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第1話
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ーにゃんこ島、林太郎の家ー
3人分の料理を髪と足首まで長い服とマントの色が黒の魔法使い林太郎がキッチンで作っていると髪と足首まで長い服と瞳の色が茶色の猫人間、茶々丸が現れ背後から林太郎を抱きしめた。
「茶々丸、危ないだろ」
「凛はまだ来てないのか」
「来たけど散歩に行ってくるって言って出かけていった」
「もうすぐできるだろ」
「あぁ」
「呼びに行ってくる」
「頼む」
手を止め林太郎が茶々丸の唇に唇を重ねると茶々丸はその場を離れていった。
その頃、狼男の凛は草原で仰向けで倒れながら空を見つめていた。
「俺が旅に出たいと言ったら母さんと父さん怖い顔でダメだって…何でだろ…」
「お前が狼男だからだ」
「誰だ!」
慌てて身体を起こした凛は立っているリーダーと呼ばれる狼男に驚いた。
「俺しかいないはずなのに」
そう言って凛が立ち上がるとリーダーと呼ばれる狼男は凛に近づいた。
「立派になったな」
「誰だよあんた」
「お前の父親だ」
「え…」
驚く凛にリーダーと呼ばれる狼男が口を開いた。
「林太郎は俺も含めて多くの狼男に襲われてお前が生まれた」
「嘘だ」
「嘘じゃない」
「俺の父さんは猫の茶々丸だ、お前は俺の父さんじゃない」
「帰って聞いてみれば真実がわかる」
「……」
「俺に会いたくなったらこの杖を使って森に来い」
そう言ってリーダーと呼ばれる狼男は魔法の杖を凛に渡し姿を消した。
「……」
魔法の杖を持ったまま凛が立ち尽くしていると茶々丸が近づいてきた。
「凛、ご飯ができたぞ」
茶々丸が声をかけると凛は魔法の杖を持ったまま振り返った。
茶々丸は凛が持っている魔法の杖に目線を向け驚いた。
「凛、その杖どうしたんだ」
「父さんだって言う狼男に貰った」
「その狼男は?」
「消えた」
「生きてるわけは…」
茶々丸が口にした後、凛が問いかけた。
「母さんは多くの狼男に襲われて俺を生んだの?」
「……」
「否定しないってことは本当なんだ、俺は父さんの子供じゃないんだ」
ショックで涙が流れると凛は魔法の杖を使ってその場から消えた。
「凛!」
茶々丸は急いで林太郎の元に戻り話した。
林太郎は驚いた。
「狼男が生きてたなんて…」
「林太郎、凛が狼男の仲間になったら再び戦いが始まる」
「凛を取り戻さないと」
「俺が凛を取り戻すから林太郎はここにいて」
「茶々丸1人じゃ危険だ俺も行く」
「狼男は狼を増やすために林太郎の身体を狙ってくる」
「俺は魔法使いだ、2度も襲われるようなへまはしない」
「俺は林太郎の夫だ、夫は妻を守る」
「……」
「俺に林太郎を守らせてくれ」
「茶々丸」
「……」
「わかった、俺はここにいる」
真剣な顔で見つめる茶々丸に林太郎がそう返事をすると茶々丸が口を開いた。
「じゃあ、行ってくる」
「茶々丸、これを」
そう言って自分の魔法の杖を茶々丸に渡すと林太郎は再び口を開いた。
「無事で凛と一緒に俺の元に帰ってこいよ」
「約束する」
会話後、林太郎と茶々丸は見つめ合いそのまま唇を重ねた。
その後、茶々丸は魔法の杖を持って家を出ると森に向かって歩き出した。
その頃、凛は魔法の杖を持ちながら森の中を歩いていた。
「おい、出てこい」
「どうした」
リーダーと呼ばれる狼男が姿を見せると凛は立ち止まり口を開いた。
「あんたの言う通り俺の父さんは茶々丸じゃなかった」
「林太郎に聞いたのか?」
「父さんに問いかけたら父さんは反論しなかった」
「名前は?」
「凛」
