白の贄女と四人の魔女

レオパのレ

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女達のはじまり

20 血味

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 リースが思っていた通り、アインスはリースが買ってきた服について文句を言い、着ることを拒否した。

「こんな服を着るなら裸でいる方がいいわ!よくこんな服を買ってきたわね!美的センスを少しは身につけた方がよくてよ!それにこの袖は何?カボチャがくっついてるみたいじゃないの!」

 リースが買ってきた四着はどれも同じデザインのワンピースだった。…というか、この形のワンピース以外マーサの店にはなかったのである。マーサの店にあったワンピースはどれもランタンスリープと呼ばれる膨らんだ袖で、丈も膝が隠れるミディ丈だ。昔大流行していたのが売れ残ったのか、それともマーサの趣味なのかわからないがとにかく似たような形のワンピースしかマーサの店にはなかったのだ。

「だ・か・ら!これよりもマシな服、マーサの店には売ってなかったんだってば!そんなに文句を言うなら自分で買ってきたらいいじゃない!」

「こんな田舎の村でこの私が服を買っているところを、知り合いに見られたらどう責任をとるというのかしら?」

「…知り合いがいるの?」

 ジト目でアイリスに確認すれば、アイリスは気まずそうに咳払いする。

「………とにかく、私はこんなダサい服は絶対にいないから!」

 腕を組んで不貞腐れてしまったアインスに服を着させるのを一旦諦め、大人しく服を着た三人にリースは視線を向ける。

 カーテンワンピースのルルリアナに、布団ワンピースのツヴァイ、絨毯ワンピースのフィーアは…なんと!驚くことに似合っていた。壊滅的なセンスのその服も三人が着るとまるでパリコレのモデルが着てランウェイを歩く最先端のファッションに見えたのだ!

 確かにファッションショーって奇抜で、何でこれがいいかな?って服もあるもんね!と、リースは自分を慰める。

「さすが美少女たちは何を着ても似合うね!やっぱりモデルは服を選ばないとはこういうことを言うんだね!すごいよ、三人とも!自分に自信のない誰かさんは着れないみたいだけどね!」

「フン!」

 アインスは
リースを睨みつけるが、ないものはないのだから仕方ないとリースは真剣に相手をするのをやめ、買ってきた朝ご飯を食べ始めるのだった。

 アインスは絶賛不貞腐れ中なのでハンガーストライキの如くご飯を食べようとはしない。

 買ってきたパンはやはり思った通り硬くなっていて、顔を顰める。だが、アインス以外の三人はパンが硬いことについて誰一人文句を言う人はおらず、口の水分をひたすら奪うパンをリースも黙って食べるのだった。


 これしかなかったんだから、ここで文句を言ったらアインスと一緒になってしまう。

 フィーアは甲斐甲斐しくルルリアナにお世話をされていて、パンをまるで五歳の子供の様に可愛らしく両手で持って食べている。

 フィーアは依然と話さず、行動もまるで幼い子供の様だった。

 まだ、封印されている影響が残っているのが原因?それとも記憶がない?やはり何かしらの不都合?リースはあれこれフィーアについての可能性を考える。

 真剣に考えているというのにアインスの独り言兼小言が邪魔をする。

「なんで私がこんな田舎の店で売っていた服を着ないといけないわけ?だいたいこの服、防虫剤の匂いがしみ込んでいて、匂いも最悪だわ。それに色の組み合わせもあり得ない。紫とオレンジと緑だなんて!よくこれでタータンチェックにしようと思ったわね!生地の生産者は頭がどうかしていたんだわ!それを買って服を繕った製作者も製作者よ!それにルルリアナの服は何?レースってもっと繊細でただ穴が開いていればいいってもんじゃないのよ?穴の開いた布をレースというと勘違いしているのかしら?それに赫の花模様もそうよ。その花は絶対に洋服のためにデザインされた花模様じゃないわ!それと金の幾何学模様だって、まるで適当に三角と四角をつなぎ合わせただけじゃない!幾何学模様と言うのはもっと計算された模様のことを言うのよ!決して、こんな三角と四角の図形じゃないわ!もうとっととこんな村を出て、今度こそパリスタの街に行くわよ!」

