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第12話
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隼平は全裸姿の良樹に近づき魔法で鎖を解放すると倒れかける良樹を抱き止めた。
その時、猫の白猫が現れた。
「令和の戦士?…誰だ」
「……」
全裸姿の良樹を床に寝かせ隼平が振り向くと猫の白猫は驚いた。
「隼平!」
「この部屋は渉が作った部屋だ」
「その渉は?」
「攻撃したんだが逃げられた」
そう言って猫の白猫に背を向けると隼平は青い水晶の力を使って良樹の全裸に私服を着せた。
「この部屋を俺達の作戦会議室にしないか」
「ホテルで作戦会議をするとホテルで働いてる人達やホテルに来る人達に危険が及ぶもんな、良いんじゃないか」
「……」
無言で指輪に触れ隼平の変身が解かれホテルスタッフの服装に戻ると良樹が目を覚ました。
その後、良樹は身体を起こし隼平と猫の白猫に目線を向け声をかけた。
「隼平、シロ」
「……」
「……」
同時に隼平と猫の白猫は良樹に目線を向け隼平が口を開いた。
「目が覚めて良かった」
「どうやって鎖から解放されたんだ」
「これのお陰で俺は救われた」
そう言って左手の薬指にはめている青い水晶でできた指輪を見せた。
驚いた顔で良樹が立ち上がると猫の白猫が口を開いた。
「隼平が令和の戦士3人目だ」
「3人目?」
「命を失った倫太郎をあやねは戦士となり倫太郎を救った、隼平は」
「俺は渉に身体を奪われている良樹を救いたくて青い水晶に選ばれ戦士になった」
隼平が口にした後、良樹が口を開いた。
「渉がいないようだけど」
「命を奪おうとしたんだけど逃げられた」
隼平がそう答えると良樹が口を開いた。
「まだ生きてるのなら金水晶を探すために人々を襲うな」
「早く渉を倒さないと」
「そうだな」
そう口にした後、良樹は倒れた。
「良樹!」
「良樹!」
同時に名を口にすると隼平は良樹の身体を抱き起こし猫の白猫は近づいた。
「何で急に倒れたんだ」
「渉に身体を奪われたせいだろ」
隼平の問いに猫の白猫が口にすると突然、良樹が宙に浮いた。
立ち上がり隼平と猫の白猫が驚いた顔で見つめると良樹は宙に浮いたまま白水晶の中に入った。
「シロ」
良樹を見つめながら隼平が声をかけると猫の白猫も良樹を見つめながら口を開いた。
「心配しなくても大丈夫だ、白水晶に任せておけば良樹は目を覚ます」
「良樹」
「……」
隼平と猫の白猫が良樹を見つめる頃、渉は森林の中でうつ伏せで倒れていた。
「うう…」
目を覚まし身体を起こすと渉は立ち上がり声をかけた。
「隠れてないで出てこい」
「……」
隠れていた着物姿の女性が現れると渉は振り向き口を開いた。
「お前か俺をここに運んだのは」
「私と手を組まない」
「お前と」
「あなたと私の目的は一緒」
「……」
「あなたは良樹と金水晶を手に入れたい、私も良樹と金水晶を手に入れたい」
「良いだろ、お前と手を組んでやる」
そう言って謎の着物女性に警戒しながらも渉は着物女性と手を組んだ。
その時、猫の白猫が現れた。
「令和の戦士?…誰だ」
「……」
全裸姿の良樹を床に寝かせ隼平が振り向くと猫の白猫は驚いた。
「隼平!」
「この部屋は渉が作った部屋だ」
「その渉は?」
「攻撃したんだが逃げられた」
そう言って猫の白猫に背を向けると隼平は青い水晶の力を使って良樹の全裸に私服を着せた。
「この部屋を俺達の作戦会議室にしないか」
「ホテルで作戦会議をするとホテルで働いてる人達やホテルに来る人達に危険が及ぶもんな、良いんじゃないか」
「……」
無言で指輪に触れ隼平の変身が解かれホテルスタッフの服装に戻ると良樹が目を覚ました。
その後、良樹は身体を起こし隼平と猫の白猫に目線を向け声をかけた。
「隼平、シロ」
「……」
「……」
同時に隼平と猫の白猫は良樹に目線を向け隼平が口を開いた。
「目が覚めて良かった」
「どうやって鎖から解放されたんだ」
「これのお陰で俺は救われた」
そう言って左手の薬指にはめている青い水晶でできた指輪を見せた。
驚いた顔で良樹が立ち上がると猫の白猫が口を開いた。
「隼平が令和の戦士3人目だ」
「3人目?」
「命を失った倫太郎をあやねは戦士となり倫太郎を救った、隼平は」
「俺は渉に身体を奪われている良樹を救いたくて青い水晶に選ばれ戦士になった」
隼平が口にした後、良樹が口を開いた。
「渉がいないようだけど」
「命を奪おうとしたんだけど逃げられた」
隼平がそう答えると良樹が口を開いた。
「まだ生きてるのなら金水晶を探すために人々を襲うな」
「早く渉を倒さないと」
「そうだな」
そう口にした後、良樹は倒れた。
「良樹!」
「良樹!」
同時に名を口にすると隼平は良樹の身体を抱き起こし猫の白猫は近づいた。
「何で急に倒れたんだ」
「渉に身体を奪われたせいだろ」
隼平の問いに猫の白猫が口にすると突然、良樹が宙に浮いた。
立ち上がり隼平と猫の白猫が驚いた顔で見つめると良樹は宙に浮いたまま白水晶の中に入った。
「シロ」
良樹を見つめながら隼平が声をかけると猫の白猫も良樹を見つめながら口を開いた。
「心配しなくても大丈夫だ、白水晶に任せておけば良樹は目を覚ます」
「良樹」
「……」
隼平と猫の白猫が良樹を見つめる頃、渉は森林の中でうつ伏せで倒れていた。
「うう…」
目を覚まし身体を起こすと渉は立ち上がり声をかけた。
「隠れてないで出てこい」
「……」
隠れていた着物姿の女性が現れると渉は振り向き口を開いた。
「お前か俺をここに運んだのは」
「私と手を組まない」
「お前と」
「あなたと私の目的は一緒」
「……」
「あなたは良樹と金水晶を手に入れたい、私も良樹と金水晶を手に入れたい」
「良いだろ、お前と手を組んでやる」
そう言って謎の着物女性に警戒しながらも渉は着物女性と手を組んだ。
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