――」
「お母さんとお父さんは「行っておいで」って言ってくれたよ? それにねお姉ちゃん、この前上級ダンジョンに行ってたくさん魔獣を倒したら、お金をいっぱいもらっちゃった」
「リーフェちゃ~ん、『暁』へようこそ~♪」

 フェリスさんは両手を合わせ、ニコニコ顔で家の中に招き入れる。
 ラグラーさんが「変わり身早っ!」と突っ込んでいたのには「うっさいわよ!」と言い返していた。
 そんな二人のやり取りを笑いながら、リーフェちゃんが僕に手を差し出し「これからよろしくね、ケント君」と笑う。
 その手を握りながら、「よろしく、リーフェちゃん」と言って歓迎した。

 こうして、まさかまさかのリーフェちゃんが『暁』へと加入したのだった。
しおりを挟む
感想 1,349

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1349件)

yana
2025.05.31 yana

更新有り難うございます。

大根って割りと万能食材ですよね。

2025.06.01 ちびすけ

そう言われると確かに大根って万能食材かも。

ちなみに、ちびすけ的には大根の煮物が一番好き(*‘ω‘ *)

解除
yana
2025.05.25 yana

更新有り難うございます。

いわゆる【カナッペ】とか言うヤツですかね?
(または【Rッツ(商品名)】)

2025.05.29 ちびすけ

さすがyanaさん、カナッペでございます(●´ω`●)

Rッツではなかったんですが、他メーカーのクラッカーが家にちょうどあったので登場しました。
ネットでカナッペの画像を見てたらすごくお腹が空きましたよね……

解除
yana
2025.05.03 yana

更新有り難うございます。

ユーリィーネ「……17歳です♪」

他エルフ「おいおい……」

2025.05.07 ちびすけ

他エルフの総ツッコミがありそうですね(๑¯∇¯๑)

解除

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします

雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました! (書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です) 壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

過労死して転生したら『万能農具』を授かったので、辺境でスローライフを始めたら、聖獣やエルフ、王女様まで集まってきて国ごと救うことになりました

黒崎隼人
ファンタジー
過労の果てに命を落とした青年が転生したのは、痩せた土地が広がる辺境の村。彼に与えられたのは『万能農具』という一見地味なチート能力だった。しかしその力は寂れた村を豊かな楽園へと変え、心優しきエルフや商才に長けた獣人、そして国の未来を憂う王女といった、かけがえのない仲間たちとの絆を育んでいく。 これは一本のクワから始まる、食と笑い、もふもふに満ちた心温まる異世界農業ファンタジー。やがて一人の男のささやかな願いが、国さえも救う大きな奇跡を呼び起こす物語。

追放された悪役令嬢、農業チートと“もふもふ”で国を救い、いつの間にか騎士団長と宰相に溺愛されていました

黒崎隼人
ファンタジー
公爵令嬢のエリナは、婚約者である第一王子から「とんでもない悪役令嬢だ!」と罵られ、婚約破棄されてしまう。しかも、見知らぬ辺境の地に追放されることに。 絶望の淵に立たされたエリナだったが、彼女には誰にも知られていない秘密のスキルがあった。それは、植物を育て、その成長を何倍にも加速させる規格外の「農業チート」! 畑を耕し、作物を育て始めたエリナの周りには、なぜか不思議な生き物たちが集まってきて……。もふもふな魔物たちに囲まれ、マイペースに農業に勤しむエリナ。 はじめは彼女を蔑んでいた辺境の人々も、彼女が作る美味しくて不思議な作物に魅了されていく。そして、彼女を追放したはずの元婚約者や、彼女の力を狙う者たちも現れて……。 これは、追放された悪役令嬢が、農業の力と少しのもふもふに助けられ、世界の常識をひっくり返していく、痛快でハートフルな成り上がりストーリー!

夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります

ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。 七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!! 初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。 2024年5月 書籍一巻発売 2025年7月 書籍二巻発売 2025年10月 コミカライズ連載開始

【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立

黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」 「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」 ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。 しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。 「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。 だが、彼らは知らなかった。 ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを! 伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。 これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。