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第6話
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ー地下の部屋ー
全裸の美奈はナナに足首まで長い服を着せられベッドに寝かされた。
「ゆっくり休め」
ブランケットを身体にかけるとナナは部屋を出ていきディナの部屋に向かった。
その頃、ディナはベッドに座りながらカメラの動画を消そうとカメラをいじっていた。
「どうやって消すんだ」
「苦戦してるようだな」
「美奈は?」
「服を着せてベッドに寝かせた」
「ナナ、どうやって動画を消すのかわかるか?」
「貸してみ」
ディナからカメラを受け取るとナナはカメラを床に叩きつけ壊した。
「これで大丈夫だな」
「そうだな」
「言いたいことがあるなら言えよ」
「俺の婚約者に近づくなって言ったことなんだが」
「本当のこと言っただけさ」
「美奈は俺の婚約者だ、ナナの婚約者じゃない」
「……」
無言で微笑みディナの部屋を出たナナは地下の部屋に向かって並んでいる宇宙人達に驚いた。
「何だこれ」
「どうした」
ディナも部屋を出て並んでいる宇宙人達に驚いた。
ナナは宇宙人に声をかけた。
「何で並んでるんだ」
「美奈の心と身体が傷ついたから慰めようと並んでるんだ」
「何で美奈の心と身体が傷ついたって知ってるんだ」
「俺達は宇宙人だぞ」
「……」
「……」
ディナとナナは見つめ合った。
その頃、美奈は身体を起こし涙を流していた。
「美奈、大丈夫か?」
ドア越しで宇宙人が声をかけると美奈はベッドから離れドアを開き宇宙人を見た。
「何かご用ですか?」
「泣いてたのか?」
「泣いてたらなんですか」
「忘れろって言っても無理だと思うけど早く忘れた方が良い」
口にした後、宇宙人が1本の薔薇を差し出すと美奈は受け取りその後、宇宙人達の薔薇を受け取り続けた。
「……」
20本の薔薇を受け取った美奈は悲しい涙ではなく嬉しい涙が流れた。
そこへディナとナナが現れた。
「美奈」
「何で泣いてるんだ」
「悲しくて泣いてるんじゃないの、嬉しくて泣いてるの」
「嬉しくて?」
「……」
ディナとナナが見つめると美奈は涙を拭い口を開いた。
「宇宙人達って優しいんだね」
口にした後、美奈は少し笑顔でドアを閉めた。
「……」
「……」
驚いた顔でディナとナナが見つめ合うとドアが開き美奈が口を開いた。
「20本の薔薇が入る花瓶を持ってきて」
口にした後、ドアを閉めた。
ディナとナナは地下の部屋を離れディナは花瓶を持って地下の部屋に近づきドアを開き中に入った。
「花瓶を持ってきたぞ」
ディナはベッドに薔薇を置いて立ち尽くしている美奈に近づいた。
美奈は薔薇を見つめながら口を開いた。
「靴を買ってくれたあの人のこと好きだった…好きだったのにあの人は俺を…」
「……」
ディナは花瓶を落とし美奈を抱きしめた。
「嫌なことは忘れろ」
「忘れたい…忘れたい…」
「……」
ディナは美奈を見つめ口を開いた。
「俺が忘れさせてやる」
ディナは美奈をベッドに寝かせ靴を脱がせると唇を重ねた。
その後、ディナと美奈は見つめ合った。
「嫌だったら抵抗しろ」
「ディナ」
「……」
無言でディナは美奈の唇を奪いその後、身体を重ねた。
「……」
美奈は全裸姿でディナの行為を受け入れ続けた。
その後、ディナと美奈は寄り添いながら20本の薔薇に包まれながら眠りについた。
全裸の美奈はナナに足首まで長い服を着せられベッドに寝かされた。
「ゆっくり休め」
ブランケットを身体にかけるとナナは部屋を出ていきディナの部屋に向かった。
その頃、ディナはベッドに座りながらカメラの動画を消そうとカメラをいじっていた。
「どうやって消すんだ」
「苦戦してるようだな」
「美奈は?」
「服を着せてベッドに寝かせた」
「ナナ、どうやって動画を消すのかわかるか?」
「貸してみ」
ディナからカメラを受け取るとナナはカメラを床に叩きつけ壊した。
「これで大丈夫だな」
「そうだな」
「言いたいことがあるなら言えよ」
「俺の婚約者に近づくなって言ったことなんだが」
「本当のこと言っただけさ」
「美奈は俺の婚約者だ、ナナの婚約者じゃない」
「……」
無言で微笑みディナの部屋を出たナナは地下の部屋に向かって並んでいる宇宙人達に驚いた。
「何だこれ」
「どうした」
ディナも部屋を出て並んでいる宇宙人達に驚いた。
ナナは宇宙人に声をかけた。
「何で並んでるんだ」
「美奈の心と身体が傷ついたから慰めようと並んでるんだ」
「何で美奈の心と身体が傷ついたって知ってるんだ」
「俺達は宇宙人だぞ」
「……」
「……」
ディナとナナは見つめ合った。
その頃、美奈は身体を起こし涙を流していた。
「美奈、大丈夫か?」
ドア越しで宇宙人が声をかけると美奈はベッドから離れドアを開き宇宙人を見た。
「何かご用ですか?」
「泣いてたのか?」
「泣いてたらなんですか」
「忘れろって言っても無理だと思うけど早く忘れた方が良い」
口にした後、宇宙人が1本の薔薇を差し出すと美奈は受け取りその後、宇宙人達の薔薇を受け取り続けた。
「……」
20本の薔薇を受け取った美奈は悲しい涙ではなく嬉しい涙が流れた。
そこへディナとナナが現れた。
「美奈」
「何で泣いてるんだ」
「悲しくて泣いてるんじゃないの、嬉しくて泣いてるの」
「嬉しくて?」
「……」
ディナとナナが見つめると美奈は涙を拭い口を開いた。
「宇宙人達って優しいんだね」
口にした後、美奈は少し笑顔でドアを閉めた。
「……」
「……」
驚いた顔でディナとナナが見つめ合うとドアが開き美奈が口を開いた。
「20本の薔薇が入る花瓶を持ってきて」
口にした後、ドアを閉めた。
ディナとナナは地下の部屋を離れディナは花瓶を持って地下の部屋に近づきドアを開き中に入った。
「花瓶を持ってきたぞ」
ディナはベッドに薔薇を置いて立ち尽くしている美奈に近づいた。
美奈は薔薇を見つめながら口を開いた。
「靴を買ってくれたあの人のこと好きだった…好きだったのにあの人は俺を…」
「……」
ディナは花瓶を落とし美奈を抱きしめた。
「嫌なことは忘れろ」
「忘れたい…忘れたい…」
「……」
ディナは美奈を見つめ口を開いた。
「俺が忘れさせてやる」
ディナは美奈をベッドに寝かせ靴を脱がせると唇を重ねた。
その後、ディナと美奈は見つめ合った。
「嫌だったら抵抗しろ」
「ディナ」
「……」
無言でディナは美奈の唇を奪いその後、身体を重ねた。
「……」
美奈は全裸姿でディナの行為を受け入れ続けた。
その後、ディナと美奈は寄り添いながら20本の薔薇に包まれながら眠りについた。
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