ジュエリープリンス

福猫

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第3話

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1年以上、人間の国で暮らしている髪と瞳と長い服が紫色1色のアメシストは人気モデルの仕事をしている。

アメシストが街を歩けば女性達に囲まれるためアメシストの自由は無い。

「1人になりたい、自由に過ごしたい」

アメシストが口にしたその時、No.1モデルの高橋彰貴(たかはしあきたか)が現れた。

「彰貴君」

アメシストを囲んでいた女性達は高橋彰貴に駆け寄り囲んだ。

「彰貴君、撮影?」

「プライベートです」

「彰貴君、1人?」

「俺、友達居ないから」

「私が友達になってあげる」

「ありがとう、そろそろ行きますね」

女性達に優しく微笑むと彰貴は女性達に見送られながら歩き出した。

険しい顔で彰貴を見つめるとアメシストは駆け寄り彰貴の前に立ち動きを止めた。

「……」

彰貴が見つめるとアメシストが口を開いた。

「話がある、静かな場所で話さないか」

「良いですよ、どこで話しますか」

「俺の家で良いか?」

「良いですよ」

「……」

彰貴に背を向けアメシストが先に歩き出すと彰貴も歩き出した。

40分後、アメシストの自宅に着いたアメシストは玄関のドアを開き中に入ると彰貴も中に入れドアを閉めた。

「……」

「上がらないんですか?」

玄関先でじっとしているアメシストに彰貴が問いかけるとアメシストの顔つきが変わり彰貴を壁ドンした。

「急にどうしたんですか?」

「初めてあんたの撮影を見たとき心を奪われた」

「そんなこと初めて言われました」

「あんたに勝ちたい」

「アメシストさんは俺に勝ってますよ」

彰貴が優しく微笑むとアメシストが首につけているネックレスアメシスト宝石が光った。

「宝石が光ってる」

築いた彰貴が口にするとアメシストが行動を起こした。

「キスして良い」

「え…」

「……」

驚く彰貴の唇に顔を近づけるとアメシストは唇を重ねた。

その後、唇を離すとアメシストは思いを告白した。

「彰貴は俺の運命の人だ」

「俺が?」

「アメシスト宝石が光ったから」

「……」

「俺のまわりに女性や男性が居たけど光らなかった」

「……」

「彰貴には光った」

「偶然ですよ」

「……」

なかなか信じない彰貴にアメシストはある言葉を発した。

「今から身体を重ねよう」

「それって…」

「身体を重ねて再びアメシスト宝石が光ったら彰貴は俺の運命の人、光らなかったら彰貴の言う通り偶然に光った」

「それを確かめるために身体を…」

急にドキドキが高鳴り彰貴が顔をそらすとアメシストは彰貴をお姫様抱っこした。

その瞬間、彰貴のドキドキが激しく高鳴った。

「アメシストさん…降ろしてください」

「部屋に行きます」

彰貴をお姫様抱っこしたまま玄関を離れ部屋に向かうと中に入りベッドに近づいた。

そして彰貴をベッドに降ろしアメシストは彰貴の目の前で全裸になった。

その後、アメシストは全裸で彰貴を見つめた。

「……」

「……」

彰貴は美しいアメシストの全裸にドキドキが止まらなくなった。

「彰貴」

「……」

アメシストに上服とズボンを脱がされ彰貴はドキドキしながらアメシストに身体を倒された。

「……」

ドキドキしながらアメシストを見つめると彰貴はアメシストに唇と身体を捧げた。

それから暫くして彰貴は全裸のままベッドで眠りにつきアメシストはベッドから降り紫色の長い服を着た。

その後、アメシストはベッドに座り首につけているアメシスト宝石のネックレスを外すと見つめた。

「宝石のアメシストどうかな?」

アメシストが問いかけると宝石のアメシストは彰貴を認め光った。

「光った、やっぱり彰貴は俺の運命の人」

確信したアメシストは眠る彰貴に向かって口を開いた。

「彰貴、君は俺の運命の人」

眠る彰貴に顔を近づけアメシストは唇を重ねた。

それから1年、アメシストと彰貴は仕事仲間とファンに内緒で付き合った。

そしてアメシストと彰貴は仕事仲間とファンに付き合っていることを公表した。

突然のアメシストと彰貴の告白に仕事仲間とファンは驚くも応援した。

そのお陰でアメシストと彰貴は堂々とデートし2人の付き合いは永遠に続いた。

        完結
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