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第2章 新人冒険者の奮闘
43.ケンカ
「クルトさん」
声を掛けると、クルトは少し驚いたようだったけれどすぐに気まずそうな表情に変わった。取り繕うのは得意じゃなさそうだし、こうして話したがるのが彼にとって迷惑なのがびしびしと伝わって来る。
だけど引き寄せられた良縁だ。
出会って一週間で疎遠になるつもりなんてない。
「お疲れのところ申し訳ないんですけど、少しお時間下さい」
「……いま、かい?」
「いまです」
きっぱりと言い切る。
クルトはとても疲れた顔をしているし、いますぐに休んで欲しいとも思うけど、そういう状態だからこそ本性が出易いんじゃないかと期待もしている。
腹を割って話したい。
ケンカになったってドンと来いだ。
「……どうしてもかな」
「どうしてもです」
頑として譲らない姿勢を貫けばクルトにも断らせない意志が伝わったのだろう。
「じゃあレンくんを宿まで送るから、その間だけ――」
「いいえ。ここの酒場でお話したいです」
「えっ」
「帰りに渡すものもありますし、帰りはレイナルドさんが送ってくれると思うので」
視線で酒場の方を促すと、クルトにも席に着いている彼の姿が見えたはずだ。
クルトは深い息を吐く。
「強引だね」
「そうですね」
レイナルドがいるって事は、この話合いに彼も関係しているのは想像がつくはずだし、逃げられないのも判ったはず。いつになく冷たい声音からクルトがイラッとしていることが伝わって来る。
一方の俺はと言えば「いい感じ!」と思いつつも緊張と不安で吐きそうになっている。こういうこと、向いてないんだよな、たぶん。始めたからにはやり遂げて見せるけど……。
「じゃあ、あっちで」
クルトを酒場の席に促した。
近いから声は聞こえていると思うけどレイナルドとは別の席だ。
それと同時に幾つかの視線が感じられる。
ある意味じゃ有名人だし仕方ないか……。
「クルトさん。俺、レイナルドさんに誘ってもらって、彼のパーティに参加する事に決めました」
着席早々の話題にクルトが目を瞠ると同時、酒場で飲んでいた冒険者達の方でも小さなざわめきが起きた。
リーデンの牽制のおかげで邪な感情を持って近付いて来る人はいなくなったけど、悪意なく、純粋に戦力の強化を願って勧誘したそうな冒険者はまだまだいるみたいだったから、この機会に周知してしまいたい。
「クルトさんも誘われたんでしょう? どうして断ったんですか」
「っ、それ、は……」
「同じパーティになったらこれからの冒険が楽しくなりそうだと思ったんですけど」
無邪気な子どものフリ……は、もう無理かな。
ともあれ本音を混ぜた台詞に、しかしクルトの視線は下がってしまう。
「レンくんは僧侶だし、資格充分だけど、レイナルドさんのパーティってすごい人達の集まりなんだよ。俺みたいなのは――」
「みたい、って何ですか」
あえて淡々と返す。
煽るように。
挑発するように。
「レンくん、話ならもっと人目のないところで」
「嫌です」
「えっ……」
「人に聞かれて困ることなんてないです。コソコソして、勝手な憶測で変なウワサされるのもイヤだし、誤解されたまま放置するのも絶っ対にイヤです」
「レンくん」
「なんでレイナルドさんの誘いを断ったんですか」
「……相応しくないからだよ」
「じゃあ相応しいってどんな人なんですか」
間髪入れずに聞き返す。
クルトは、固まった。
「借金がなければ良いんですか? 獄鬼と無関係だったら良いんですか? それとも……仲間に捨てられないような自分なら良かったんですか?」
「っ、捨てられてなんてない!」
「捨てられたからクルトさんは独りぼっちになったんでしょう?」
「違う! っぁ……」
声を張り上げて、しかしすぐにハッとしたらしく、また俯く。
「捨て、られたんじゃ、ない。あいつらには……関係が、ないから……」
はぁ?