「いいから少し黙ってくれない」

 そう言ってリースはアインスの口にパンをボスッと突っ込む。

これで水分の口の中の水分が奪われ、饒舌に話すこともできまい。シメシメ。

 ふがふがして大人しくなったアインスをリースは満足げに見つめるのだった。



―❅―❅―・―・❅・―❅―


 食事を食べ終え、いつの間にかアインスが服を身に着け五人の間に落ち着いた雰囲気が流れ出す。

 ルルリアナとフィーアは村の探索へと出かけてしまった。

 二人だけなのは少し心配だったが、ルルリアナとて魔法が使えるのだから大丈夫だとリースは自分に言い聞かせる。

「村の人たちが話していたんだけど、村の家畜がゴブリンに襲われて被害が出ているそうなの。ゴブリン退治した方がいいと思って」

「ゴブリンですって?私は絶対に嫌よ!臭いし、汚れるし、めんどくさいし!」

「あたしもゴブリン退治はしない!あいつら知恵は回るけど、すっごく弱いんだ。あたしは弱い者いじめはしないんだ。もっと強いモンスターとか倒したい!それこそ、そう!伝説のドラゴンみたいな!」

 ツヴァイが期待するようにリースを見る。すっごい目をキラキラさせてリースを見るのだ。

 リースは王立学院の騎士科で習った「魔物生体」の授業を思い出す。ドラゴンは小さなドラゴンでもSランクに分類される魔物だ。そんなSランクのモンスターはRPGゲームの序盤(はじまりの村)になんて出てくるわけがない。

「人助けしてもいいんじゃない?」

「人助けしたからと言って、何もとくにはならなくてよ」

「損得だけで人は生きられないでしょ?」

「でも、弱い魔物は気が乗らないんだ。ただ汚れて終わるだけだし」

「魔法で退治すれば服も汚れないでしょ?それこそ、火炎魔法で消し炭にするとか…」

「火炎魔法で消し炭?」

 ツヴァイがそれは思いつかなかったと言わんばかりに、目をぱちくりさせる。

「私、火の魔法はもう使わないって決めたんだ」

「それなら雷撃で消し炭でもいいわ」

「雷撃で消し炭……。うん、それならあたしやってもいいかも!」
 
 リースはこのときのことをこう振り返る。

 私は世界を破滅に導いた赫き魔女の力を侮っていたのだ。たった一人で世界を滅ぼしかけた赫き魔女の力は私の想像をはるかに上回っていた。
 
 この時の私に言ってやりたい。消し炭という意味は私と赫き魔女とでは認識の違いが遥かにあったのだと。彼女を軽く御せると思っていた過去の自分よ、彼女がなぜ赫き魔女と呼ばれ、人々から恐れら、ゲームの課金アイテムだったのかを考えろと。




―❅―・❅―・❅―❅・―



 村長の家を訪れ、ゴブリン退治の依頼を引き受けると申し出る。

 ルルリアナとフィーアはそのまま村長の家で留守番したもらうことにした。なぜなら、少しでも目を離すとフィーアがそよそよとどこかに行ってしまうからだ。

 村長さんが村から一時間程度歩いた森の奥にあるゴブリンの巣だという大きな、それこそドラゴンの巣のような大きな入り口の洞穴へと案内される。

「ゴブリンの癖にずいぶん大きな洞穴に住み着いているわね?こんな大きな入り口彼らには必要ないのに」

 リースのつぶやきに村長がこの洞穴はゴブリンが住み着く前からあり、そこに最近ゴブリンが住み着いたとのことだった。

 幸い周辺の村でゴブリンに攫われた女性は居ず、被害は村はずれに住む酪農家のリングルさん家の子牛が一頭だけだと話してくれたのだった。

 村長は案内を終えるとゴブリンが怖いのかそうそうに村へと帰ったいった。

「それではさっそく、ゴブリンを消し炭にしたやりますか!」

 弱い者いじめしたくないと言っていたツヴァイが張り切って一歩前へ出る。

「じゃあ、さっそくだけどリースの血を頂戴」

 そう、私と契約している魔女たちは私の血がないと魔法が使えないという設定なのだ。血が魔力の源という設定らしい。

 私は持っていた小刀で血糖測定をするときのような小さな傷を作る。ぷっくりと傷口から血か盛り上がり、表面張力で血が垂れることはない。

 アインスに血を分けたとき、少量だったにも関わらずアインスはあれほど強力な魔法を使い、ゲートまで使用することができたのだ。今回の、ゴブリン退治ならこのくらいの量で充分だろう。

