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第5話
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「ルイ、ロウの船はどこだ」
ウィルは側に近づきルイは指をさしながら「あそこです」と答えた。
「距離をとって止まった方がいい」
「わかりました」
テットの言葉に従いルイは距離をとって船を止めた。
「ロウに気づかれたら何をするかわからない」
「暫く様子を見よう」
「わかりました」
ウィルの言葉にルイが返事をするとテットがウィルに向かって口を開いた。
「俺が様子を見てこようか」
「1人じゃ危険だ、俺も行く」
「俺は最強の海賊だ、ロウに気づかれるようなへまはしない」
そう口にするとテットはウィルの頬に触れその後、ルイの目の前でウィルの唇に唇を重ねた。
「……」
ルイは目をそらした。
テットは唇を離し「行ってくる」と言って魔法で姿を消した。
その頃、ロウの船では仲間達と一緒に猫の眼の宝石を手に入れたことに喜び盛り上がっていた。
「お前達、叶えてほしいことはないか、俺が叶えてやるぞ」
ロウの言葉に仲間達はいっせいに口にし始めた。
ロウはくだらない仲間達の願いを叶え続けた。
その光景を隠れながら見ていたテットは姿を消しウィルとルイの前に姿を現した。
「テット、どうだった?」
ウィルが問いかけるとテットが口を開いた。
「ロウがくだらない仲間達の願いを猫の眼の宝石で叶えていた」
「早く取り返してリーナの元に返さないと大変なことになる」
「乗り込むか?」
「俺とテットでロウの船に乗り込むルイは動かずここで待ってろ」
「わかりました、ウィル様、気をつけてください」
「行ってきます」
ルイに向かってそう口にするとウィルはテットに近づきその後、姿を消しロウに見つからないようにロウの船に乗り込んだ。
ウィルとテットは隠れながらロウを見つめた。
「ウィル、俺が仲間の海賊達を結界で閉じ込めるからウィルはロウから猫の眼の宝石を奪え」
「わかった」
「行くぞ」
テットのかけ声でウィルとテットはロウの前に姿を現した。
「ウィル、テット」
猫の眼の宝石を持ったままロウが口にするとテットは魔法で仲間の海賊達を結界に閉じ込めた。
ウィルはロウに向かって口を開いた。
「ロウ、猫の眼の宝石をリーナに返すんだ」
「嫌だと言ったら」
「力ずくでお前から猫の眼の宝石を奪う」
「戦いに邪魔者がいるな」
そう口にするとロウは猫の眼の宝石でウィルと共に船から姿を消した。
「ウィル」
心配そうな顔でテットは立ち尽くした。
砂浜にロウとウィルは姿を現した。
ウィルはロウが持っている猫の眼の宝石を見つめ口を開いた。
「ロウ、今ならまだ間にあうリーナに返せ」
「……」
無言でロウは猫の眼の宝石をかざし口を開いた。
「ウィルは俺のもの、俺からウィルを奪うものを倒す力を俺に授けてくれ」
口にした後、ロウは猫の眼の宝石を砂浜に落とした。
ウィルは急いで猫の眼の宝石を掴み見つめた。
「水晶が黒くなってる、リーナの元に返せば元の猫の眼の宝石に戻るかも」
ウィルが猫の眼の宝石を持って姿を消そうとしたその時、ロウは一瞬でウィルに近づき身体を倒し覆い被さった。
驚いた顔でウィルは見つめた。
ロウは猫の眼の宝石を奪い取り投げ捨てた。
「何するんだ」
ウィルが身体を起こそうとするとロウはウィルの左右の手首を掴み唇を重ねた。
「……」
「……」
唇を離し見つめるロウ、ウィルは手首から感じる強いロウの手に驚いた。
そしてウィルはロウの口づけを受け続けた。
ウィルは側に近づきルイは指をさしながら「あそこです」と答えた。
「距離をとって止まった方がいい」
「わかりました」
テットの言葉に従いルイは距離をとって船を止めた。
「ロウに気づかれたら何をするかわからない」
「暫く様子を見よう」
「わかりました」
ウィルの言葉にルイが返事をするとテットがウィルに向かって口を開いた。
「俺が様子を見てこようか」
「1人じゃ危険だ、俺も行く」
「俺は最強の海賊だ、ロウに気づかれるようなへまはしない」
そう口にするとテットはウィルの頬に触れその後、ルイの目の前でウィルの唇に唇を重ねた。
「……」
ルイは目をそらした。
テットは唇を離し「行ってくる」と言って魔法で姿を消した。
その頃、ロウの船では仲間達と一緒に猫の眼の宝石を手に入れたことに喜び盛り上がっていた。
「お前達、叶えてほしいことはないか、俺が叶えてやるぞ」
ロウの言葉に仲間達はいっせいに口にし始めた。
ロウはくだらない仲間達の願いを叶え続けた。
その光景を隠れながら見ていたテットは姿を消しウィルとルイの前に姿を現した。
「テット、どうだった?」
ウィルが問いかけるとテットが口を開いた。
「ロウがくだらない仲間達の願いを猫の眼の宝石で叶えていた」
「早く取り返してリーナの元に返さないと大変なことになる」
「乗り込むか?」
「俺とテットでロウの船に乗り込むルイは動かずここで待ってろ」
「わかりました、ウィル様、気をつけてください」
「行ってきます」
ルイに向かってそう口にするとウィルはテットに近づきその後、姿を消しロウに見つからないようにロウの船に乗り込んだ。
ウィルとテットは隠れながらロウを見つめた。
「ウィル、俺が仲間の海賊達を結界で閉じ込めるからウィルはロウから猫の眼の宝石を奪え」
「わかった」
「行くぞ」
テットのかけ声でウィルとテットはロウの前に姿を現した。
「ウィル、テット」
猫の眼の宝石を持ったままロウが口にするとテットは魔法で仲間の海賊達を結界に閉じ込めた。
ウィルはロウに向かって口を開いた。
「ロウ、猫の眼の宝石をリーナに返すんだ」
「嫌だと言ったら」
「力ずくでお前から猫の眼の宝石を奪う」
「戦いに邪魔者がいるな」
そう口にするとロウは猫の眼の宝石でウィルと共に船から姿を消した。
「ウィル」
心配そうな顔でテットは立ち尽くした。
砂浜にロウとウィルは姿を現した。
ウィルはロウが持っている猫の眼の宝石を見つめ口を開いた。
「ロウ、今ならまだ間にあうリーナに返せ」
「……」
無言でロウは猫の眼の宝石をかざし口を開いた。
「ウィルは俺のもの、俺からウィルを奪うものを倒す力を俺に授けてくれ」
口にした後、ロウは猫の眼の宝石を砂浜に落とした。
ウィルは急いで猫の眼の宝石を掴み見つめた。
「水晶が黒くなってる、リーナの元に返せば元の猫の眼の宝石に戻るかも」
ウィルが猫の眼の宝石を持って姿を消そうとしたその時、ロウは一瞬でウィルに近づき身体を倒し覆い被さった。
驚いた顔でウィルは見つめた。
ロウは猫の眼の宝石を奪い取り投げ捨てた。
「何するんだ」
ウィルが身体を起こそうとするとロウはウィルの左右の手首を掴み唇を重ねた。
「……」
「……」
唇を離し見つめるロウ、ウィルは手首から感じる強いロウの手に驚いた。
そしてウィルはロウの口づけを受け続けた。
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