って変な声が出そうになるのを寸前で飲み込んだ。
クルトは何を言っているんだろうか。
「関係ないわけないですよね。どこから獄鬼が付いて来たのかは知りませんけど、一緒に旅してトゥルヌソルまで戻って来たんでしょ? 一緒にいたのに全然気付かなくて、まんまとクルトさんとあいつを二人きりにしたんでしょ? 何なら、旅行に行く事にしたのだってあいつの誘導が」
「止めろ!」
荒げられた声に確信する。
そうだろうと思った。
だって、誰が見たって状況が出来過ぎだったじゃないか。
「俺が林道で拾ったクルトさんのネームタグだって、旅行のために街を出た誰かが知らずに運ばされたんじゃないんですか?」
「っ……レンくんには関係ないだろ⁈」
「関係なくたってムカつくんですよ! なんであんた一人に全部押し付けて他の4人が逃げてンだよ!!」
ヤバイ、素が出た――って思ったけど、もういい。
それどころじゃない。
「逃げっ……違う、そんなんじゃ」
青い顔して元パーティメンバーを庇う姿は、哀れを通り越してイラつくし。
こういう人に全部押し付けて逃げた連中にはどんどん怒りが湧いて来る。
「逃げたんじゃなかったら、なんなんですか! トゥルヌソルじゃもう冒険者を続けられない? クルトさんはいまも此処に居るじゃないか! 結婚したい? すればいい、結婚したって冒険者は続けられるんだから!」
解散して、街を出たって聞いた時から、気に入らなかった。
適当な理由つけて、悪意に晒されるのが嫌で逃げただけだろう、って。
クルトが薬草採取っていう鉄級依頼を一人でこなしている姿を見て、イライラした。
なんで?
どうしてクルトが一人で責任全部背負ってるんだ、って。
「獄鬼をトゥルヌソルに連れ込んだ? それはパーティ全員の責任ですよね。獄鬼に恋慕された? それはクルトさんがクソに好かれるくらい良い人だったってだけの話だし、そもそもクルトさんの独断であいつをパーティに入れたわけじゃないでしょ」
「それ、は」
「トゥルヌソルに獄鬼が入り込んだのに気付かなかったのは、それこそ街全体の責任なんでしょ? 僧侶が誰一人気付いてなかったからあんなことになったんでしょ⁈ クルトさん一人が悪意に晒されて独りぼっちになる理由になんかならないでしょう⁈」
そもそも、だ。
「大体、あいつと事前に接触していた僧侶は俺なんですから、一番に責任を取らなきゃいけないのは俺じゃないんですか?」
「!」
「俺が気付いていれば、誰も傷つかなかったんじゃないんですか?」
「違うよレンくんっ、それは違う! 君は僧侶になったばかりの子どもで、魔力だって全然足りてなくて、獄鬼の事だってよく知らなかっただろ! それでも俺を守ろうと動いてくれたんじゃないか! その後だって戦場に駆け付けて皆の力になってくれたじゃないか!」
「そんなの結果論です」
「結果論でもだよ!」
「だったら、クルトさんが襲われたから獄鬼の次の犠牲者が出ないで済んだんだってことも認めてください」
「――」
「クルトさんじゃなかったら、俺は、あの場所に行ってません」
断言できる。
応援領域持ちがいたから頑強な獄鬼に勝てたんだって言うなら、それは狙われていたのがクルトだったからだ。
俺がネームタグを拾って、恩返しだって街を案内してもらって、宿屋を紹介してもらって……たった数時間でも、此処に来たばかりの俺に親切にしてくれた彼だから、助けなきゃって、思えた。
「……んな……っ」
「クルトさんが、クルトさんだったから、俺はあの夜、あの場所まで走ったんです」
「俺、にはっ、そんなふうに言ってもらえる価値なんかない……!」
大声を出したせいか、息を切らして背中を丸めたクルトは、そのまま顔を両手で覆い隠す。
荒い呼吸を繰り返す。
「レンくんが言った通りだよ、俺は捨てられた。その程度なんだよ、俺なんて……っ」
「……俺は、クルトさんと知り合いになれて良かったって思ってます」
自分でも驚くほど低い声が出た。
「友達になれたらって……そう思っている人のこと、例え本人でも、見下すように言われるのは我慢ならないもんですね」
「……ん?」
レイナルドが思わずと言った感じの声を漏らす。
どの口が言ってるの、的な。
自己評価が低い発言を聞かされるのってイライラするんですね、自覚しました、今後は気を付けますからそんな目で見ないでもらいたいです!