「俺は皆にリーダーと呼ばれているリーダーと呼べ」
そう言って狼男のリーダーは凛に近づきうつ向いている顔をあげさせ口を開いた。
「どうした」
「父さんのこと好きだったのに…父さんは俺の父さんじゃない」
涙を流しながら凛が口にすると狼男のリーダーが口を開いた。
「お前を騙し続けた茶々丸に復讐しないか?」
「復讐?」
「茶々丸の命を奪えばお前は自由だ」
「自由…」
「林太郎の身体を奪っても邪魔をする奴がいない」
「俺は息子だ母さんの身体を奪うなんて…」
「1度、林太郎の身体を」
「嫌だ」
そう言って凛はリーダーから離れ魔法の杖を突きつけた。
「俺は父親だぞ、父親に杖を向けるとはお仕置きしないとな」
そう言ってリーダーが指を鳴らすと凛の手から魔法の杖が離れその後、息が荒れ始め凛は倒れた。
「はぁはぁ…はぁはぁ…」
「どうした」
「俺に何したんだ」
「林太郎に興奮するように魔法をかけた」
「元に戻せ」
「暫くしたら良くなる…客が来たようだ」
そう言ってリーダーが離れていくと凛は立ち上がり出入り口ではない方向に歩き出した。
その頃、森の出入り口ではリーダーと茶々丸が出くわしていた。
「俺が生きててガッカリしただろ」
「凛はどこだ」
「凛は俺の息子だ、凛と一緒に新たな狼の国を作る」
「凛は俺の息子だ、お前に凛は渡さない」
そう言って魔法の杖を構えると茶々丸とリーダーは睨み合った。
「……」
「……」
同時に光線を放つと茶々丸とリーダーの戦いが始まった。
その頃、凛はうつ伏せで倒れていた。
「母さん…」
凛が小さな声で口にしたその時、リーダーから貰った魔法の杖が現れ凛の側に落ちた。
「……」
顔をあげ魔法の杖に目線を向け掴むと凛はその場から姿が消えその後、林太郎の家の近くに姿を現した。
その後、凛は魔法の杖を持ったまま立ち上がり家に向かって歩いた。
そして凛は家の前で立ち止まり家から出てきた林太郎に出くわした。
3人分の料理を髪と足首まで長い服とマントの色が黒の魔法使い林太郎がキッチンで作っていると髪と足首まで長い服と瞳の色が茶色の猫人間、茶々丸が現れ背後から林太郎を抱きしめた。
「茶々丸、危ないだろ」
「凛はまだ来てないのか」
「来たけど散歩に行ってくるって言って出かけていった」
「もうすぐできるだろ」
「あぁ」
「呼びに行ってくる」
「頼む」
手を止め林太郎が茶々丸の唇に唇を重ねると茶々丸はその場を離れていった。
その頃、狼男の凛は草原で仰向けで倒れながら空を見つめていた。
「俺が旅に出たいと言ったら母さんと父さん怖い顔でダメだって…何でだろ…」
「お前が狼男だからだ」
「誰だ!」
慌てて身体を起こした凛は立っているリーダーと呼ばれる狼男に驚いた。
「俺しかいないはずなのに」
そう言って凛が立ち上がるとリーダーと呼ばれる狼男は凛に近づいた。
「立派になったな」
「誰だよあんた」
「お前の父親だ」
「え…」
驚く凛にリーダーと呼ばれる狼男が口を開いた。
「林太郎は俺も含めて多くの狼男に襲われてお前が生まれた」
「嘘だ」
「嘘じゃない」
「俺の父さんは猫の茶々丸だ、お前は俺の父さんじゃない」
「帰って聞いてみれば真実がわかる」
「……」
「俺に会いたくなったらこの杖を使って森に来い」
そう言ってリーダーと呼ばれる狼男は魔法の杖を凛に渡し姿を消した。
「……」
魔法の杖を持ったまま凛が立ち尽くしていると茶々丸が近づいてきた。
「凛、ご飯ができたぞ」
茶々丸が声をかけると凛は魔法の杖を持ったまま振り返った。
茶々丸は凛が持っている魔法の杖に目線を向け驚いた。
「凛、その杖どうしたんだ」
「父さんだって言う狼男に貰った」
「その狼男は?」
「消えた」
「生きてるわけは…」