「はい」

「えっ?これだけ」

「ゴブリンを退治するのに赫き魔女はもっと血が必要だってこと?そんなに心配なの?自分に自信がない?」

「別にそういうことじゃない!」

 そうけしかければツヴァイはゆっくりと私の指を口へ運び、私の様子を観察するように血を舐める。

 うわぁ…なにこれ、超エロい。

 リースの顔が恥ずかしさで真っ赤になっているのに対し、ツヴァイは舐めた血が気に入らないのか顔を顰めている。

「な…なによ!」

「……なんでもない。ただ、何かまずい」


「まずいってどういうこと?血の味なんて皆、一緒でしょ?」

「……それはそうだけど、なんかまずい。」

「魔法…使えないってこと?」

「そういうわけでないけど…なんというか、ねぇ」

 ツヴァイがアインスに同意を求めるが、アインスはツヴァイの言っていることがわからないようだった。

「そうかしら?私の体に流れた血は完璧だったと思うけれど?」

「う~~~~ん」

 ツヴァイが腕を組み、本格的に考え始める。

「もしかして、私が魔法を使えないから何か足りないって思うのかな?」

「「魔法が使えない?」」

 アインスとツヴァイの声が重なる。

 なんだよ、やっぱり仲良しじゃないか!

「魔法が使えない人の血でも問題ない?」

「お前、本当にじぶっ‼」

 話している途中のツヴァイの口をアインスが封じる。そしてコソコソと二人でリースに聞こえないように内緒話を始める。

「魔法が使えないと思っているのなら、そのままにしておいた方が私たちには都合がいいわ」

「それはそうだけど…でも、黙っているのは…」

「魔法を下手に覚えていると私たちが自由になった時厄介な相手になるわよ」

「…!そうだな、あれほどの魔力…私たちにも」

「ちょっと!二人でなにコソコソ話してるの?」

 二人はぎこちない笑顔を浮かべ、揃って「なんでもない」と繰り返している。

 こいつら…。本当に仲良しだな。

 じろりと二人の魔女を睨めば、二人は「さぁ、ゴブリン退治頑張るぞ!」「しっかりやるのよ」と言って洞穴へ体を向け魔法陣を展開させる。

 本当に、嫌な感じ!アインスとツヴァイのバーカ!

 ツヴァイの前に電撃を帯びた魔法陣が展開される。すると、いつの間にかツヴァイは雷でできた弓を持ち、矢を構え弓を弾く動作をし洞穴へと狙いを定める。

「待ってろよ、ゴブリンちゃん♪今、あたしがマル焦げにしてあげるからねん!」

 そのセリフとともにツヴァイの手から離れた弓は見る見るうちに大きくなり、丁度地球の電柱と同じくらいの大きさとなり洞穴の中へ光の速さで向かっていったのだった。

 洞穴の中が眩しく光りまるで雷が落ちったような地響きと少し遅れて雷鳴が鳴り響く。

 雷鳴からするとずいぶん洞穴は深いようだった。

「ふう、やっぱり魔法を思いっきりぶっ放つとスッキリするね」

 いい汗流した~と言わんばかりにツヴァイがかいてもいない額の汗をぬぐう。

 リースは目の前の景色が信じられんかった。

 洞穴の地面は高温の電撃で焼かれたため黒焦げになっており、まだ赤く燃えてる箇所もあった。更に大きな洞穴の岩には大きな亀裂が入りいつ壊れてもおかしくない状態である。

 こんな状態ではゴブリンが全滅したかの確認ができなかった。なぜなら洞穴にはいまだにびりびりと電流が雪崩れているし、高熱に赤くマグマになっている箇所まであったからだ。

 まぁ…ゴブリンの生き残りがいるとは思えないが…。

「念のため、もう一発いっとくか!」

「おバカ!もう十分だからやめなさい!」

 血豆みたいな血の量でこれほどの魔法が使えるのだから、絶対にそれ以上の血はあげないようにしようと誓ったリースだった。

 そして、ゴブリン退治の報酬に3万エピルを頂き、はじまりの村を後にしたのだった。

 ちなみにアインスのゲートで行ける場所は、なぜかはじまりの村とエギザベリア神国王都だけだった。

 そのため、五人は仕方なしに王都へと舞い戻ったのだった。アインスの物欲の強さにリースが負ける形となって…。





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