ドラゴン・ハンター

づぃぢーぁ

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 面影の無い屋敷の中を彷徨う事10分程未だに追いつかない思考に困惑しながら生きてるであろう三人を探す事にした。
 道を間違えたらしく大きな広場に出てしまうとなぜか一回り大きな扉だけが虚構の存在のように立っていた。おそらくだがここは玄関を入ったすぐの広間だった場所なのだろう。こうも面影が無いほどの事があったとなるとそのすさまじさが目に見えるってわけだ。

 ひとりでに扉が開くと腕に青い鎧を纏うだけの男が一人たっていた。

 「私は蒼い傭兵の一人名はブルディノ=オージャンというものだ」

 自分よりもたいしてかわらなそうな顔立ちではあるが顔のあちこちに傷が残っており男の青い目は死んでいながらも奥底で闘志を燃やしているようだった。
 突然挨拶されたものだから慌てて挨拶すると口の前に手を置きクスリと笑っていた。

 「ペトスの事だから何処かに隠しているんじゃないかと俺だけ残って正解だったな」

 どうやらこの男はあの女とそれから狼少年……あぁあのときの少年をそう呼ぶ事にしたんだ、なんでかは忘れたけど。
 危険を感じ一歩後ろに後ずさるとブルディノは手を振り。

 「大丈夫だ君が被害者なのは知ってるし僕達が嫌いなのも分かるけど、このままじゃ君は生きていけなくなる」

 なぜだか知らないがあの人たちは消えているしあのメイドもどこにいったのかさっぱりである。無傷で眠っていた事が奇跡に近いと思ってはいるがやはりここ数日の記憶が曖昧であたかも俺は忘れるように仕向けられているような気がした。

 「提案なんだけれどもしも僕達についてくるのであればそれなりの暮らしをさせて上げられる」

 「嫌だと断れば?」

 ブルディノは溜息を吐くと俺の目を見据えては腰にぶら下げた剣に手を握った。

 「少々手荒ではあるが君が生きれるように手配させてあげるさ」

 構えの姿勢を崩すとポケットから小瓶を放り投げると当然のごとく俺の目の前で割れる。中に入っていた液体が床にこぼれるが男が何をしたかったのかは到底理解しがたい。

 「コレだけは忘れずに覚えていてくれ、キツキという反逆者は捕まえたそのうちの仲間二人も同様に……これでクーデターは起こらずに済んだ、だからコレだけははっきりと伝えさせていただく君は一度死んでもらわなくては困るんだペトスの件があるからね」

 男の目は俺を殺しの対象としか見ていなかった。先ほどまでの優しさとは打って変わって違い黒いオーラだけを発していた。

 「これからは傭兵じゃなくて正式な騎士団に降格されるはずだ、だから部下の後始末はしっかりやらないと後々に響くんだ」

 刹那と同時に俺の首は切られた……
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