声を掛けると、クルトは少し驚いたようだったけれどすぐに気まずそうな表情に変わった。取り繕うのは得意じゃなさそうだし、こうして話したがるのが彼にとって迷惑なのがびしびしと伝わって来る。
だけど引き寄せられた良縁だ。
出会って一週間で疎遠になるつもりなんてない。
「お疲れのところ申し訳ないんですけど、少しお時間下さい」
「……いま、かい?」
「いまです」
きっぱりと言い切る。
クルトはとても疲れた顔をしているし、いますぐに休んで欲しいとも思うけど、そういう状態だからこそ本性が出易いんじゃないかと期待もしている。
腹を割って話したい。
ケンカになったってドンと来いだ。
「……どうしてもかな」
「どうしてもです」
頑として譲らない姿勢を貫けばクルトにも断らせない意志が伝わったのだろう。
「じゃあレンくんを宿まで送るから、その間だけ――」
「いいえ。ここの酒場でお話したいです」
「えっ」
「帰りに渡すものもありますし、帰りはレイナルドさんが送ってくれると思うので」
視線で酒場の方を促すと、クルトにも席に着いている彼の姿が見えたはずだ。
クルトは深い息を吐く。
「強引だね」
「そうですね」
レイナルドがいるって事は、この話合いに彼も関係しているのは想像がつくはずだし、逃げられないのも判ったはず。いつになく冷たい声音からクルトがイラッとしていることが伝わって来る。
一方の俺はと言えば「いい感じ!」と思いつつも緊張と不安で吐きそうになっている。こういうこと、向いてないんだよな、たぶん。始めたからにはやり遂げて見せるけど……。
「じゃあ、あっちで」
クルトを酒場の席に促した。
近いから声は聞こえていると思うけどレイナルドとは別の席だ。
それと同時に幾つかの視線が感じられる。
ある意味じゃ有名人だし仕方ないか……。
「クルトさん。俺、レイナルドさんに誘ってもらって、彼のパーティに参加する事に決めました」
着席早々の話題にクルトが目を瞠ると同時、酒場で飲んでいた冒険者達の方でも小さなざわめきが起きた。
リーデンの牽制のおかげで邪な感情を持って近付いて来る人はいなくなったけど、悪意なく、純粋に戦力の強化を願って勧誘したそうな冒険者はまだまだいるみたいだったから、この機会に周知してしまいたい。
「クルトさんも誘われたんでしょう? どうして断ったんですか」
「っ、それ、は……」
「同じパーティになったらこれからの冒険が楽しくなりそうだと思ったんですけど」
無邪気な子どものフリ……は、もう無理かな。
ともあれ本音を混ぜた台詞に、しかしクルトの視線は下がってしまう。
「レンくんは僧侶だし、資格充分だけど、レイナルドさんのパーティってすごい人達の集まりなんだよ。俺みたいなのは――」
「みたい、って何ですか」
あえて淡々と返す。
煽るように。
挑発するように。
「レンくん、話ならもっと人目のないところで」
「嫌です」
「えっ……」
「人に聞かれて困ることなんてないです。コソコソして、勝手な憶測で変なウワサされるのもイヤだし、誤解されたまま放置するのも絶っ対にイヤです」
「レンくん」
「なんでレイナルドさんの誘いを断ったんですか」
「……相応しくないからだよ」
「じゃあ相応しいってどんな人なんですか」
間髪入れずに聞き返す。
クルトは、固まった。
「借金がなければ良いんですか? 獄鬼と無関係だったら良いんですか? それとも……仲間に捨てられないような自分なら良かったんですか?」
「っ、捨てられてなんてない!」
「捨てられたからクルトさんは独りぼっちになったんでしょう?」
「違う! っぁ……」
声を張り上げて、しかしすぐにハッとしたらしく、また俯く。
「捨て、られたんじゃ、ない。あいつらには……関係が、ないから……」
はぁ?