茶々丸が口にした後、凛が問いかけた。
「母さんは多くの狼男に襲われて俺を生んだの?」
「……」
「否定しないってことは本当なんだ、俺は父さんの子供じゃないんだ」
ショックで涙が流れると凛は魔法の杖を使ってその場から消えた。
「凛!」
茶々丸は急いで林太郎の元に戻り話した。
林太郎は驚いた。
「狼男が生きてたなんて…」
「林太郎、凛が狼男の仲間になったら再び戦いが始まる」
「凛を取り戻さないと」
「俺が凛を取り戻すから林太郎はここにいて」
「茶々丸1人じゃ危険だ俺も行く」
「狼男は狼を増やすために林太郎の身体を狙ってくる」
「俺は魔法使いだ、2度も襲われるようなへまはしない」
「俺は林太郎の夫だ、夫は妻を守る」
「……」
「俺に林太郎を守らせてくれ」
「茶々丸」
「……」
「わかった、俺はここにいる」
真剣な顔で見つめる茶々丸に林太郎がそう返事をすると茶々丸が口を開いた。
「じゃあ、行ってくる」
「茶々丸、これを」
そう言って自分の魔法の杖を茶々丸に渡すと林太郎は再び口を開いた。
「無事で凛と一緒に俺の元に帰ってこいよ」
「約束する」
会話後、林太郎と茶々丸は見つめ合いそのまま唇を重ねた。
その後、茶々丸は魔法の杖を持って家を出ると森に向かって歩き出した。
その頃、凛は魔法の杖を持ちながら森の中を歩いていた。
「おい、出てこい」
「どうした」
リーダーと呼ばれる狼男が姿を見せると凛は立ち止まり口を開いた。
「あんたの言う通り俺の父さんは茶々丸じゃなかった」
「林太郎に聞いたのか?」
「父さんに問いかけたら父さんは反論しなかった」
「名前は?」
「凛」
「俺は皆にリーダーと呼ばれているリーダーと呼べ」
そう言って狼男のリーダーは凛に近づきうつ向いている顔をあげさせ口を開いた。
「どうした」
「父さんのこと好きだったのに…父さんは俺の父さんじゃない」
涙を流しながら凛が口にすると狼男のリーダーが口を開いた。
「お前を騙し続けた茶々丸に復讐しないか?」
「復讐?」
「茶々丸の命を奪えばお前は自由だ」
「自由…」
「林太郎の身体を奪っても邪魔をする奴がいない」
「俺は息子だ母さんの身体を奪うなんて…」
「1度、林太郎の身体を」
「嫌だ」
そう言って凛はリーダーから離れ魔法の杖を突きつけた。
「俺は父親だぞ、父親に杖を向けるとはお仕置きしないとな」
そう言ってリーダーが指を鳴らすと凛の手から魔法の杖が離れその後、息が荒れ始め凛は倒れた。
「はぁはぁ…はぁはぁ…」
「どうした」
「俺に何したんだ」
「林太郎に興奮するように魔法をかけた」
「元に戻せ」
「暫くしたら良くなる…客が来たようだ」
そう言ってリーダーが離れていくと凛は立ち上がり出入り口ではない方向に歩き出した。
その頃、森の出入り口ではリーダーと茶々丸が出くわしていた。
「俺が生きててガッカリしただろ」
「凛はどこだ」
「凛は俺の息子だ、凛と一緒に新たな狼の国を作る」
「凛は俺の息子だ、お前に凛は渡さない」
そう言って魔法の杖を構えると茶々丸とリーダーは睨み合った。
「……」
「……」
同時に光線を放つと茶々丸とリーダーの戦いが始まった。
その頃、凛はうつ伏せで倒れていた。
「母さん…」
凛が小さな声で口にしたその時、リーダーから貰った魔法の杖が現れ凛の側に落ちた。
「……」
顔をあげ魔法の杖に目線を向け掴むと凛はその場から姿が消えその後、林太郎の家の近くに姿を現した。
その後、凛は魔法の杖を持ったまま立ち上がり家に向かって歩いた。
そして凛は家の前で立ち止まり家から出てきた林太郎に出くわした。
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