って変な声が出そうになるのを寸前で飲み込んだ。
クルトは何を言っているんだろうか。
「関係ないわけないですよね。どこから獄鬼が付いて来たのかは知りませんけど、一緒に旅してトゥルヌソルまで戻って来たんでしょ? 一緒にいたのに全然気付かなくて、まんまとクルトさんとあいつを二人きりにしたんでしょ? 何なら、旅行に行く事にしたのだってあいつの誘導が」
「止めろ!」
荒げられた声に確信する。
そうだろうと思った。
だって、誰が見たって状況が出来過ぎだったじゃないか。
「俺が林道で拾ったクルトさんのネームタグだって、旅行のために街を出た誰かが知らずに運ばされたんじゃないんですか?」
「っ……レンくんには関係ないだろ⁈」
「関係なくたってムカつくんですよ! なんであんた一人に全部押し付けて他の4人が逃げてンだよ!!」
ヤバイ、素が出た――って思ったけど、もういい。
それどころじゃない。
「逃げっ……違う、そんなんじゃ」
青い顔して元パーティメンバーを庇う姿は、哀れを通り越してイラつくし。
こういう人に全部押し付けて逃げた連中にはどんどん怒りが湧いて来る。
「逃げたんじゃなかったら、なんなんですか! トゥルヌソルじゃもう冒険者を続けられない? クルトさんはいまも此処に居るじゃないか! 結婚したい? すればいい、結婚したって冒険者は続けられるんだから!」
解散して、街を出たって聞いた時から、気に入らなかった。
適当な理由つけて、悪意に晒されるのが嫌で逃げただけだろう、って。
クルトが薬草採取っていう鉄級依頼を一人でこなしている姿を見て、イライラした。
なんで?
どうしてクルトが一人で責任全部背負ってるんだ、って。
「獄鬼をトゥルヌソルに連れ込んだ? それはパーティ全員の責任ですよね。獄鬼に恋慕された? それはクルトさんがクソに好かれるくらい良い人だったってだけの話だし、そもそもクルトさんの独断であいつをパーティに入れたわけじゃないでしょ」
「それ、は」
「トゥルヌソルに獄鬼が入り込んだのに気付かなかったのは、それこそ街全体の責任なんでしょ? 僧侶が誰一人気付いてなかったからあんなことになったんでしょ⁈ クルトさん一人が悪意に晒されて独りぼっちになる理由になんかならないでしょう⁈」
そもそも、だ。
「大体、あいつと事前に接触していた僧侶は俺なんですから、一番に責任を取らなきゃいけないのは俺じゃないんですか?」
「!」
「俺が気付いていれば、誰も傷つかなかったんじゃないんですか?」
「違うよレンくんっ、それは違う! 君は僧侶になったばかりの子どもで、魔力だって全然足りてなくて、獄鬼の事だってよく知らなかっただろ! それでも俺を守ろうと動いてくれたんじゃないか! その後だって戦場に駆け付けて皆の力になってくれたじゃないか!」
「そんなの結果論です」
「結果論でもだよ!」
「だったら、クルトさんが襲われたから獄鬼の次の犠牲者が出ないで済んだんだってことも認めてください」
「――」
「クルトさんじゃなかったら、俺は、あの場所に行ってません」
断言できる。
応援領域持ちがいたから頑強な獄鬼に勝てたんだって言うなら、それは狙われていたのがクルトだったからだ。
俺がネームタグを拾って、恩返しだって街を案内してもらって、宿屋を紹介してもらって……たった数時間でも、此処に来たばかりの俺に親切にしてくれた彼だから、助けなきゃって、思えた。
「……んな……っ」
「クルトさんが、クルトさんだったから、俺はあの夜、あの場所まで走ったんです」
「俺、にはっ、そんなふうに言ってもらえる価値なんかない……!」
大声を出したせいか、息を切らして背中を丸めたクルトは、そのまま顔を両手で覆い隠す。
荒い呼吸を繰り返す。
「レンくんが言った通りだよ、俺は捨てられた。その程度なんだよ、俺なんて……っ」
「……俺は、クルトさんと知り合いになれて良かったって思ってます」
自分でも驚くほど低い声が出た。
「友達になれたらって……そう思っている人のこと、例え本人でも、見下すように言われるのは我慢ならないもんですね」
「……ん?」
レイナルドが思わずと言った感じの声を漏らす。
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